デジタル3ch テレビ神奈川

ホーム > 会社概要 > 番組審議会

番組審議会

放送番組審議会委員(2019年7月~)

委員長 山田一廣(ノンフィクションライター)
副委員長 布施 勉
委員
*五十音順
伊藤有壱(東京藝術大学大学院教授) 岡部伸康(神奈川新聞社 統合編集局長)
五大路子(女優) 四條信仁(神奈川県農業協同組合中央会常務理事)
白石俊雄 吉川知惠子(弁護士)


第399回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年10月15日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応 放送番組種別(2018年10月~2019年9月)

審議の主な内容
*視聴合評
『KICK OFF F・Marinos』毎週金曜 午後10時~10時30分 *9月27日(金)放送分

委員 特定のチームを対象とした番組なので、やはり地域テレビ局ならではの番組の作りになっていて、貴重な情報源になっているのだろうと思う。天皇杯鹿島戦の試合後のインタビューで、フォワードの選手から敗戦コメントを取っていたが、4失点だったので、ディフェンダーの選手のコメントがあってもよかった。マリノス通算1400点目の特別企画ということで、今年エースで活躍している仲川選手をピックアップしたのは、やはりファンの人は喜んだと思う。個人的には200ゴール目の松田選手など過去の歴史も見てみたかった。後半は、番組の翌日のリーグ戦解説ということで、やはり時間をかけてこれだけ解説を聞ける機会はないと思うので、試合が楽しみになるようないい内容だった。
委員 地元のサッカーとファンをつないでいる。テレビとこちらは遠いように感じられるが、それがとても身近に感じられる番組だと思う。「あまじゅん」は、最初「なんだろう?」と思ったが、見ている人たちがサポーターであれば、とても喜ぶだろう。
委員 選手の名前が見にくい。特にマリノスは紺地に白だが、字が同じだし、番号も一緒。鹿島の方が白地に黒なので分かりやすいが、番号と名前のどちらかを細字にするとかしてほしい。下も無地を使って配色を考えたら分かりやすいと思った。1400得点の歴史があったのは知らなかった。子どもが最初に出てきたが、もう少し子どもの声を多く紹介してもらいたかった。
委員 安心してファンが楽しめる時間だということがとても伝わってきた。その分初めて見るとか、知らない方にとってのアピールはもうちょっとあってもいい。タイトル系に関しては、トリコロールカラー、チームカラーを生かしながら、テロップなどのバランスは良かった。インタビュー等のコメントテロップが出ている時といない時があったが、どういう基準で有り無しを決めているのか。サッカーに対して、強烈にファンというわけではないが、やはり見るともっと知りたいなという気持ちにさせてくれる。外部の小山愛理さんを起用された理由を教えてほしい。ムードメイキングや情報のリズムの作り方が上手だった。
委員 放送の主な内容を事前に表示したのは、情報番組として押さえていると思った。小山さんは良いとは思ったが、このサイン会で紹介している協賛企業名が聞き取れなく、もう少し滑舌良く、聞き取れるようにお願いしたい。中学生3人のエールも印象的だったが、せっかく若い3人の男の子なのにボソボソっと揃っていなかった。ディレクターが事前の盛り上げをしてほしい。天皇杯4回戦のダイジェスト解説、映像は非常にコンパクトで良かった。波戸さんは、やはり解説者としてはまだしゃべりが硬い印象で抽象的。せっかく解説なので何か具体的に提示してほしい。
仲川選手の開幕戦からの10ゴールを振り返ったのは、どれも見応えがあり、番組を見ているサッカー少年たちも興奮したのではないか。次節展望は、せっかくボードにフレキシブルなネームプレートを使っているのにとても見にくいのと天気予報みたいに棒で指しているだけ。ボードを使ってダイナミックな解説をしてほしい。人気コーナーだという選手の私服紹介は、タイトル名がなぜ「きょうのあまじゅん」なのか。もっと私服拝見とかファッションチェックとか分かりやすい方が疑問に思わなくていいのではないか。
委員 ただ試合がどうなったというのだけではなく、それなりにそこに見られるストーリーがあった方がいいのではないか。一般論としては、非常に多様な人が見ているということを前提にして、中高年の人たちも漠然と見ているが、結構面白かったなという部分をどうやってインプットするかということも大事。テクニックの問題、サッカーに集中しすぎているのではないか。
委員 球筋はカメラのロングの方が分かりやすいが、ゴールする瞬間などはもっと寄って迫力のある画面を演出してほしい。ラグビーとは性質の違うスポーツ。ただしサッカーからラグビーが生まれている。そういったことを見ると、この番組は確かにマリノスのオフィシャル広報番組ではあるが、サッカーの裾野を広げようという番組からはちょっとまだ物足りない面がある。今ラグビーがここまで人気を得てきて、そこにサッカーがどの程度まで太刀打ちできるかということも考えなければいけないと感じがしているが、その辺を教えていただきたい。マリノスと話し合って番組を作ってきたということだが、具体的にどういうことなのか。長く続くということは大変良いことなので、これからもいろいろ切り口を変えて、番組制作をしていただきたい。
委員 今回はチームのリーグ戦通算1400ゴールにちなみ、そのゴールを挙げた仲川輝人選手が自ら選んだ「今シーズンBEST GOAL!」が好企画。サッカーの華、ゴールシーンを本人の解説付きでたくさん見られて楽しかった。面白かったのは9ゴール目のヘディングシュート。仲川選手が「得意のヘディングで」のコメントをした時に、スタッフが「得意の?」と突っ込み、「珍しいゴールです」という笑顔のコメントを引き出した。仲川選手がヘディングシュートをめったにしないのはファンなら誰でも知っていることだから、ここでせっかくのコメントを流してしまうとがっかりされかねないところ。おかげでプレースタイルも人柄も伝わるいいシーンになった。同様に、松原選手の真面目なコメントの最後に、ひげについて尋ねていたのもファンの疑問に応えていて、番組らしさがよく出ていたと思う。波戸さんは点を取るポジションではなかったが、マリノス所属時代に1ゴールだけ挙げている。リスペクトという意味も込めて、その唯一の得点シーンをメモリアルゴールが出る度に流してもいいのでは。この番組はマリノスファン以外の方がどれだけ見るかというと、なかなか厳しい感じ。マリノスを応援するスポンサーや商店街などを紹介するコーナーがあれば、その回をきっかけに番組に親しみが出るように思った。番組とクラブの連携でさらに横浜、横須賀、大和のホームタウンを盛り上げていってほしい。
tvk Jリーグが発足する前の日産サッカークラブ時代から、今に至るという非常に歴史のある番組。それだけサポーターの方々の熱意も感じながら番組を作っている。
仲川選手の特集は、急きょお願いしてコーナーを作った。確かに映像等は見せるべきだった。ボード解説のマグネット等、サッカーのピッチのデザインがいいということでやっているが、文字等も含めて検討していく。テロップのコメントフォローについては、基本的にはあまり入れないように心掛けている。文字にするとニュアンスが変わってきたり、文字だけ切り取られたりしまう恐れもある。聞きづらかった時には、入れるようにはしている。松原選手のひげのところは、真面目な話ではなかったので、あえてバラエティっぽく付けた。小山愛里は、20人でオーディションして、どちらかというとサッカーがあまり詳しくなくて、ナレーションなどが聞き取りやすかったので起用した。彼女も苦労したと思うが、やっと5年目になりましてアドリブもできるようになり、尺も少し管理できるようになってきたかなと思う。波戸さんは、現役時代は人気の選手で、今はクラブのアンバサダーを務め、クラブからも信頼されている。確かにしゃべりはうまくはないが、いろいろな深いところを考えているし、視聴者からの人気など総合的に考えて起用している。私服紹介の「きょうのあまじゅん」、天野純という選手が主力選手でいたが、彼がいつもジャージばかりなので、私服を紹介するコーナーをやろうということで。ただその張本人が、今年6月にベルギーに移籍をしてしまったが、とりあえず継続している。
試合後のインタビューは、選手のメンタルや気持ちも加味して、広報と話をするが、「失点してしまったのでディフェンダーはしゃべりづらいのでやめよう」というやりとりはしている。
コアな視聴者が喜ぶような作りをしながら、もっと広くファンを広げていくことを考えているが、今はバランスの中で、コアなふうに向いているように見えるかもしれない。サッカーかラグビーかということよりも、地元のスポーツがサッカーもラグビーも当然野球もだが、全部が盛り上がっていけるような提案をしている。
マリノス側とは、主に収録後に翌々週ぐらいまでの番組のすり合わせ、選手のスケジュール、イベント、練習のスケジュール等を教えていただき、移籍、加入関連も連携を図り、情報を出している。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 五大委員 四條委員 白石委員 吉川委員
tvk 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 壷阪敏秀編成局長
近藤和之編成部長 角田光広報道制作局次長 高橋桂祐プロデューサー

次回視聴合評番組
「あっぱれ!KANAGAWA大行進」毎週土曜 午後8時55分~


バックナンバー