
長野生まれ 大阪・奈良育ち 葉山町在住
抗がん剤治療による脱毛や外見の変化などの副作用、がん患者の抱える心理的不安を少しでも軽減しようと、7年前から療養生活中にかぶることが出来る帽子を一つ一つハンドメイドで仕上げるデザイナー。
きっかけは7年前、自身が乳がんという診断を受け、手術のため入院。抗がん剤治療には至らなかったものの、そこで目にした光景に衝撃を受けた。
「医療はこれだけ発達しているのに、心のケアをしてくれる帽子がない。」
神戸の大手アパレルメーカーに20年以上勤務していた経験を活かし試行錯誤。
「笑顔、希望を持って欲しい」そう願って今では6,000人の患者に手作り帽子を届けている。
山崎さんのハンドメイドハットHP http://www.netstyle.org/hat/index.html まで
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自らの体験を包み隠さず話してくれた山崎さん。
今では、明るくおしゃべりで前向きな彼女も、ガンを告知されたときは、「何で私なの?」と3ヶ月間泣いて過ごし「どん底だった」といいます。
その時に支えになったのは、周りの人々と希望という支え。
その経験があるからこそ、この帽子が患者さんの希望になってくれれば嬉しいと話します。
「抗がん剤治療をしている患者さんたちは、自分にあう帽子を探すために、50個も60個も持っている人もいる。ガンというだけでもどん底なのに、それをケアしてくれるものが世の中にないってことに驚いたんです」といいます。
タオル素材を使った「フルフル帽子」、手ぬぐいから着想を得た「バンダナ帽子」
少しでも快適に、そしてお洒落に過ごせるように、素材・柄・形などを含め、100種類以上の帽子がある。髪の毛が抜けるとサイズが変わるため、注文の際には頭まわりのサイズとともに「抗がん剤前・中・後」などを明記。
こういうものが欲しいという要望があれば、すぐに形にするそうです。
原動力は、患者さんからのメールや手紙。
「この帽子と出会って、旅行に行けるようになりました」
奥様にプレゼントした男性からは「鏡を見て、妻が笑うようになりました」など、本当に沢山の声が届いています。
「今までの人生も経験も、もしかしたらこの帽子を生み出すためにあったんじゃないかと思うんです」と使命感を持って前に進む山崎さんを、本当に素晴らしいと思いました。

