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車 種 : スバル NEWレガシィ 放送日 : 2003年7月7日
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出演者 : 富士重工業株式会社 スバル商品企画本部 プロジェクトゼネラルマネージャー 増田 年男
    スバル技術本部 車両実験総括部 主査 荻原 浩
    
試乗車:スタジオ車  スバル レガシィツーリングワゴン 2.0GT(5A/T)
Specifications 
全長   4680mm
全幅 1730mm
全高 1470mm
ホイールベース2670mm
車両重量1460kg
エンジン水平対向4気筒DOHC ツインスクロールターボ
総排気量1994cc
最高出力 260/6000(ps/rpm)
最大トルク35.0/2400(kg・m/rpm)
トランスミッション 5A/T
車両本体価格 295.0万円
燃費(番組測定値)8.6km/L
騒音(番組測定値)65dB
 開発者コメント
 NEWレガシィの目指したもの、それは14年の歴史、72万台の保有ユーザーに支えられて今日のレガシィがあります。
色々なレガシィユーザーの皆さんの声を聴きました。 多くの声が、安心して走れることへの満足感でした。
そして、レガシィユーザーの期待に大きく超えて応じること、驚きを与えたいと考えて、レガシィの目指す方向性としました。

 4代目レガシィは 「走りと機能と美の追求」 を旗印に、高速域だけでなく、常陽域・日常の使い方の中で走っても楽しい。
止まっていても座っているだけでも感じるものがある。 眺めているだけでもうれしい。 勿論、操ることも最大の喜びを感じる。
そういった仕様やスペック性能を超えたエモーショナルな 「感動性能」 を提供することを目指しました。

 車両のまとめる上での判断基準は数値目標だけでなく、「愉しいか、美しいか、感動を呼び起こすか、体で感じるかどうか」 です。 特に、将来に亙る環境性能、ドライビング環境への対応として、新たに質量開発を柱とする性能改善と軽量化に取り組み、日常の使い易さ、実用燃費、排ガスなど環境対応と世界基準の安全対応をレガシィトータルパッケージとしてまとめあげました。

 NEWレガシィ、感性や五感の領域にまで昇華した 「感動性能」 を是非ご体感頂きたいと思います。

 三 本 短 評
三本和彦 の ワンポイント
 「グランドツーリングカーの資質」

 今回で4代目となるレガシィには
普通のセダンもあるが、歴代に渡りなぜかワゴンの方が売れているという不思議な車。

 メーカーのコンセプトでは 「グランドツーリングカーの資質」 をさらに高めたとコメントしているが、
このレガシィを通してグランドツーリングカー(GT)とはどんな車かを検証したい。


試乗コメント

○ 高速道路 (雨天)

三本流GT論
 「長旅車」。 だから、長い旅をしても心地よく、次の宿屋に約束の時間までに着けるスピードの出る車。
そして何よりも長旅をしていて楽ができる車をGTという。

外観の印象
 スバルの連中は余程このレガシィの顔つき、体つきが好きなのでは、だからあまり従来型と比べてイメージを変えていない、しかし気に入らないのはターボモデルのボンネットに飛び出したインタークーラー用の空気取り入れ口、
これは野暮だからもうやめた方がよい。 他にも空気を取り入れる方法は幾らでもある。

内装の印象
 今までより幅が広くなった(約3p)からその分、室内が広くなったかといえばそうでもない。
側面衝突の強度を上げるために全副を拡大したのでは。
シートは贅沢な本革仕様だが、私の体格(体重80s位)では、すこしシートの幅が狭い感じ、あと20o欲しいと思うがその他のしつらえは悪くない。

進化したフラット4
 従来のツインターボからシングルターボに変更された。 このシングルターボは空気の導入口を2本にして、
うまく出力を取り出している。 同じエンジンを長年研究し続けた成果がよくでている。

AWDシステム
 駆動配分を後輪よりにセッティングしたフルタイム4WDは直進性に優れ、よい出来のものだ。

新開発5AT
 多段のトランスミッションのほうが良いに決まっているがレガシィの場合5速目のギア比と従来型の4速目のギア比がほとんど同じでその途中のギアがクロスレシオに設定されている。 この場合、各ギアの繋がりが良いので、
加速の力強さなどには威力を発揮するが、燃費の面では5速めのギアがエンジンの回転数をもうすこし低くなるように設定したい。 しかし、スバルを取り巻く人たちはスポーティーでがむしゃらに走るということが好きな人たちが多いのでどうしてもこうなってしまう。
                     (5速 100q時 2400rpm)

4代目の進化度
 先代までのレガシィと比べれば、今回のレガシィは数段進歩している。
おそらくは今年、発表された継続モデルの中では、このレガシィの進化度が一番高い。
全体的に良くまとまったと思うが、ハンドル径をあと20mm大きくすれば男性には握りやすいと思う。


○ 山坂道

ドイツ風足回り
 今度の足回りはしぶとさもしなやかさもあり良い、僕はこういう足回り好き、随分ドイツの車に憧れながら
修正していったと思う。 ブレーキは従来型より要求踏力が少なくて済む様になった。 これで不足はない。

山坂道とAWD
 雨天時で滑りやすい路面では加速も制動も4輪が駆動していたほうが扱いやすい。

山坂道とターボエンジン
 従来のツインターボのような 「ドッカン」 という加速が無くなり扱いやすい。
それでいてパワー感はツインターボと比べて不足は感じられない。 これで燃費がよければ・・・。
しかし私個人はNA(ノーマルアスピレーション)の方が好き。


○ まとめ
 4代目のレガシィ。 外から見ると従来型によく似ているが少しふっくらとして顔つきも変わった。
この車が 「GT」 に適しているかといえば合格点をつけられる。 従来型と比較しても足回りはしなやかに
トルクの出方もずっとしなやかになった。
出来れば今までどうり1700o(5ナンバーサイズ)の幅で出来上がれば良かった。

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