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車 種 : 日産 プレサージュ 放送日 : 2003年8月18日
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出演者 : 日産自動車株式会社 商品企画本部 商品企画室
チーフ・プロダクト・スペシャリスト
西尾 廣基
    
試乗車:  プレサージュ X 3500 4WD(CVT)
スタジオ車:  プレサージュ V 2500 2WD(4A/T)
Specifications 
全長   4840mm
全幅 1800mm
全高 1685mm
ホイールベース2900mm
車両重量1690kg
エンジンQR25DE型 直列4気筒DOHC
総排気量2488cc
最高出力 163/5200(ps/rpm)
最大トルク25.0/3600(kg・m/rpm)
トランスミッション 4A/T
車両本体価格 213.0万円
燃費(番組測定値)7.1km/L
* 試乗車の10・15モード燃費は9.1km/L
騒音(番組測定値)63〜64dB
 開発者コメント
 全く新しいミニバンに生まれ変わった新型プレサージュについて紹介いたします。
新型プレサージュは3つのアピールポイントが特徴です。

 1つ目は 「簡単、らくらくシートアレンジ」 です。
サードシートをワンアクションで床下に格納が出来る機能、及びサードシートへの乗り降りを助ける
セカンドシートリモコンウォークイン、さらにキャプテン/ベンチシートが両立するセカンド横スライド機能を採用し、
使い勝手のよいシートアレンジを実現しています。

 2つ目は 「快適なロングツーリング性能」 です。
高い性能の2.5L 3.5Lエンジンを設定し、操縦安定性と乗り心地の両立を図ることで、
ドライバーには快適な走りを、乗員には滑らかな乗り心地を提供致します。

 3つ目のアピールポイントは 「奥様にもうれしい機能」 です。
狭い場所で、荷物の出し入れが簡単なバックドアガラスハッチ、
後席への乗り降りを大変楽にしてくれる両側スライドドアで低い床、
運転席から見ることが出来ない左側前輪部分を車内のモニターに映し出すサイドブラインドモニター、
臭いを吸着/分解する布地を採用した消臭シート、豊富な収納スペースなど
実用性の高い装備を効果的に採用し、日常における使い勝手を大幅に向上させています。

 勿論、安全性能、環境への対応についてもトップクラスを目指しました。
数多くの方々にこのクルマの良さを体感して頂きたいと思います。

 三 本 短 評
三本和彦 今日のワンポイント
 「みんなが使えるミニバン」

 2代目となったプレサージュは人間が沢山乗る、荷物を沢山載せるといった機能が誰にでも簡単に出来るというのがコンセプト。 果たしてそれはどんな風に造っているのか検証したい。


試乗コメント

○ 高速道路

プレサージュとは
 初代のプレサージュはあまりパッとしたところが無くて、他のメーカーに有るカテゴリーのクルマを
ただ造ったという感じだったが、
2代目となる今回のモデルはなかなか気合いを入れて造ったモデルと言える。

VQ35DE
 V6エンジンの中では世界で最良のエンジンでは、まだあと5年位は古めかしい印象なく使える
エンジン。 日産の傑作。 静粛性、スムーズさ、トルクの出方なども問題ない。

エクストロニックCVT
 この種の大柄なボディをもち重量があるクルマは燃費やスムーズな加速の面で無段変速の
トランスミッションが良い。 100km時4人乗車でのエンジン回転数は2000回転以下。
足回りについてもこの種のクルマで敏捷な走りは無理でロールもあるが感心するくらい
直進性の良いクルマだ。

内装
 シート(運転席)はサイズがタップリしていてよい。 ただ、左右幅と比べて丈が短い印象がある。
2座、3座については3座はどちらかというと子供がのれば不満のでないもの。
2座はほとんど第1席目と同じ形状のシートだがもう少し大きめのサイズが好ましいのでは。

 頭上高は割合に低い印象だが床が低く平らなため十分な空間が有りなおかつ低くボディを見せるなかなか基本技術の高いものだ。

外観
 凡庸。 この種のクルマとしてはどれもこれも似たようなものでこれが日産のプレサージュだという
アピールの様なものが無い。

 仕掛けを細かく見てみると日産だけが持っている技術や機能がたくさんちりばめてあるのにそれが外観からは分からないのが残念。

両側スライドドア
 フランス人の言葉に 「乗せられる人の数だけドアはあるべきだ」 という台詞があるが、
本来どの座席に座るにもだれの邪魔をせずに乗り降りができなければならないと思う。
両側スライドドアは当たり前だ。

全幅
 日本で売るならば、1800mmという幅は広すぎる。 その点からこのクルマは中国や米国など
他の市場も狙っているのかもしれない。

○ 山坂道

第一印象
 3.5LのV6エンジンが山坂道でありがたいのはトルクが大きく、ほとんどなんのストレスもなく登ることができる。 無段変速機と組み合わせも良い。

 ロールはかなりあるがクルマの頭が振られてゆらゆらしたら減速をするという
警戒警報がわりにすればよい。

センターメーター
 意外に好き。
しかしメーター全体に視認性がよいかと言えばそうでもない、もう少し大きいサイズがよい。

視界
 この種のクルマでは比較的車高が低いが視界は良い。 理由としては
ウエストライン(ボディ横の窓の下のライン)が低いので左右の見切りがよいことだと思う。

ブレーキ性能
 日産もブレーキにはなかなか良いものを持っているが、ペダルの踏みごたえや制動力と
踏力の相対関係は悪くない。

ダンパーの味付け
 山坂道でもスムーズでフラットな乗り味は失われなくてよいがちょっとゴツゴツ感が残るのが
気になる。 4WDが影響しているでは? 2WDのような乗り味が欲しい。


○ まとめ
 印象が薄かった初代に比べて2代目は随分はっきりしてきた。 これはトヨタのエスティマの
対抗馬となるのでは。
暫く苦難の道を歩いて来た日産の人たちはちょっと贅沢を忘れてしまったのかもしれないが、
少し物足りない印象ではあるが狙い目はなかなか良くて、足回りの設定なども日産独自のよいものをもっている予感がする。

 このクルマは様々な特徴を持っているが外観から見る特徴は背が低いことくらいであとはありがちなものになっているのが残念だ。
しかし日産の技術というものを少し垣間見ることができて今後が楽しみだ。

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