| 試乗車・スタジオ車: |
アルファード ハイブリッド Gエディション(CVT) |
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| Specifications |
| 全長 | 4840mm |
| 全幅 | 1805mm |
| 全高 | 1935mm |
| ホイールベース | 2900mm |
| 車両重量 | 2010kg |
| エンジン | 2AZーFXE型 水冷直列4気筒DOHC |
| 総排気量 | 2362cc |
| 最高出力 | 131/5600(ps/rpm) |
| 最大トルク | 19.4/4000(kg・m/rpm) |
| トランスミッション | CVT |
| 車両本体価格 | 412.0万円 |
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| 燃費(番組測定値) | 11.0km/L |
| 騒音(番組測定値) | 64dB |
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| 開発者コメント |
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結論から申し上げますと 世界的にみてこれだけ高いレベルのクルマはまずあまり存在しないと思います。 理由は3つあります。
一つ目はまず環境対応。 きわめてクリーン、いわゆる超低排出ガス車です。 結果として10.15モード燃費は17、5q/Lを実現、満タンで1000q以上はしることができます。
二つ目は安定した走行性能です。 例えば氷の上、滑りやすい路面などでこの車についてこれる車はあんまりいないと思います。
3つ目は従来の車では体験できない非常に便利な使い方が出来ることです。 この車では車内外でAC1500Wの電気を使うことが出来ます。
以上の3点です。
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| 三 本 短 評 |
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三本和彦 今日のワンポイント 「進化するハイブリッド」
このタイプの車でトヨタは既に 「エスティマ」 をハイブリッド化させているが、この 「アルファード」 では さらに進化させている。 その進化度がどんなものなのか注目したい。
試乗コメント
○ 高速道路
アルファードにハイブリッドを設定した理由
日本のトップメーカーとしてトヨタは排気ガスがクリーンで低燃費、かつ上等な印象の有る車を作る使命があることと、ハイブリッド化を押し進めるという理由からアルファードにもハイブリッドを設定したのでは・・・
ハイブリッドシステム
このハイブリッドはエスティマとほぼ同じ成立のさせ方をしている。 フロントにエンジンを置き、前輪を駆動する。 そのエンジンの補助機関としてフロントモーターが付いている。 このモーターは動力源だけでなく発電にもつかうことが出来る。 また滑りやすい路面や急な加速が必要な時などはリヤモーターも駆動し後輪を回転させてテンポラリーの 4WDとして動力を補う。
エンジンは130馬力ほどで大した出力ではなく、2トンの車重を引っ張るために俊敏な走りは出来ないが、穏やかでトルクのある走りが可能だ、緩い下り坂ではエンジンの負担が軽くなるのでモーターは動力源ではなく発電に使われる。 また登りになると瞬時に二つのモーターがエンジンを助ける。 なかなか高等な技術を用いている。 そして補助機関としてモーターが回り始めた時も違和感などは全く感じない。
外観
アメリカ人好みの怖い顔になった。 もっとエスティマのようなスマートな印象のデザインのほうが良かったのではと思うが、この種の車はデザイン全体から凄みが出ていないと認めてもらえないようなところもあるのではないかとも感じる、しかし乗ってみると実に穏やかでインド象のような印象がある。
内装
問題なし。 舵の取り戻しもかなりしっかりと直進を取り戻すことができる。
内装
随分立派なもの。 本来この車の特性から言えば、贅沢なものよりももっと合理的な印象のほうが良かったと思うが、日本の消費者全体がこういう贅沢感を望んでいるからこういうしつらえになったのでは、 あと気が付いたことは物入れが多いこと。
SuperCVT
良くなった。 CVTを知能化すると人間のフィーリングと違った印象になって気持ち悪く場合があるが、 これはそんなことはない。
頭上高
広い。 それでもこの頃はいたずらに頭上高の高い車から、程良い高さに下がってきている。 スライディングルーフ付きだが気持ちの良い空間を確保している。
「完成車」
私がかつて乗っていた初期のプリウスは 「発展途上半電気自動車」 という印象があったが、 これは 「完成車」 に近い印象がある。 電気を使っているからといって特に扱いが面倒くさいということもなく、ガソリンエンジンが非力だからといって車が走らないといったことはない。 このアイデアは悪くないと思う。
○ 山坂道
第一印象
CVTはトランスミッションが忙しくならないのが良い。 一定の音で登りが急なるとエンジンの動きが闊達になって音だけが大きくなるというのは現代的で良い。
ブレーキ性能
ブレーキペダルを踏んでやればその踏力に応じた制動力が出てくるという印象はうまく表現してあるし、ごく普通の乗用車と同じようにペダルに入力してみても不自然感はないし、ブレーキの不足も感じない。
良い点・悪い点
良い点は、高級感のある乗り心地。 ネガティブとしては瞬間加速をするときに、俊敏性に劣るということ、 また車重の関係からか、ハンドルの操舵感がトヨタの車の中では少し重い方だと思う。
○ まとめ
自動車は排気ガスに苦しんだり、音に苦しんだりしてきたが、このハイブリッドシステムは 「空きっ腹に飯」 ほどは効かないが、こんなカタチで車が発展していく予感はする。 まだ値段は高いが工夫は色々でモーターの性能もだんだん上がり、エンジンもガソリンエンジンより燃費やCO2の面で優れたディーゼルエンジンを使う将来もそんなに遠くではない。
そういうことになるとこの種の車が日本の異常気象を幾らかでも良くするかもしれない。 とにかく自動車はただ 「走り」 「曲がり」 「止まり」 「乗せる」 という性能の他に 「社会を苦しめない」 という 性能も要求されるようになった。 そんな中でこのハイブリッドはひとつの鍵になるかもしれない。
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