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車 種 : スバル レガシィ アウトバック 放送日 : 2004年3月1日
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出演者 : 富士重工業株式会社 スバル商品企画本部
プロジェクトジェネラルマネージャー
増田 年男
    スバル技術本部
車両研究実験統括部
荻原 浩
    
試乗車・スタジオ車:  スバル レガシィ アウトバック3.0R(5速AT)
Specifications 
全長   4730mm
全幅 1770mm
全高 1545mm
ホイールベース2670mm
車両重量1510kg
エンジンEZ30 水平対向6気筒DOHC
総排気量2999cc
 最高出力 250/6600(PS/rpm)
 最大トルク31.0/4200(kg・m/rpm)
トランスミッション 5速AT
車両本体価格 300.0万円
燃費(番組測定値)8.8km/L
(10・15モード走行 11.6km/L)
騒音(番組測定値)65〜66dB
 開発者コメント
 スバルには、いつも新しい提案、新カテゴリー車創造の歴史があります。
世界に先駆けて94年にスバルが提案し続けてまいりました 「クロスオーバースポーツ」 コンセプト。
北米や豪州市場を中心に 「レガシィ・アウトバック」 が好評をもって迎えられています。
最近では、欧州メーカーからも、相次いで参入を呼び、新たなマーケットを開拓しています。

 ここ日本では、導入当初グランドワゴンに始まり、ランカスターシリーズを経て、3代目となる今回、北米や豪州で評価を頂いているアウトバックと名称を統一し、スポーティーなアウトバックとして生まれ変わりました。

 もっと一体に、もっと楽しく、たとえ10mmでも車高を下げたい。 そう決心したレガシィパッケージング。
その一つに、アウトバックをよりスポーティーに生まれ変わらせること、さらに、走りのフィールドを広げたアウトバックを実現したかったという想いがありました。
最低地上高200mmのロードクリアランスがもたらす、スタイリッシュな外観からは想像できないラフロード性能と
一段とポテンシャルを高めたオンロードの軽快な走り、様々なシーンでトップレベルのポテンシャルを発揮、日常の生活シーンの中で一歩踏み込んだ世界が広がります。

 オンロード性能にラフロード性能を加えたクロスオーバーから、さらに、軽量化技術やエンジン、
シャシパフォーマンスがもたらす、あらたなデュアルモードスポーツへと進化を遂げました。

 世界中の街並みに溶け込むレガシィに、高めの乗車姿勢、アイポイントからひろがる世界、ゆとりを感じ取れる
たたずまいなど、アウトバックコンセプトをお感じ頂けるものと思います。

 三 本 短 評
三本和彦 今日のワンポイント
 「道を選ばぬ高い走破性」

 レガシィ・アウトバックはシリーズの中で道を選ばずに走れる車。 例えば、舗装道やグラベルロードなど様々道に対応できる能力を持つ、SUVとステーションワゴンの特徴を合わせ持った車。
このアウトバックのコンセプトが市場に支持されて、アウディもボルボも同じ様なコンセプトの車を
開発した。 今日はこの車を検証したいと思う。


三本試乗コメント

○ 高速道路

アウトバックとは
 レガシィのワゴンをベース大きなタイヤを履かせ、それをクリアーする為にフェンダーを膨らませて造ったクルマ。 普通の乗用車だが、最低地上高200mmと、XC(クロスカントリー)4WDに近い
かなりの走破性を確保している。

水平対向6気筒
 4気筒のエンジンと比べてシリンダーの数が増えると瞬発力に欠ける傾向があったが、
今の技術ではそういったことはなくて、6気筒にしたことでトルク変動の少ない、静粛性の高い
エンジンとなった。 水平対向の6気筒エンジンを量産しているメーカーはポルシェと富士重工だけが、まずまずの出来だ。 5速のATトランスミッションとの組み合わせもなかなか良い

サスペンション
 55%の扁平率で17インチという接地面がシビアなタイヤとのマッチングでは道路の細かい起伏を拾ってしまうのがちょっと気になる部分。
しかし、そのセッティングがハンドリングに効いていてシャープな印象で舵を切ることが出来る。

インテリア
 昔からスバルの内装はコンサバティブな印象がある。 もうすこし冒険しても良いのでは。
頭上高などは十分確保されていて座高92pの僕が座ってもコブシが2つ入る。 これは後席も同じ。

ボディサイズ他
 いい車で欲しい車だが、私、個人が使うにはサイズに難がある。 値段はAWDでこの値段ならば
適当では。


○ 山坂道

山坂道とボクサー6
 3.0リッターエンジンのトルクの厚さと乗り味の重厚感が感じられる。 しかし4気筒エンジンが持つ
軽快感はない。 どちらが良いかと言えば私は6気筒エンジンのトルクの出方が好きだ。

サスペンション
 タイヤのせいかもしれないが1人、2人乗車の場合すこし細かい微振動が出る。
ハードでマッチョな印象はよいがもう少し足まわりの気持ちよさを追求した方が良い。

AWD
 私も随分長い間(20年近く)、フルタイム4WDに乗って来たが、
良くできたフルタイム4WDの自動車というのは何物にも代え難い。 安定した走行が可能だ。

低重心の恩恵
 水平対向エンジンのメリットで明らかに重心位置が近い感じがする。
シャープなコーナーに進入しても低重心の恩恵でロールなどはほとんど感じない。

ブレーキ
 要求踏力は少ないが効き味にメリハリが足らない。 強いブレーキを踏んだ時にはギューッと
締め上げるような感じで普通にブレーキを踏んだ時には予想通りの減速をするのがブレーキの使命だと思う。 だが、国産車のブレーキとしては悪くはない。

その他
 相対的には悪くはない。 300万円という価格でこの性能と機能は買えない。 アウディクワトロが
強敵だと言っている理由がよく分かる。


○ まとめ
 「アウトバック」=外遊びの車と言う意味だろうか、乗用車風に仕上がっているが実力はSUVに
近い。 山野を走りどこでもパーティが出来るというのがこの車の特徴だ。AWDで値段は300万円の車でこの位の機能と性能を持っているのは世界広しと言えどもちょっと見つからないだろう。

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