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「トヨタ・ポルテ」 放送日 : 2004年8月29日 Back
出演者 : トヨタ自動車株式会社 第2トヨタセンター チーフエンジニア 杵築 邦昌 (キヅキ クニヨシ)
試乗レポート   (モータージャーナリスト) 牧野 茂雄
    
試乗車:  トヨタ・ポルテ 150r(4速AT)
スタジオ車:  トヨタ・ポルテ 130i Cパッケージ(4速AT)
Specifications 
全長   3990mm
全幅 1690mm
全高 1720mm
ホイールベース2600mm
車両重量1090kg
エンジン水冷直列4気筒DOHC
総排気量1298cc
 最高出力 87/6000(PS/rpm)
 最大トルク12.3/4400(kg・m/rpm)
トランスミッション 4速AT
車両本体価格 149.1万円
(消費税込み価格)・・・・・
燃費(番組測定値)14.3km/L
(10・15モード 16.0km/L)
騒音(番組測定値)69dB
 開発者コメント
 ポルテの開発にあたりましては実際にお使い頂く方々のライフスタイルや生活シーンを分析し、どうしたら
もっと快適に使って頂ける車になるか徹底的に追及し新たな発想を得ました。 それは、家からの発想です。
家の玄関は家族や友人、手荷物もなんでも自由に出入り出来ます。
家のリビングは自由に動き回れてくつろげる空間です。

 これらを車に取り入れることが出来ればカーライフをより快適により楽しく出来ると考え、開発コンセプトを
「スマートライフサポーター」 としました。

 このポルテが備える特徴は次の3点です。
まず最初が 「何でもドア」 です。 家の玄関のように家族や友人や荷物もなんでも一つのドアで出入り出来、しかも
リモコンで開閉できる 「大開口ワイヤレス電動スライドドア」 を車両の左側に設けました。

 二番目がスムーズに乗降や車内移動が出来る 「ウォークイン・ウォークスルー」 です。 乗降口に段差がなく
乗り込みやすい300mmのフロア高とスムーズな車内の移動を実現するフラットフロア、1390mmと高い室内高による
抜群の乗降性と室内の移動性を有します。

 三番目は 「リビング感覚の自由空間」 です。 1390mmの高い室内高と1050mmとラージクラスの車を超えるほどの
前後シート間距離、および750mmスライドできる助手席ロングスライドシートがリビング感覚の自由空間を
実現しました。

 ポルテの大きな玄関からお客様のカーライフが楽しく、快適に変わって頂けばと思っております。

 三本和彦 「トヨタ・ポルテ」 一口メモ
 ポルテは2BOXのなかなか斬新な考え方でまとめられた車。 スマートライフサポーターを
コンセプトとし、ユーザーの生活をもっと楽しく快適にすることを目指して開発された。

 2枚の大きなドアを持ち、運転席側はヒンジの付いた普通のドアだが、助手席側は大きなスライドドアで
後席への乗り降りが楽に出来る。 先行して発売された 「ラウム」 と同じ左右非対称の車。

モータージャーナリスト 牧野 茂雄 試乗コメント


○ 高速道路

初めに
 小さくても空間の大きな車は必要だろうという考え方から出てきた商品。 大きさでいうと 「ヴィッツ」。
しかも助手席側にかなり大きな開口部のあるスライドドアを備える。 荷物の出し入れも楽に出来、
例えば身体の自由があまり利かない方でも比較的に楽に乗り降りが出来る。
いわゆる 「ユニバーサルデザイン」 の発想で生まれた車。

エンジン・AT
 ごく普通のエンジン。 実用十分なトルクを出してあげるセッティング、ATのお陰でスタート時にも楽に
きちんと低速トルクを出している。
 これといって印象はないが、気に入らないところがあるかと言われればそういうこともない。

サスペンション
 高速を走っていると個人的に一番気になるのが、路面のうねりや高速道のつなぎ目を越える時に
サスペンションの収まり感が悪さ。
 しかしこれをあまり締めてしまうと普通に車に乗っている人にとっては 「固い」 という印象なるのかも
しれないが、もう少し締まりがあってもよい。 しかし取り立てて不安ということはなく過不足は感じない。

視界
 フロントガラスが広く、頭部周辺の圧迫感がない。 視界は非常に良好。
Aピラーが2本に分かれていて、なかなか旨く視界を確保している。

スタイリング(左右非対称)
 個人的に車の形状は左右対称であるべきだと思う。 ただし様々な技術が進歩してきて、例えば
左右非対称に造ってもきちんとつじつまを合わせることの出来るチューニングが可能となった。
その事に関しては否定しない。
 また、助手席のスライドドアがこれだけ広いと小さなドアが2枚あるよりも使い勝手が良い。
ただどうせなら運転席側もスライドドアにして欲しかった。

インテリア
 非常に旨い。 明るい色を基調にしながら、ダッシュボードの上面は暗めのトーンの色を使い反射を
抑えている。 水平面を多く使っている為、家の中にいる様な感じがある。 馴染みやすい。

トヨタ車的部分
 なにか大きな不満があるかと言えば別にない。 そこがトヨタ車的部分。
例えば80km位で高速を走っていると、ホントに普通に鼻歌でも歌いながら運転ができる。
大多数の人が満足する車という印象。


○ 山坂道

トヨタ車的部分
 左右のドアの大きさが違う。 さらに片側スライドドアということになると、普通に車を造ると
右カーブと左カーブでかなり印象の違う車になる。 そこをいかにもトヨタらしく最大限、差が出ない様に
作り込んである。

ロール感
 ロール自体はあるがなるべく抑えようとしている。 普通に走っていればこれと言ってものすごく
クセがあるという感じではない。 だが、これで必死になって飛ばそうをいうのは無理かな・・・。

エンジン・ブレーキ
 もう少し低速のトルクが欲しい感じ。 ブレーキはアシストを使って積極的に車を止めようとする
セッティング。 下りのATの制御もあまりスピードが出ないような感じになっている。
初心者の方には非常に良いのでは。

日常のトランスポーターとして
 走りの安定感、固いとか柔らかいということではなく、もう少ししっかりとした安定感を
もう少し作り込んで欲しいと思う。

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