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「日産・ティーダ」 放送日 : 2004年10月31日 Back
出演者 : 日産自動車株式会社 商品企画本部 商品企画室
チーフ・プロダクト・スペシャリスト
松本 秀二 (マツモト シュウジ)
  試乗レポート : (モータージャーナリスト) 牧野 茂雄
牧野茂雄 ・・・ プロフィール
日刊自動車新聞社退社後、
モータージャーナリストとして活躍する傍ら、
三栄書房編集顧問を務め、

「ニューモデルマガジンX」 編集長を経て、
現在フリーランスとなる。
    
スタジオ車/試乗車:  日産・ティーダ 15M 2WD(エクストロニックCVT)
Specifications 
全長   4205mm
全幅 1695mm
全高 1540mm
ホイールベース2600mm
車両重量1140kg
エンジン水冷直列4気筒DOHC
総排気量1498cc
 最高出力 109/6000(PS/rpm)
 最大トルク15.1/4400(kg・m/rpm)
トランスミッション エクストロニックCVT
車両本体価格 157.5万円
(消費税込み価格)・・・・・
燃費(番組測定値)16.5km/L
(10・15モード 18.2km/L)
騒音(番組測定値)67dB
 開発者コメント
 「ティーダ」 のコンセプトワードは 「快適なロングツーリングが楽しめるハイクオリティコンパクトカー」 です。
お届けしたい思いは 「ちょっとよそ行き」 そんな気分です。

 特徴は大きく3つあります。

 一つ目は、丁寧な作り込みと素材の良いインテリアです。 ふんだんに使ったソフトな素材、ハイレベルなあわせ品質、
座った瞬間は柔らかく、その後はしっかりとした大きなシート。 「気持ちの良い質」 に囲まれた、心地よさです。

 二つ目は、ゆったり足が伸ばせる広い室内と後席のロングスライドです。
前席では、後席に気兼ねせずに気持ちの良いポジションがとれ、後席では足が組める程の広さです。 さらに適切な
囲まれ感により、くつろぎまでも感じて頂けます。 後席は240mmのロングスライドによりいざという時に、荷物をたくさん
積むことも出来るので、安心してお出かけ頂けます。

 三つ目は新開発エンジンを中心とするしっかりとした走りと乗り心地です。 気持ちのよい加速の新開発エンジン、
上級者の仕様を取り入れたサスペンション、高い空力性能をもつボディと相まって、日常から高速道路、高原の道まで
気持ちよくドライブできます。

 勿論燃費も忘れていません。 スーパーU-LEVのきれいな排気と合わせ、全車クリーン税制にも適合しています。

 「ティーダ」 は高い質感と快適な空間を持つ、新しいコンパクトカーです。 「ティーダ」 が皆様の大切な時間を過ごす
パートナーとして生活に調和し、コンパクトカーの新しい潮流となることを確信しています。

 三本和彦の 「日産・ティーダ」 一口メモ
 「ティーダ」 は従来のコンパクトカーではなかなか実現することが出来なかったタップリとした空間を
持っていて、上質な意匠でまとめてある。

 コンパクトカーとは小さい車の意味だがこの 「ティーダ」 の広い空間には感心した。


牧野 茂雄 試乗コメント
○ 高速道路

第一印象
 ティーダは日産の 「グローバルP」 というマーチ、キューブなどと同じプラットホームが使われるが、
例えばマーチ、キューブと比べると脚の動きが明らかに違うことが分かる。

 具体的には、高速道路の段差を越えた時の収まり感や、横方向のふんばりが非常に良い。
これにはサスペンションの補強が効いていて脚は完全に別の物に生まれ変わっている。

新型HRエンジン
 このエンジンはこれから日産・ルノーの1.5リッターから2.0リッターの中核となるユニット。
試乗車には1.5リッターが使われるが
CVTとの組み合わせも相まって、低速から自然なトルクが出ている。

 また、実用燃費もかなり良い。 さすが新世代のエンジンという印象。

インテリア
 TVCMでは上質感を詠っているが、私には上質というよりも。 きめ細かい空調の吹き出し口の設定や
サイズのたっぷりしたシートなどこのクラスに合ったインテリアをまじめに造ったという感じ。

視界
 Aピラーの下部に小さな三角窓があり、目の邪魔になりにくいピラーの形を含めて視界の良さに
貢献している。 またその窓にも空調の吹き出し口がある。 旨い設計だと思う。

スタイリング
 外観についてはマーチ辺りから日産はだいぶ変わって来た。 ピチッとしたデザインだが、
ドイツ車の様な威圧感はなく、何となく日本的なイメージを入れて個性的に仕上げている。

まとめ
 まじめに造ると日本のメーカーも良い車を造るということをまさに実感した。


○ 山坂道

第一印象
 雨で非常に滑りやすい路面だが、ハンドルの切れ方、ボディの揺れ方などのリズムが合っていて、
乗って不安感はない。

 タイヤが普通の65扁平なので必死に飛ばすという仕様ではないが、ロールが少な目で、
家族4人が乗ってお父さんが多少頑張って走っても車が応えてくれる感じだ。

シート
 シートの真ん中に縦に入ったラインがあり、腰骨とお尻の辺りのサポートが弱い印象がある。

CVT・エンジン
 上り下りに合わせてCVTもちゃんとついてくるし、普通に今までのATの感覚で運転できる。

 エンジンも 「ブオブオ」 とした安っぽい音を除けば、きちんとトルクが出ていて、やはり新しいエンジン
という感じがする。

必要十分
 この広さと値段、装備などを考えると必要十分。 素のいい感じがする。


○ まとめ
 全体としては好印象だが、くせのある電動のパワーステアリングやサスペンションの細かい動きなどに
更なる工夫が欲しいと思う。

 ただ値段を考えると十分なのかもしれない。

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