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「トヨタ・ハリアーハイブリッド」 放送日 : 2005年5月29日 クルマのツボ Home
出演者 : トヨタ自動車株式会社
第1トヨタセンター  チーフエンジニア 岡根 幸宏 (オカネ ユキヒロ)
試乗車 ・ スタジオ車:  トヨタ・ハリアーハイブリッド プレミアムSパッケージ(CVT)
Specifications (スタジオ車)
全長4755mm
全幅1845mm
全高1690mm
ホイールベース2715mm
車両重量1960kg
エンジン水冷V型6気筒DOHC
総排気量3310cc
最高出力211/5600(PS/rpm)
最大トルク29.4/4400(kg・m/rpm)
フロントモーター交流同期電動機
最高出力123/4500(PS/rpm)
最大トルク34.0/0〜1500(kg・m/rpm)
リアモーター交流同期電動機
最高出力68/4610〜5120(PS/rpm)
最大トルク13.3/0〜610(kg・m/rpm)
トランスミッション電子制御式無段変速
最小回転半径5.7m
燃費 (番組測定値)9.7km/L(10・15モード 17.8q/L)
騒音 (番組測定値)65dB
車両本体価格462万円 (消費税込み価格)
メーカーが語る 「トヨタ・ハリアーハイブリッド」 の 3つのアピールポイント
 トヨタはエコとパワーを高次元で両立させるハイブリッド・シナジー・ドライブをコンセプトに掲げ、
第2世代のトヨタ・ハイブリッドシステム 「THSII」 を展開しています。

@ 「圧倒的なパワー」
 今回ご紹介するハリアーハイブリッドには、ハイパワーなTHSIIを搭載しました。 これに電気的に制御する4WD、
E-Fourを組合せ、システム出力は272psを発生。 このパワーとハイブリッドの応答性のよさで、
圧倒的な加速性能を実現しました。

A 「驚異的低燃費と低エミッション」
 エコ性能も大きな魅力です。 10・15モード燃費では、17.8km/Lとコンパクトカー並の低燃費を達成、
排出ガスは4☆を確保し、グリーン税制に対応しました。

B 「運転することが楽しくなる 『走り』」
 全車に標準装備しているVDIMは先進の統合制御技術です。 従来のABS・TRC・VSCの制御支援領域を拡大して
限界領域に至る前から制御を行い、高い予防安全性と理想的な操縦安定性を高次元で両立しました。

ツボ
モータージャーナリスト岡崎五朗 が 分析する
「トヨタ・ハリアーハイブリッド」 新車のツボ
@ 「新開発のハイブリッドシステム」
 今までのハイブリッドシステムは燃費は良いけど、走りがイマイチという印象があった。
だが、今回は走りの性能を向上させた。

 普通のエンジンにハイパワーなバッテリーとモーターをプラスすることでより強力な加速を
手に入れているという風に解釈するのが正解。 また、エンジン、フロント、リアの2つのモーターを
電子デバイスで車の状況に応じて統合制御し、どんな路面状況にも対応する。

 ハイブリッドシステムの最大のメリットは燃費の向上だが、原理としては減速時に捨てていた
熱エネルギーを電気エネルギーとして回収しモーターの出力として再利用することでエンジンの
負担を軽くし、燃費の向上を計っている。

A 「実際の動力性能は如何に?」
 高速道路での印象は 「結構静かな車」。
エンジン音、モーター音、ロードノイズなどを旨く抑えている。

 ノーマルのハリアー(3L・V6)と比較すると加速性能が圧倒的に違う。
この加速性能をトヨタでは4リッター級のV8エンジンと同等とコメントしているが、4,5リッター、
5リッターと比べても遜色ない加速を示す。

 足回りはこの動力性能をフルに活かす様な走りをした場合には少し役不足の印象があるが、
逆を言えばその位速い車。

 ただ一般路や渋滞時比べて、高速走行時の燃費はリッターあたり10kmプラスα(番組調べ)と
あまりハイブリッドのメリットを感じない。
高速を淡々と走ることの多いユーザーには不満を感じる部分だろう。

 ワインディング路では乗用車的な乗り味。 足回りのセッティングも固いという印象はなく、
ロールの大きさも気にならない。

B 「ハリアーの進むべき道は・・・」
 トヨタが誇る最先端の技術を搭載する割には内外装が普通のハリアーとほぼ同じという事が
もの足りない。 高級車としてのエンジンの回転フィールの洗練度が足りない。
その辺りが改善されるともっと、もっと魅力的な存在になると思う。

 世界でガソリンの値段が高騰する中、
燃費が悪いと言われるSUVにこの技術が投入されることは販売面で大きな武器になる。

 海外ではレクサスブランドで販売されているハリアーだが
国内では8月から立ち上がるレクサスブランドで販売される予定はいまの所はない。
おそらく次期モデルからの販売となるだろう。


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