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「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」 放送日 : 2005年8月14日 クルマのツボ Home
出演者 : フォルクスワーゲン・グループジャパン株式会社
マーケットプランニング部 商品企画課長 正本 嘉宏 (マサモト ヨシヒロ)
広報部 係長 相澤 直紀 (アイザワ ナオキ)
試乗車 ・ スタジオ車:  フォルクスワーゲン・ゴルフGTI(6速DSG)
Specifications (試乗車)
全長4225mm
全幅1760mm
全高1460mm
ホイールベース2575mm
車両重量1460kg
エンジン水冷直列4気筒
DOHCインタークーラー付ターボ
総排気量1984cc
最高出力200/5100〜6000(PS/rpm)
最大トルク28.6/1800〜5000(kg・m/rpm)
トランスミッション6速DSG(ダイレクトシフトギアボックス)
最小回転半径5.0m
燃費 (番組測定値)9.0km/L(10・15モード 12.6q/L)
騒音 (番組測定値)69dB
車両本体価格336.0万円 (消費税込み価格)
インポーターが語る 「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」 の 3つのアピールポイント
 ゴルフGTIのアピールポイントは次の3点です。

一つ目はGTI専用開発部品の数々・・・
 初代ゴルフGTIを彷彿とさせる、フロントグリルを取り巻く赤いラインやタータンチェックのシート地などを採用する
と同時に、GTI専用のサスペンションやステアリング、赤く塗られたブレーキキャリパーなどにより
このクルマが特別な存在であることを主張しています。

二つ目は新開発の直噴ターボエンジン・・・
 シリンダーヘッド内に直接燃料を噴射する事により、ターボ車特有のノッキングを回避し、自然吸気エンジン並みの高圧縮比を実現。 低回転域から高トルクをしぼりだすと同時に低燃費も実現しました。

三つ目はフォルクスワーゲン独自のDSGトランスミッション・・・
 電子制御で二つのクラッチを交互に繋ぎかえることにより、ショックのないスムーズな変速を実現。
オートマチックトランスミッション同等のイージードライビングと、マニュアルトランスミッションを凌駕する
加速性能及び、燃費性能を得ることが可能となりました。

ツボ
モータージャーナリスト岡崎五朗 と ユーザー代表小森谷徹が提案する
「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」 新車のツボ
 ・ 岡崎五朗のツボ 「GTIバッジの価値」
 GTIというバッジを見ただけで、「これは普通のゴルフじゃない」 と思わせるグレード。

 1976年に登場した初代ゴルフGTIは、それまでポルシェやメルセデス、BMWなど
高性能車専用の車線だったアウトバーンの追い越し車線を小型車が走れる様になった、
元祖ホットハッチ。 今回で5代目となるGTIだが 「原点回帰」 を合い言葉に車を造って来た。

 ゴルフGTIは熟成を重ねる毎にマイルドな印象になり、初代が登場した時の様なインパクトが
無くなっていた。 今回のモデルでは走行性能だけでなく、外観や内装にも特別な印象を与えた。
GTIというネーミングにVWがどの位のこだわりを持ったのか検証してみたい。

 高速道路での第一印象は初代の持つスポーティな雰囲気が随分戻って来たという印象。

 エンジンは2リッターのターボだが、なにも言わなければターボエンジンという印象はない、
NAの様なスムーズなトルク特性を持つ。 車高がノーマルのゴルフより25mmダウンしている。
サスペンションは普通のゴルフより引き締められていて固めの印象。

 試乗車が本革シートだったのも影響しているのだろう。
以前、試乗したファブリック製のシートのGTIはもう少しマイルドな感じだった。

 トランスミッションはDSG(ダイレクト・シフト・ギアボックス)という
VWとアウディだけが使うもので、MTとATのいいとこ取りのようなトランスミッション。
素早いシフトチェンジが可能でショックも全くなく瞬時に変速する。

 ワインディング路では素直な印象で運転が旨くなった感じがする。
行きたい方向にハンドルを切れば、ドンピシャなラインをトレースしてくれる。
少しスピードレンジを上げると普通のゴルフと違うシャキッとした乗り味がある。
エンジンも数字以上に元気な印象がある。

 外観に目を移すとGTIの一番の特徴となるブラックのハニカムグリルを持つフロントマスクと
グリルを囲む、GTIの証となる 「赤いライン」 が印象的だ、しかし掃除が大変だろう。
インポーターに聞いてみるとこれも楽しみの一つになるらしい。

 インテリアはファブリック製のシートの場合、初代GTIをモチーフとした、
チェック柄のスポーツシートや専用のハンドル、メーターパネルなどが目を引く。
トランクは標準的な広さでノーマルのゴルフと同等。

 総括してみると今回のGTIは 「原点回帰」 という意味では復活したと言える。
GTIの価値を高めるというVWの心意気は十分に感じられた。

 ただ、GTIの仕様とほとんど同じ仕様の 「GTX」 という日本専用のグレードがGTIの存在を
スポイルしている印象がある。 もっとGTIというバッジを大切にして欲しい。

 ・ 小森谷徹のツボ 「普通のゴルフとどう違うの・・・」
 ゴルフの原点は 「良く出来たファミリーカー」 という印象がある。 しかし 「GTI」 というグレードは孤高の存在でゴルフ全体の印象を引き上げるイメージリーダーとなっているらしい。
一般ユーザーがこの車を買って良かったと思えるかを検証したいと思う。

 岡崎さんの試乗をみて感じたことは 「エンジン音」 が凄く良かったこと。
スポーツマインドをくすぐる感じがした。

 シートが本革仕様よりファブリック製の方が乗り心地が良く感じるとコメントしていたが、これも
選ぶ側にとっては重要なポイントになる。 ただ、耐久性は本革製の方が優れているらしい。

 販売台数も順調らしく今注文しても納車は3ヶ月後らしい。

 GTIは普通のゴルフと少しずつ色々な所が違う。 家族4人が普通に乗れて、奥さんも
時には運転できる。 そして満足出来る走行性能ももっている。
意外とこういう車はあるようでないというのがGTIの結論の様な気がする。


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