tvk
「ホンダ シビック」 放送日 : 2005年11月27日 クルマのツボ Home
出演者 : 株式会社本田技術研究所
車体開発責任者 郷田 末雄 (ごうだ すえお)
エンジン設計責任者 笠井 泰彰 (かさい やすあき)
試乗車 ・ スタジオ車:  ホンダ シビック 1.8GL(5速AT)
Specifications (試乗車)
全長4540mm
全幅1750mm
全高1440mm
ホイールベース2700mm
車両重量1240kg
エンジン直列4気筒SOHC
総排気量1799cc
最高出力140/6300(PS/rpm)
最大トルク17.7/4300(kg・m/rpm)
トランスミッション5速AT
最小回転半径5.4m
燃費 (番組測定値)12.3km/L(10.15モード 17.0q/L)
騒音 (番組測定値)68dB
ミラーTOミラー幅2020mm (番組測定値)
車両本体価格206.85万円 (消費税込み価格)
メーカーが語る 「ホンダ シビック」 の 3つのアピールポイント
 新型シビックは 「スタイリング」 「パッケージ」 「走行性能」 この三つの新しい発想と革新的技術で特化させ、
人の感性に訴えかけるクォリティ、センシャス・クォリティを徹底的に追及しました。

スタイリング・・・
 エクステリアデザインのコンセプトは 「スポーティ モノフォルム」 とし、「豊かに流れるアッパーボディ」 と
「ソリッドで力強いロアボディ」 を融合させどこにもない先進性とスポーティ性を表現しました。

パッケージ・・・
 ドライバーのために新しく使いやすいインターフェイスの提案を目指しました。

インテリアデザインのコンセプトは 「マルチプレックスコックピット」 です。
機能をドライバー中心の新構成とし運転のしやすさを追求、新しい感覚のインテリア空間を実現しました。

走行性能・・・
 新開発1.8リッターi−VTECエンジンがもたらすレスポンスの良い加速感、
リニアでダイレクト感のあるハンドリング、加速と一体感のあるエンジンサウンドを実現しております。

 8代目となります新型シビックはこれまでのシビックの良いところである革新パッケージと
環境・安全性能をさらに進化させエモーショナルデザインとHondaらしい走りで華をつけたいと考えました。

ツボ
モータージャーナリスト岡崎五朗 と ユーザー代表小森谷徹が提案する
「ホンダ シビック」 新車のツボ
 岡崎五朗のツボ 「日本に最良?」
 シビックは1972年にFF2BOX(コンパクトハッチバック)というカテゴリーで登場。
VWゴルフの1974年よりも早かった。

今回8代目になって大きく変わったのがクルマのサイズが大きくなったことと
何よりも日本ではハッチバックがなくなった。

 シビックは世界160カ国で販売されていて、様々なバリエーションのボディスタイルを
持っているが日本では4ドアセダンのみの販売となった。

ホンダのクルマづくりは地域最適化という思想。
日本には日本仕様、アメリカにはアメリカ仕様というようにクルマを提供していくのが
ホンダのクルマづくりの基本理念。
そうだとすると今回のシビックは本当に日本に最良なのか?ということで検証したい。


高速試乗・・・

 アコードと間違えるくらい大きな立派なクルマになった。
ゆったりと高速道路も快適に流していける。 ボディサイズが大きくなってクルマ自体が
まっすぐに走る性能を高めた。

 ハンドルは中央付近でしまっていて安心できるのだが、ハンドルをちょっと切ったときの動きが
割と早い。

 乗り心地については、高速道路での段差を乗り越えたときの振動のおさまりかたなどは
良くできている。 しかし、段差がきつくなると後側のいなしかたが足りなくなる。
フロント側よりもリア側の突き上げを感じる。

 新型の1.8リッターエンジンは燃費を重視して2リッター並みの動力性能を出すというのが狙いだそうだが、その通りには仕上がっていると感じる。

ホンダエンジンというと更にプラスアルファで楽しさなどを求めてしまうが、このエンジンは
深く踏んでもなかなか気持ちがよい。
ただ2000回転から3000回転あたりでちょっとした微振動がステアリングを通して伝わってくる。
これが押さえられればもっとすばらしいエンジンと言える。

 2段式のメーター類は斬新。 視認性も思ったよりは悪くない。
私のポジションでタコメーター(下段)、スピードメーター(上段)はよく見える。 しかし、
タコメーターしたに付いているトリップメーターは隠されてしまう。

山道試乗・・・

 曲がりくねったカーブを小気味よくリズミカルに走っていける。
こういうキャラクターになったとは言えシビックらしさはしっかりと残っている。

 スポーティで扱いやすい、バランスの良いクルマだと思う。 操舵フィールも
路面とタイヤの状態を上手く伝えてくれる。

 運転するのが楽しいクルマ。


 日本にとってこれがベストという所を見てきたが後席への乗降が大きくドアを開けないと
乗り降りがしにくい。 クルマの幅が広くなるというのは今の流れなのですがもう少しドアに
工夫が欲しかった。

 日本人のためのシビックというのをもう少し形で見せて欲しかった。

シビックは日本人にとって誇れるブランドの一つ。

 小森谷徹のツボ 「ハッチバックは何処へ」
 シビックというとハッチバックというイメージがある。
コンパクトで使いやすい、よく走り、よく荷物を積め、遊ぶためには最適という印象があった。
これが4ドアセダンで大きくなって壊れてしまうのではないかと思う。

今後、ハッチバックの導入、展開はあるのか聞いてみたい。

 ボディの後側のデザインを見ると隙がなくしっかりと作ってあるという印象。
このままでもハッチバックの必要性がないと一見思える。

一つだけ単純にファンの意見として、タイプRまたはワゴンの様なクルマも導入して欲しい。

BACK