tvk
「トヨタ・RAV4」 放送日 : 2005年12月18日 クルマのツボ Home
出演者 : トヨタ自動車株式会社
第2トヨタセンター チーフエンジニア 佐藤 通彦
試乗車:  トヨタ・RAV4 G 4WD(CVT)
スタジオ車:  トヨタ・RAV4 SPORT 4WD(CVT)
Specifications (試乗車)
全長4335mm
全幅1815mm
全高1685mm
ホイールベース2560mm
車両重量1520kg
エンジン水冷直列4気筒DOHC
総排気量2362cc
最高出力125/6000(PS/rpm)
最大トルク22.8/4000(kg・m/rpm)
トランスミッションSuper CVT-i
最小回転半径5.1m
燃費 (番組測定値)10.0km/L(10・15モード 12.6q/L)
騒音 (番組測定値)68dB
ミラーTOミラー幅2070mm (番組測定値)
車両本体価格237.3万円 (消費税込み価格)
メーカーが語る 「トヨタ・RAV4」 の 3つのアピールポイント
第1に 「走る・曲がる・止まる」 の基本性能を向上して性能の領域を広げました。
 オフロードから高速道路まで、例えば欧州ドイツのアウトバーンまで道を選ばず、ストレスなく走ることが出来ます。 そのためにプラットホームを新開発し、ボディ構造・サスペンション・ブレーキ・パワートレインはすべて新設計し、
新技術を積極的に採用しました。

第2にスタイリッシュなSUVという 「デザイン」 の良さです。
 力強さを表現した外形デザインと、モダンで上質感のある内装とし、セダンやミディアムSUVに匹敵する
レベルとしています。

第3にミニバン・セダンユーザーにも受け入れられる心地よい室内空間と多彩なユーティリティの設定です。
 新たにRAV4のカバーする領域をSUVという枠から広げて、時と場所を選ばずにオールラウンドに活躍する
クルマとしました。 その為に、荷室床下収納スペースの設定、
リヤショックアブソーバーの斜め配置による荷室巾の拡大、バックドア側からの遠隔操作レバー付き
スーパーチルトダウンリアシートによるワンタッチでフラットフロアの実現等を開発しました。

ツボ
モータージャーナリスト岡崎五朗 と ユーザー代表小森谷徹が提案する
「トヨタ・RAV4」 新車のツボ
 ・ 岡崎五朗のツボ 「元祖乗用車ベースSUV」
 RAV4の初代モデルが発売されたのは94年、
当時SUVというとクロカン4WDと言われるゴツイモデルがベースのクルマが主流を占める中、
RAV4は乗用車のプラットホームを使いSUVを成立させた。

まさにこれは革命的なことで、その後のSUVに大きな影響を与えた、
ちなみにプレミアムSUVと言われるほとんどのクルマの元祖がこのRAV4となる。

 SUVとしての考え方がどんどん変化する中、この3代目となるRAV4の実力をチェックしたい。

 高速道路での印象は高い着座ポイントがSUVらしさを醸し出しているが、
重量感は見事に消し去って、非常に軽快な乗り味となっている。

乗用車から乗り換えても違和感のない仕上がりだが、乗り心地についてはトヨタ車らしく
段差乗り越えのゴツゴツ感などは非常に旨く抑えているが、
普通の道を淡々と走っている場合、
路面にうねりなどがあると常にボディが揺すられて走っている傾向がある。

これは新プラットホームで採用されているコンパクトなリアサスが旨く働いていない感じだ、
この部分は要改善ポイントだ。

 エンジンについては凄く静かでトルクもあり、加速感なども含め高い次元でまとめられている。
7速のマニュアルモードの付いたCVTとの相性も良い。
ただこれだけレスポンスの良いマニュアルモードを持っているのであれば
「パドルシフト」 の設定が欲しかった。

 4WDモデルを試乗した印象はドッシリ感がありしっかりした乗り味に貢献している。
ただキビキビ感は2WDの方が上かもしれない。
非常に完成度の高いクルマで乗り心地さえ改善されれば、相当商品力は高い。

 テストコース(千葉・日本オートモービルカレッジにて収録)での走りではハンドリングの良さが
印象的だった。
普段ではあまり感じない横Gのかかったコーナーリングでも安定した姿勢を保つ。
タイヤの限界に近い走りでも恐怖感はない。

 電動パワステの印象もよく路面の状況を忠実にドライバーに伝えてくれる。
路面の状況に合わせて4WD、電動パワステ、車両制御が統合制御され、
4輪に最適な駆動力を配分するシステムがコーナーの立ち上がりで適切な加速をもたらす。

 ブレーキも信頼感の高いものだ、このような技術の進化が
一昔前では考えられなかった様な走りの性能のこの種のクルマにも与えている。

 スタイルに目を向けると1800mmを越えた全幅のわりに後席は3人が余裕を持って座ることが出来ない。 これならば、4人乗りと割り切って、1800o以下に抑えることでもっとユーザーの幅を広げることができると思う。

 北米にパッケージングの優れた、全長が長い3列シートのモデルも存在するが
これの導入を望みたい。

 ・ 小森谷徹のツボ 「SUVとしての器」
 岡崎さんもコメントしているようにSUVはどんどん進化していて、ライバルも大きく変化している。 そんな中、このRAV4の使い勝手、器としての在り方を見ていきたい。

 まず岡崎さんから指摘のあったコンパクトなリアサスだが、逆にリヤのスペースには
ホイールハウスの出っ張りが少なく、大きな空間を成立させている。
ラゲッジルームの左右にあるレバーを引くことで
ワンタッチでリヤシートが倒れ、シートが沈み込みフラットなスペースが生まれたり、下にあるサブトランクなども
使い勝手のよいものだ。


BACK