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「プジョー 1007 1.6」 放送日 : 2006年4月30日 クルマのツボ Home
出演者 : プジョー・ジャポン株式会社
広報部 部長 吉田 訓啓 (よしだ のりひろ)
アシスタント マネージャー 平福 恵子 (ひらふく けいこ)
試乗車 ・ スタジオ車:  プジョー 1007 1.6(自動5速2トロニック)
Specifications (試乗車)
全長3730mm
全幅1710mm
全高1630mm
ホイールベース2315mm
車両重量1270kg
エンジン直列4気筒DOHC
総排気量1587cc
最高出力108/5800(PS/rpm)
最大トルク15.0/4000(kg・m/rpm)
トランスミッション自動5速2トロニック
最小回転半径5.4m
燃費 (番組測定値)15.8km/L
騒音 (番組測定値)71dB
ミラーTOミラー幅1920mm (番組測定値)
車両本体価格229.0万円 (消費税込み価格)
インポーター担当者が語る 「プジョー 1007 1.6」 の 3つのアピールポイント
 「プジョー1007」 は、日本で最も小型のモデルとなりますが、そのプジョー初の4桁のモデルコードが示すように、今までにない革新的な装備とコンセプトを持った新しいジャンルのプジョーです。

 プジョー1007のセールスポイントは次の3つになります。

一つ目はピニンファリーナとのコラボレーションによって生まれたプジョーらしいダイナミックなスタイリングです。
 フロントには407,307と同様、「新しいプジョーの顔」 を持ち、大胆なサイドのデザインは、そのゆとりある全高とあいまって大変ユニーク且つダイナミックなデザインとなっています。

 特にスライドドアのレールをもデザインの一部としてしまったピニンファリーナ・デザインの巧みさは
特筆に値します。

二つ目は電動の両側スライドドアです。
 920mmもの大きな開口部を持つスライドドアが運転席側、助手席側に装備され、電動にて開閉できます。

 特に運転席側の電動スライドドアの便利さは一度でもお使いいただければその良さがおわかりいただけるものと
思います。 リモート・キーをお使いいただけば、両手がふさがっていても大丈夫ですし、狭い場所での乗り降りも
問題はありません。

三つ目はカメレオコンセプトです。
 これは、購入後も車のインテリアカラーを自由自在に変更することができるシステムです。 カメレオキットは18のパーツで構成されており、わずか15分で車内の雰囲気はまったく別の車のように代えることができます。

 フランス車らしい 「おしゃれ」 な雰囲気を楽しんでください。

ツボ
モータージャーナリスト岡崎五朗 と ユーザー代表小森谷徹が提案する
「プジョー 1007 1.6」 新車のツボ
 岡崎五朗 のツボ 「ヨーロッパ車もついに」・・・
 1007(イチ・マル・マル・ナナ)の00の文字は無限大∞にしてある。

 コンパクトカーでのスライドドアについてはポルテが片側電動スライドドアを使っているが、
両側電動スライドドアは1007が初めてになる。
以前、電動ではないがアルトに両側スライドドアがあった。 ヨーロッパで小型車というと
3ドアハッチバックなどが主流ですが、1007みたいなクルマは日本車が得意だった。
ヨーロッパ車も一気に反撃に出てきた。

 このジャンルのクルマは今まで日本車がリードし、新しいクルマをつくってきた。 こういうクルマをついにヨーロッパ車、フランス車がつくってきた。 果たしてヨーロッパ車がつくってきた場合、
どんな部分にフランス車らしさが残っているのかをみていきます。

 高速試乗・・・

 運転して座った感じ、視界の感じは、今までのプジョーとは一味も二味も違う印象がある。
ダッシュボードまわりの造形もプジョーとしては新しい試み、
既存のラインナップとは違うところに1007を投入したかったと思う。

 乗っていて頭上の出っ張り、スライドドアのキャッチの部分が室内に膨らんでいて視界に入ってくるがそれを除けば視界はよい。

 両側に電動のスライドドアをつけて、ドライバーもスライドドアで乗り降りする。
デザインは機能中心のユニークなものだが細かいディティールを見るとオシャレな部分もある。 スライドドアのレールは普通は隠す方向でデザインをするがあえてシルバーにして
アクセントとして使っているあたりは上手いと思う。

 走りは小ささ、背の高さを感じさせない仕上げになっている。
乗っていてどしっとした重量感もあり直進安定性もしっかりしている。
ハイスピードで高速道路を走る安定性はヨーロッパ車にとっては生命線、
小型で背が高いというのをいいわけにしていない様な走りがある。

 ゆったりとした乗り心地でクルマ自体がヒョコヒョコしていない。 路面とケンカをしないで折り合いをつけてショックを上手くいなしていく、そこら辺の乗り味はやはり猫足と呼ばれるプジョーらしさが残っている。

 ワインディングロード試乗・・・

 プジョーは凄くハンドリングが良いクルマをつくることで定評がある。 背の高い1007でも
ワインディングロードをスイスイと走る。 プジョーらしい味が入っていると思う。
背の高いクルマなのでハンドル操作に対するクルマの動きはどちらかというと控えめ、
フロントは穏やかだがリヤの追従性がとってもよく過敏ではないが軽やかに
コーナーを駆け抜けて行く印象がある。

 自動5速2トロニックはマニュアルギヤボックスを2ペダルにしたものでヨーロッパでは多い
ギヤボックス。 マニュアルセレクターで好みのギヤを選択できる一方で、オートモード、
通常ATのDレンジにあたるものもついている。

 普段MTを運転している人にとっては楽で便利だと思われますが、トルコン式ATを使っている人が乗るとシフトショックが大きく感じると思う。

 最大の弱点に坂道発進時にクリープがないので後に下がってしまう。
MTと同様にサイド(ハンド)ブレーキを使って坂道発進をしないといけない弱点がある。

 まとめ・・・

 1007に乗ってみてヨーロッパ車はヨーロッパ車、プジョーはプジョーだったというのが
僕の結論。 室内の着せ替えが出来るシートなどヨーロッパ車らしい楽しいクルマだった。


 小森谷徹のツボ 「ひらけ ゴマ」
 コンパクトカーで両側スライドドアはなかなかない。
こういうおもしろカーは日本が得意だったのではないかと思う。

 1007のキャッチコピーがオープンセサミ。
2002年にコンセプトモデルで登場したときには 「セサミ」 というネーミングだった。
それが両側開くから 「ひらけゴマ」。

 デザインはフランス流スタイリッシュ、しかし、こういうおもしろカーというのは得てして使い勝手が悪い。 実用的に使ってどうか?デザインもよく使い勝手も良ければ最高じゃないかと思う。

 「ひらけゴマ」っておもちゃ箱みたいなマジカル的な感じもするけれど現実問題、
もともとがしっかりしているのでそれほどおもちゃ箱みたいな感じはしなかった。

 スライドドアがなぜあるのか、ヨーロッパの狭いところにあったサイズをつくりたい。
乗り降りがしやすいという発想がよくわかる。
最初に見て思っていたよりもきちんとしていたという感想です。



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