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「ダイハツ ブーン X4(クロスフォー)」 放送日 : 2006年6月25日 クルマのツボ Home
出演者 : ダイハツ工業株式会社
製品企画部 チーフエンジニア 朝井 啓祐 (あさい けいすけ)
スタジオ車・試乗車: ダイハツ ブーン X4 ハイグレードパック 4WD(5速MT)
Specifications (試乗車)
全長3630mm
全幅1665mm
全高1550mm
ホイールベース2440mm
車両重量980kg
エンジン直列4気筒DOHC
 インタークーラーターボ
総排気量936cc
最高出力133/7200(PS/rpm)
最大トルク13.5/3600(kg・m/rpm)
トランスミッション5速MT
最小回転半径4.7m
燃費 (番組測定値)10.2km/L(10.15モード 14.6q/L)
騒音 (番組測定値)73dB
ミラーTOミラー幅1930mm (番組測定値)
車両本体価格204.75万円 (消費税込み価格)
メーカーが語る 「ダイハツ ブーン X4(クロスフォー)」 の 3つのアピールポイント
 ダイハツブーンX4(クロスフォー)というネーミングは1990年のミラX4で始まり、ストーリアX4、そして、
ブーンX4に引き継がれました。

 「X4」 はコンパクト4WDの特質を最大限に生かしたモータースポーツベース車に与えられるネーミングです。
BOON X4はその役割を担うべく本格ユニットを搭載し誕生しました。

@ 「ハイパフォーマンスエンジン」
 インタークーラーターボを装着し1600cc以下のクラスで戦える設定としました。

 このクルマのためだけに新設計した専用エンジンKJ−VET。
ベースエンジンはK3−VETでこれをショートストロークにし高回転型エンジンとしています。
最高出力は133PS(98kW)/7200rpm、リッターあたり142PSを発生させています。
最大トルクは3600rpmで133Nmに達しこのレベルを7000rpmまで維持し続けます。

 このトルク特性をいかし競技シーンでの戦闘力と一般での使用でも楽しんでいただける性能を備えています。

A 「クロスギヤレシオ・トランスミッションと4WDシステム」
 エンジン性能を最大限に発揮させるために必要なクロスギヤレシオ・トランスミッションと4WDシステムの
組み合わせです。

 エンジンのフラットトルク特性を使い切り素早い加速を手に入れるためトランスミッションを新開発。 高出力に
対応するため全てのギヤを新設計。 素材、表面処理、工程、などひとつひとつのギヤを丁寧に作り込んでいます。

 そして、走破性に優れエンジンの力を余すことなく路面に伝える4WDシステムを組み合わせています。
意のままに操る楽しさを満喫してください。

B 「モータースポーツベース車の必要装備の標準設定」
 インタークーラースプレー/FR機械式LSD/タコメーター/軽量化のためフロア防音材の取り外し、など。
今回はモータースポーツベース車としてのグレードに加えスポーツ心を味わいたいという一般の方のために
エアコン等、快適アイテムを装着したハイグレードパックも準備しています。

 自動車はもともと 「機械の集合体」 です。
このクルマは自動車本来の持つ、走る楽しさ、操る喜びを呼び覚ましてくれます。
機械を意のままに操る醍醐味に大いなる楽しさを感じていただけるものと思います。

 多くのファンの方々に愛していただき開発者の心意気を感じていただくことを心より願っております。

ツボ
モータージャーナリスト岡崎五朗 と ユーザー代表小森谷徹が提案する
「ダイハツ ブーン X4(クロスフォー)」 新車のツボ
 岡崎五朗のツボ 「普通に乗れるの?」
 このサイズにターボと4WD、わかりやすく表現すると三菱ランサーエボリューション、
スバルインプレッサの小型版。

 エンジンの936ccにも意味があって
競技に出る場合にターボ車は排気量に1.7倍をかけるため、このクルマは
1600cc以下のクラスにも参戦できる。
サーキットなどへ持っていったときのパフォーマンスも重要で気にはなりますが
それ以前の問題として
普段の生活の中に取り入れた場合、どのくらい普通のクルマとして使えるのかも重要だと重う。

 高速試乗・・・

 モータースポーツ用にかなり割り切ったセッティングをしている。 ギヤ比が5速100km/hで
4300rpmぐらい。 大きなエンジン音が室内に入り込んできて助手席の人と会話をするにも
大きな声をだす。

 競技ではこのギヤ比は必要だが高速道路で巡航するには向いていない。

 足回りは一言でいうとソフト。 競技をする人はサスペンションを変えるというのを前提だからかもしれない。 ステアリングの中央付近のフィーリングはそこそこ素直で足回りに関しては充分実用で使用できると言える。

 テストコース試乗・・・

 (ダイハツ ストーリアX4)
X4の先代モデル、ストーリアX4のチューニング仕様車を借りて試乗。

 ストーリアX4はスパルタンなクルマ。 ハンドルもパワーステアリングがついていない。
ハンドルが重い分路面の状況が手のひらというよりも腕に伝えてくる。
運転していてスポーツをしていると感じる。

 (エンジン)
排気量も713ccターボでコーナーの立ち上がりなんか鋭く加速していく。

 (ダイハツ ブーンX4)
ブーンのX4はベース車両なんで足回りなんかも相当柔らかいです。
パワーステアリングもついていて楽に運転している。

 ブーンX4だけの試乗なら本当にホットなモデルなんですが(チューニングした)ストーリアX4と比べてしまうとマイルドに感じてしまう。 これからブーンX4を買った人が自分好みに手を加え
自分だけの一台に仕上げるということなのでしょう。

 高速道路で感じたギヤ比もこういう場所では威力を発揮。
エンジンは小排気量とターボで高出力なのだが低速からトルクがでているということはない。

 4000rpm以上キープしていないと速く走ることは難しい。 そこで、エンジン回転の一番おいしい部分を引き出すクロスギヤレシオが役立ってくる。

 動力性能に対して足回りは柔らかい。 コーナーに入ったときの最初のロールは大きく、
ロール自体も深い、ただ、今の足回りでも以外と楽しく早く走れてしまう事も事実で
この柔らかさの割にけっこうなところまで追い込んでいける。

 公道だけで走るのならばこのままでもいいのかなと思う。

 走行も鋭いレスポンスをもとめなければ4速、5速で30km/hからでもゆっくりと加速してくれる。
一般道路、混雑した道でも受け付けてくれる。

 まとめ

 結論は普通に乗れる。 ただ、高速道路を長距離走るのはつらいです。

 競技を重視したこのギヤ比には問題があるが街中でも充分普通に乗れる。
意外だったが感心した。


 小森谷徹のツボ 「モータースポーツ参加用ベース車両」
 モータースポーツに参加したい人がこのクルマをベースとして選ぶのですがどうすれば実際に参加できるのか? また、モータースポーツに参加しなくても選ぶ人がいるのはどうしてなのか?

 エアコンなどを装備した快適なクルマも用意してあることについて聞いてみたい。

 モータースポーツ参加用ベース車両というタイトルだけを見ると激しいクルマを想像するが
実際には普通にも使える。
その上、50万円程度のチューニングを施せば充分に走るということで、
モータースポーツを楽しみたい、モータースポーツっぽいことをしたい人には非常に良いのだろうと感じました。




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