「本気の殺意ではなかった」と一部否認 厚木市の団地隣人殺害で初公判
2026/06/09(火)17:55
おととし、厚木市の県営団地で隣の部屋に住む70代の女性を殺害したなどの罪に問われている男の裁判が横浜地裁小田原支部で始まり、男は起訴内容を一部否認しました。
起訴状などによりますと、厚木市の無職・梅田亮介被告(32)はおととし7月、県営団地の自室で隣の部屋に住む大木春江さんと口論になり、大木さんの頭部などをバットで複数回殴るなどの暴行を加えて死亡させたほか、事件について話を聞きに来た警察官の腹部を殴ったなどとして、殺人と公務執行妨害の罪に問われています。
9日の初公判で梅田被告は殺人については「本気の殺意ではなかった」、公務執行妨害については「警察官だとわからなかった」などと、起訴内容を一部否認しました。
検察側は冒頭陳述で争点が被告の殺意の有無や完全責任能力の程度などだとしたうえで、「梅田被告には完全責任能力があった」と主張。
一方、弁護側は「被告人は幼い頃から知的障害などが認められているうえ、事件当日は処方薬やアルコールの影響を受けていて殺意や完全責任能力があったかは疑問が残る」などと主張しました。
この裁判は今月16日に論告が行われる予定です。
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