「緊急銃猟」制度導入受け 秦野市でクマ出没の対応訓練
2026/04/13(月)18:27
神奈川県内で初めての試みです。全国でクマの出没が増えるなか、県警や秦野市は住宅地でのクマの出没を想定した訓練を行いました。
訓練には県警や秦野市、それに地元の猟友会のメンバーなどおよそ60人が参加。
住宅地に120センチ程のクマ1頭が出没した想定で行われました。
通報者
「つい先ほどクマを見かけた。クマはこちらを威嚇して少しずつ近づいてきたので走って逃げた」
訓練実施の背景にあるのは、去年9月に施行された「緊急銃猟」制度。
市街地や住宅街にクマが出没する事例が全国で相次ぎ、県内でも去年8月、伊勢原市の観光地・大山のケーブルカー駅近くで、ツキノワグマが目撃されました。
「緊急銃猟」は住民の命に危険がある場合、市町村長の判断で市街地で猟銃を使った捕獲を認めるもの。
13日の訓練では、捕獲手段が「銃猟以外ない」と判断された想定で、緊急銃猟を実施するまでの手順を確認しました。
秦野市
「それでは通常の銃を用い住民の安全を確保したうえで緊急銃猟を検討します」
猟友会
「万が一に備え発射方向の住民には避難を呼びかけてください」
県警や市はパトカーなどで周辺住民の安全確保を行ったほか、ドローンでクマを捜索。
市の委託を受けたハンター3人は、跳弾などの二次リスクがないことを確認したうえで発砲し、捕獲しました。
県警生活安全総務課 田中豊警視
「図上では見えているものがあったが見えていないものが(訓練で)まだまだあったので、警察署と連携を強めてこういう訓練が実施できれば」
県猟友会西秦野支部 小菅基司会長
「実際にクマが出たときの気持ちの整理ができるかなと思い、きょうはいい訓練ができた。 猟友会のメンバーと会うといつもクマの話題が必ず出ているので、みんなでいつでも出動できるよう心の準備をしていきたい」
TOPへ