横浜市立小学校 新人教員のフォロー体制強化へ新たな取り組み
2026/05/01(金)19:00
横浜市では、この春から一部の市立小学校で新人教員に先輩が伴走し、徐々に業務に慣れていく新たな人材育成の体制を始めています。
ことし3月に大学を卒業し、先月から市立豊岡小学校5年生の担任となった林千陽さん。 夢だった教員になりうれしい半面、ひとりで教壇に立つことには大きな不安を感じていたといいます。
横浜市立豊岡小学校・新人教員林千陽さん
「担任の先生として働き始める実感がまだわかなくて、どんな感じで毎日過ごせばいいのか不安と子どもたちはどんな子たちなのか、ワクワクが混じったような感覚だった」
「新人をひとりにしない」。
市は教員の労働環境の厳しさやなり手不足が課題にあげられる中、新たな歩みを始めた教員が安心してひとり立ちできるまで先輩教員が伴走する育成体制を始めました。
この体制は、市がこれまで取り組んできたひとつのクラスを複数の教員で運営する「チーム担任制」を一歩進めたもの。
チーム担任制では「チーム・マネジャー」と呼ばれる教員を含めた学年全体で、担任をローテーションしたり、教科ごとに授業を分担したりしています。
豊岡小学校の5年生は1組から4組までありますが、クラス数よりも多い5人の教員を配置。 林さんへ授業や担任業務の指導を行いつつ、児童へのきめ細かい対応の両立を目指しています。
3時間目、林さんはチーム・マネジャーが見守る中、国語の授業を行っていました。
準備したプリントなどを使いながら授業を進め、児童ひとりひとりへ丁寧な声かけでコミュニケーションを図ります。
授業を見たチーム・マネジャーは。
横浜市立豊岡小学校上條拓チーム・マネジャー
「最高でした。子どもたちもすごく楽しそうで、林先生も楽しそうだった。 私であったり学年の先生たちが技術面でも心の方でも支えになれたら」
横浜市立豊岡小学校・新人教員林千陽さん
「まずは子どもたちが授業を楽しいと思えるよう作っていきたい。 生活面では、ひとりひとりが自分らしく安心して生活できるような学級づくりを目指していきたい」
一方、市でも新人教員の気持ちに寄り添いながら成長を促せる体制作りを拡大していきたいとしています。
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