あっぱれ!KANAGAWA大行進

この番組は神奈川県33市町村を巡り、そこに住まう人々の暮らしや文化、名所を紹介するものです。

2月11日:大井町

今回の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は
足柄の大井町からの“撮って出し”です。
ここは、町の東側(面積の6割)は丘陵地、西側(4割)が平坦地という
東西ではっきりと分かれているのです。
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ようやく寒さもゆるみ始めたブラブラ散歩を楽しみながら、
きょうから始まった「ASHIGARAアートフェスティバル」の
大井町会場まで行ってみます。

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デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーは、「おおいゆめの里」に集まりました。
ここは以前にも何回か訪れたおなじみの場所。CIMG8500.JPG

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                             見事に晴れ渡ってはいたのですが、期待した
                             富士山は霞の影でした。

以前にデビさんが、ここ「ゆめの里」に来た時に
「あっぱれ!…5周年」として無理やり植樹させていただいた
桜がありました。
その後、どうなっているか探してみると・・・
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ちゃんとありました。「あっぱれ桜」。
昨年の台風でなぎ倒された木も少なくない中、
「あっぱれ桜」はあっぱれ!立派な若木に成長していました。
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早咲きの河津桜ですが、このところの冷えこみで開花は遅れ気味だとか。
それでも、つぼみが膨らみ始めていて、
花開く日が待ち遠しく思えるまでになっていました。
春は確実に近づいている、と感じたデビと三﨑アナでした。


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ふと目をやると、こども達に囲まれた2頭のヤギの姿が・・・
なぜこんなところにヤギが?
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近くの人に聞いてみると、彼ら(=やぎ)は
「草刈り大好きモグモグ隊!ホワイトレンジャー」の隊員として
大好きな草を食べて、草刈のお手伝いをしているのです。
町内各所で日夜モグモグしているんだとか。
「つばさ」と「そう」と<メイメイ>されたそうです。
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里山の雰囲気残る道を歩いていると、チョット気になる蔵を発見!
その蔵から荷物を運んでいる人に声をかけてビックリ。
デビさんが以前にお訪ねした農園の小宮眞也さんでした。
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先祖代々の蔵を、壊すのももったいないので改造して
経営する農園のブルーベリーのもぎ取りにくるお客さんが
くつろげるようにしたのだとか。
小宮さんはそば打ちの会も主宰しているそうで、
この日は、「大井町立そうわ会館」で行われる
アートフェスティバルの会場で振舞うおそばを準備中なのでした。
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                              【蔵の中とは思えない内装】
ここで早速、デビさんのおねだりが始まりました。
「そのそばの味がみてみたい!」
一足早く一杯試食させていただきました。
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そばを食べているうちに、宝物があるから見ていきなさい、ということに・・・。
つれられて母屋にいくと、おもむろに金庫の中から取り出されたのは
一体の土偶。
只ならぬ雰囲気をまとった立派なものです。
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昭和9年、小宮さんの父親が敷地内で偶然発見したというこの土偶は、
2400年前の弥生時代のもの。
なんと「国指定重要文化財」に指定されており、
イギリスの大英博物館やルーブル美術館で
展示されたことがあるという日本を代表する土偶なのでした。
そんなスゴイものが大井町に、
しかもさり気に個人所有されているなんて驚きの発見でした。
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住宅街を歩いていると、見たことがない可愛いクルマがとまっていました。
「マルホランドオート」という、自動車販売店みたいです。
でも、のぞいてみると、中には巨大な鉄道模型のジオラマが・・・!
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ご主人の鰺坂祐三さんに聞いてみました。
自動車屋さんなのになぜジオラマ?
もともと車も鉄道も大好きで、知りあいのジオラマを預かって
鉄道好きが自分の模型を持ってきて、思う存分に線路を走らせて
楽しんでいるのだそうです。
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店の模型で遊ぶこともできます。

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デビさんがもうひとつ気になったのは店先においてあった
見たことのないカワイイ車。
実はコレ、ご主人がほれ込んで販売代理店となっている
イタリア製の電気自動車「ジラソーレ」というもの。
あまりにカワイイデザインに
仮免許を持っている三﨑アナ、試乗をしたいと言い出したのですが・・・。
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 CIMG8576.JPG三﨑幸恵、ご予約の店。
今回は、「田んぼの中の食事処 山本屋」。
各地で和食の修行を重ねたご主人が、生まれ故郷の大井町に
2年前にオープンしたお店です。CIMG8579.JPG
「板そば丼」と書かれたノボリがたっています。
まさか、そばが乗った“丼ごはん”?
気乗りのしないデビさんなのですが・・・
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ご主人は、山本祥二さん。
メニューは和食全般ですが特にお蕎麦に力を入れているんだそうです。
まずすすめられたのは「あしがらそば」(1050円)。
温泉卵、とろろ芋、天ぷらなどが乗った、丼で食べる冷たいおそばです。
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そして、いよいよご主人オリジナルのメニューで、
ここでしか食べることの出来ないという「板そば丼」(840円)の登場です。
「板そば」というのは、細く切ってない(蕎麦切りになっていない)
布のように伸ばされた状態のそばの事なんだそうです。
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見ただけではわかりにくいのですが、
その“板そば”が小柱、チーズと卵とじになって
ご飯に乗っています。
ご主人いわく「ご飯と蕎麦という、絶対に合わない炭水化物同士の組合せに
挑戦した」という野心作。
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果たして、「これはケッコウいける!」デビット伊東と三﨑アナ、目からウロコの気分で
食べ続けるのでした。

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「ASIGARAアートフェスティバル」の大井町の会場である
「大井町立そうわ会館」に着きました。
これは南足柄市・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町の1市6町共同のイベントで、
アートを通じて足柄上地区を知ってもらおうと
約1ヶ月にわたって繰り広げられるアートイベントです。
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会館に着くと待ち構えていた真栄城舞さんたちが、
デビ・三﨑を案内してくれました。
ワークショップや地元の産物、きょうデビューという足柄茶のコンシェルジュまで、
足柄を満喫したのでした。
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デビさん、三﨑アナが最後にやってきたのは
小さな和菓子屋さん「手作り小麦まんじゅう ふる里」。
地元ではとっても評判の店で、毎日、手作りでおまんじゅうを
こしらえています。
6年前、片岡好子さんがお姉さんのお店からの暖簾分けの形で
この場所に店を開いたのだそうです。
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これまで、東京のキー局の数々あったテレビ取材のはなしを
すべて断ってきたという伝説のおまんじゅう屋さんなのです。
それが、地元のtvkの、どれも「あっぱれ!KANAGAWA大行進」ということで
特別にお許しをいただくことが出来ました!
さっそくテレビ初登場という「小麦まんじゅう」を買って
食べさせてもらいました。
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30年前からの1個100円という値段を今も守っている、
それは、本当におばあさんが丁寧に手作りしていることがわかる
素朴な美味しさでした。


今回のプレゼントは、
最後におたずねした「手作り小麦まんじゅう ふる里」の
伝説の【小麦まんじゅう】を3名の方に。
応募方法は、このHPのプレゼントのページをご覧ください。

きょうお訪ねしたお店などの連絡先は、
このHPの「あっぱれ!MAP」のページをご覧ください。
また、「tvk開局40周年キャラクター総選挙」は
tvkのHPと携帯サイトから投票できます。

次回(2月18日)は、厚木市からの撮って出しでお送りします。
お楽しみに!