「もったいないをおやつに」横浜市内のホテルや動物園が連携し特別イベント
2026/05/18(月)18:39
横浜市では、食品ロスの削減を身近に感じてもらおうと、「もったいない」を「動物のおやつ」に変えていく取り組みが進んでいます。
よこはま動物園ズーラシアの人気イベント「飼育員のとっておきタイム」。
17日とは、一味違った形で開催されました。 実は、ゾウが食べているフルーツとパンはすべて、市内3つのホテルのビュッフェで消費されなかった食品です。
横浜市によりますと、市内の飲食店などから出た廃棄食材は、2023年度の調査で年間10万1000トンにのぼり、削減に向けた事業者・消費者の行動変容が求められています。
イベントの2日前、食材の提供を行うホテルのひとつ「ヒルトン横浜」では、朝食ビュッフェで残ったフルーツと食パンを動物園に送る作業が行われていました。
「どのくらいの日数で出た廃棄食材?」
All day Dining Parade 小松守料理長
「フルーツは冷凍しないので当日出たもの。 4日くらいの量」
今回、この取り組みへの参加を決めた背景には、ビュッフェという提供形態が抱える「食品ロス削減」の難しさがありました。
小松守料理長
「ビュッフェではどうしても最後残ってしまう。 その食材をしっかり次に生かせる食品ロスを軽減できるので、スタッフ一同、貢献しているという意識が強くなっていて、うれしく思っている」
イベント当日、ゾウは展示場に出てすぐにおやつを発見!
うれしい時に見せる耳をパタパタと動かすしぐさをしながら、あっという間に完食しました。
よこはま動物園ズーラシア 飼育展示係 古田洋さん
「一気に食べてしまうのかなと思ったが、ひとつひとつ確かめながら普段よりもゆっくり食べていた。 楽しみながら食べていたんじゃないか」
来園者
「黄色いフルーツを食べていた。おいしそうだった」
今回のイベントは、市内のホテルや運搬事業者、そして動物園が連携し実現したもので、市は「地域の力」を活用しながら食品ロス削減につながる取り組みを続けたいとしています。
横浜市事業系廃棄物対策課山之内孝さん
「子どもたちが非常に興味深く見ていたので、動物園でやることの意義を感じた。 皆さんに気づいてもらい、実際の取り組みにつなげてもらうことが大切」
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