あっぱれ!KANAGAWA大行進

この番組は神奈川県33市町村を巡り、そこに住まう人々の暮らしや文化、名所を紹介するものです。

4月14日:相模原市:相武台下駅の周辺

今回は、先月(3月11日)1市2町が合併しエリアの広がった【新「相模原市」】から、
JR相模線の「相武台下駅」周辺を特集。

デビ&三浦アナ率いる「あっぱれ!撮影隊」は、
相模原市新戸(しんど)にある複合施設「れんげの里あらいそ」前からスタート。

施設内に入るとすぐに目に飛び込んでくるのが、天井につるされた相模の大凧。
ここは、天保年間(1830年~1844年)から行われてきたと伝えられている相模の
大凧揚げ文化に関する資料等が展示されている“相模の大凧センター”。

その展示ホールの隣室から何やらにぎやかな音楽が…。

部屋をのぞいてみると謎の美女軍団(?)が、踊りのお稽古中。
昨年完成した「相模川芝ざくら音頭」を明日(4月15日・日曜日)の
イベントで披露する最後の仕上げを行っていた。

続いて、デビ&三浦アナは相模川の付近を散策。
そこで目にしたのは色鮮やかなピンクの絨毯!


相模川の堤防(新戸地区~下磯部地区)には、
芝桜が幅6メートル・長さ1400メートルにもわたって、
今まさに見頃を迎えていた。

訪れた日は、「第3回 相模川芝ざくらまつり」期間中(4/10~4/22)で
多くの花見客でにぎわっていた。


この見事な芝桜をはじめに植栽した“新戸芝ざくら愛好会”のみなさんの話によると
植栽以前この辺りは、雑草に覆われ、しかもゴミの不法投棄で見るに堪えない状況だったという。

そこで花を植え、きれいに整備すれば、ゴミの不法投棄も無くなるはずと、
地元の老人会が中心になり平成14年に芝桜の植栽を開始し、現在に至っている。

まつり会場の一角に、竹を組んで作られている巨大な工作物を発見。
ここ相模川堤防は、来月(5/4~5)開催される「相模の大凧まつり」会場でもあり、
すでに大凧の骨組みが完成し準備されていた。その大きさは、なんと14.5メートル四方、
重さ950㎏…日本一の8間凧(はちけんだこ)!

大凧揚げに込められた熱き想いを新戸大凧保存会のみなさんに伺う。

デビ&三浦アナは一旦、芝ざくら会場を離れ、町中を散策。

すると「さがみ野夢工房ふっくら」と書かれた看板を掲げたお店を発見!
そこは、昔から相模原の地に伝わる“酒まんじゅう”の専門店。

この地区ではその昔、「うどんと酒まんじゅうが作れることが嫁入りの条件」と
いわれていたほど、農家のごちそうであった。遠方から買いに来る人も多いという、
人気の秘密を探る。