あっぱれ!KANAGAWA大行進

この番組は神奈川県33市町村を巡り、そこに住まう人々の暮らしや文化、名所を紹介するものです。

8月6日 あっぱれ!トーク

デビット伊東です。CIMG5755.JPG

先週7月30日、三浦市での「あっぱれ!・・・」の撮影を終えてすぐ、僕はマカオへ行ってきました。
実は31日にHOTEL FORTUNA(財神酒店)の中に、
僕のらーめん店『でびっと(大衛)』のマカオ店がオープンしたのです。
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昨年から「でびっとのらーめんとスタッフが気に入っている」と言って
熱心に中国への出店を誘ってくれる人がいたのです。
その言葉に僕の心が動かされて、1年間、何回も北京や香港、マカオの様子を見に行き、
そうした中で僕も「日本のらーめんとサービスを中国の人たちにも知ってもらいたい」
「日本のらーめんを食べてもらいたい」と強く思うようになっていました。

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味は少し工夫しました。
博多風のアレンジを加えたトンコツらーめんで、『でびっと』の博多のお店でも出している
馬油をきかせた『黒』と、ラー油と辛味噌の『赤』を用意しました。
『赤』はマカオの店でしか出さないものです。%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%82%AA%E5%BA%97%20059.JPG

現地のスタッフは全員中国人です。
僕らは一所懸命にらーめんの作り方、店のやり方、サービスなどすべてのノウハウを
伝えようとしてしてきましたが、
言葉の壁ばかりでなく、文化や労働感の違いなどもあって、
細かいニュアンスが伝わらないことに悩みました。

でも、現地のスタッフも耳を傾ける努力をしてくれます。
日本の店で8年間も手伝ってくれている中国人の男性と
3年間働いてくれている中国人の女性にも手伝ってもらういながら
ようやく形が見えてきたのはつい最近のことでした。

開店の日。色々なお客様から握手を求められ「美味しいラーメンをありがとう」と
言われました。スタッフに感謝、支えてくれたすべての人に感謝です。
今年中に北京店もオープンさせる予定です。
らーめんの美味しさだけではなく、日本人の心も伝えられたらいいな、と
思っています。
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