あっぱれ!KANAGAWA大行進

この番組は神奈川県33市町村を巡り、そこに住まう人々の暮らしや文化、名所を紹介するものです。

2月18日:厚木市

今回の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は、県中央部の都市・厚木市から撮って出し。
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寒い朝、「愛甲から七沢へ。謎のでっかい石を見に行こう!」と
デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーは、小田急線「愛甲石田駅」に集まりました。
七沢の森の奥に、最近話題の巨大な石があるのだというのです。CIMG8655.JPGCIMG8658.JPG

いつものようにオープニングの挨拶をしていると、
歩道橋の上からこちらを見つめる大きなブタが目に入りました。
ありゃナンジャ?
近寄ってみると、厚木のゆるキャラ「あゆコロちゃん」が「あっぱれ!…隊」を迎えに
きてくれていたのでした。
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「あゆコロちゃん」は、去年の『全国ゆるキャラグランプリ』で27位。
神奈川県内のゆるキャラではトップになったのです。
冒険好きだということで、後で七沢の森の謎のでっかい石の前で
待ち合わせることにしました。


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            ところで、ここは厚木市の愛甲という地名のところ。
            この愛甲の視聴者から、一通のメールをいただいていました。
            メールの主は、地元で人気の洋菓子屋さんで店長をしている女性で、
            「毎週欠かさずあっぱれを見ていて、ぜひ遊びに来てほしい」という内容。
            そのお店に立ち寄ることにしました。
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そこは、「sala(サラ)」という洋菓子屋さん。
中に入ってみると、メールをくれた宇山由美子さんはじめ、社長さんから全従業員で
熱烈歓迎してくれました。
宇山さん、いつも一緒に「あっぱれ!…」を見てくれているという両親にも携帯して…。
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                            【左がメールをくれた宇山さん】
せっかくなので、おすすめのお菓子もいただくことに。
まずは、厚木の街を見下ろす大山をかたどった「おおやまあんマド」。
カボスを練り込んだマドレーヌで、中にはこしあんが入っています。
店には「カボスのゼリー」もあります。
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聞けば、使用されているカボスは、ほぼ100%厚木産のもの。
厚木では、近年「山ビル(蛭)」の被害に悩まされていて、
その原因は、山ビルを体につけた鹿が木の芽を食べに麓まで来るようになったこと。
そこで対策として、トゲがあって鹿が寄りつかないという「カボスの木」を
植えることにして、そのままカボスを名産品に出来ないかと考えたのでした。
そんな中で生まれた「おおやまあんマド」なのでした。
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さらに一番の人気商品という「大山シューサブレ」をいただいていると、
宇山さんのご両親も店に駆けつけてきて、店内は大盛り上がりとなりました。
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                        【ご両親も駆けつけて…父親は三﨑アナのファンだそう】


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「七沢温泉」の入口までやってきました。
ここで、今回の予約店「和風料理 おかめ」へ立ち寄ります。
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こちらは創業約60年。
春は山菜、夏にあゆ、秋はきのこ、冬はしし鍋…と、
それぞれ季節を感じる料理を、提供しています。
現在の経営は、3代目の佐藤隆広さん。
2代目の父親、馨(はじめ)さんと切り盛りしています。
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              【左が3代目、右が2代目】

まず、最初に三﨑アナの前に出されたのは、「早春膳」。
その名前のとおり、春を先取りするかのような組合せが並びます。
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       【春野菜と鯛の蒸し物、山菜天丼、葱といかのぬた味噌和え…など \1,700円】
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もう少しすれば、お店の裏でタラの芽が採れるほか、近所の春野菜が
楽しめるようになるそうです。

デビさんの前に出されたのは、「鰻重」。
こちらの店の一番、自慢の看板メニューなんだそうです。
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                       【鰻重 \2,100】

静岡と愛知から仕入れた上質の鰻がふっくらと焼き上げられて
ご飯と二段の重で熱々です。
これに自家製という山椒の粉をかけて食べると、
美味しさが何倍にも広がりました。
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それにしても、ここ数年の鰻のシラスの品不足で
今年のうなぎは価格が高騰。
なんとか値上げせずにと頑張っていますが、
それも限界に近づきつつあると、ご主人はチョット顔を曇らせていました。
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昼近くになっても、日陰は氷が残ったままです。

          CIMG8776.JPG食事を終えて温泉街をブラブラしていると、たき火をしている人たちがいました。

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近づくいて話を聞いてみると、
「あつぎ冒険団」という、厚木の自然を守りながら
遊んでいるグループの人たちなのだといいいます。
中心にいたのは、須藤兼之さん。
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                   厚木市の募集に応じてそれまでの仕事をやめ、
                   市の観光プロデューサーという仕事しているのだそうです。
  薪割りやたき火など、都会ではなかなか体験できないことを体験して、
  観光客に自然豊富な七沢の魅力を提供しているのだとか。
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みんさん、本当に楽しそう。
三﨑アナも薪割りの体験をさせてもらうことにしました。
気をつけないと大怪我につながる、と注されながら
生まれて初めての薪割りに挑んだ三﨑アナですが…さて?
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デビと三崎はきょうの目的地にしている巨大石について聞いてみました。
須藤さんは当然に「謎の石」の存在を当然知っていました。
『亀石』と呼ばれているのだそうです。
須藤さんとも、後で亀石で待ち合わせることにして、
2人はブラブラ歩きを再開しました。

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デビさんが一軒の旅館前で立ち止まりました。
和風旅館の入り口に「cafe & bar」と書かれています。
ちょっと休憩していくことにしました。
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いうことで、「元湯玉川館」へ。
ご主人の山本健二郎が案内してくれました。
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こちらは創業して110年になるという老舗旅館ということで、
コーヒーが出来るまで見学させてもらうと、
囲炉裏の間の先に、赴きある檜の風呂が…。
反射的に服を脱ごうとするデビさんを抑えた三﨑アナでした。
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名物でもある、温泉を使ったコーヒーをいただいていると三﨑アナの姿が見えません。
まさか、三﨑が風呂にいってしまった?
いつもと逆の立場になって焦ったデビット伊東でしたが・・・・さて?

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宿を後にし、やがて森の中に見えたものは?
木々を分け入って行くと、圧倒的な迫力の一枚岩が現れました。
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幅15m、高さは8mほどもあります。
この「亀石」の前には、約束通り「あゆコロちゃん」や
観光プロデューサーの須藤さんが待っていてくれました。
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この辺りは昔から石場で、「七沢石」と呼ばれる石が切り出されていました。
現在は石切もなくなりましたが、石そのものは今もいっぱい残っていて
ゴロゴロ転がっている。
ちなみにこの「亀石」と呼ばれる巨大な一枚岩は、
数万年前に山中から転がってきたものだそうです。
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寒い日でしたが、なんとか目的を達成できて
ほっとした「あっぱれ!…隊」でした。

今週のプレゼントは
愛甲石田駅近くで2人がお訪ねした
洋菓子の「sala」から
カボスの香りのマドレーヌ
『おおやま あんマド』(6個セット)を
3名の方に。
応募方法は、このHPのプレゼントのページをご覧ください。

次回(2月25日)は、愛川町からの撮って出しでお送りします。
お楽しみに!