あっぱれ!KANAGAWA大行進

この番組は神奈川県33市町村を巡り、そこに住まう人々の暮らしや文化、名所を紹介するものです。

3月3日:横浜市

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今回の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は、
今シーズン4回目の横浜市。
泉区の相鉄線「いずみ中央駅」から半径1キロ以内に
ターゲットを絞った、地域限定ブラブラ散策」を楽しみます。


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     まずは『いずみ中央』駅前の「地蔵原」から番組はスタート!
     自然豊かな和泉川沿いに整備された「地蔵原」は、
     自然豊かなニュータウンという
     新旧の顔を併せ持つこの地域を象徴する憩いの水辺スポットです。
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「長後街道」を歩くデビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーが横道に入ると
その目にちょっとお洒落なテラスが飛び込んできました。
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覗いてみると厨房があって、どうやらパンを焼いている様子。
ショーケースの中に驚くほどの種類のパンが並んでいます。
早速、入ってみることにしました。
ここは「手づくりのパン 薫々堂」
奥から出てきたのは、亀山裕子さん。
いくつかを買い求めて味見させてもらうことに・・・。
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聞けば、亀山さんはフランスで修業して、
パン職人の国家資格を持っているのだそうです。
フランスでは、この資格がなければパン屋を開けないのだとか。
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「薫々堂」はそんな亀山さんと、国内の多くの名店で修行してきた
ご主人の修二さんというパン職人夫婦が
9年前にオープンさせたお店です。
テーマは「伝統と創造性」というだけあって、
伝統的なフランスパンから惣菜パンまで全てが本格パンの味でした。
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                          【亀山修二さん】

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          【“春の小川”のような和泉川】

少し歩くと、打って変わって自然あふれる風景になりました。
和泉川沿いを歩いていると、
かまぼこ型の細長―い建物の入り口に「たまご」のノボリを発見。
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入ってみると、そこはタマゴの直売所で、
箱詰め作業の真っ最中。
ここは「大矢養鶏」。
箱詰めをしていたのは、経営者の大矢忠義さんと奥さんの房枝さんでした。
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                   【大矢忠義さん】      【房枝さん】
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奥の養鶏場は衛生管理上、入れてもらえませんでしたが、
入り口から見せてもらうとものすごい数の鶏がいます。
その数、なんと1万羽!
これを夫婦2人だけで管理しているのだそうです。
そのため、餌やりからタマゴの収集まで機械で自動化されています。
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                       【タマゴは自動的に集まってくる】
実は泉区は横浜市内で最も田畑面積が広く、
家畜の数も最も多い農業が盛んな区なんです。
中でも「大矢養鶏」は横浜市内最大規模の養鶏所。
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                             【傷がないか、血混じりがないか光でチェック】
大矢さんは会社務めの後、家業を継ぎました。
30歳を前に農業大学に入りなおし、多くの産地を視察して
大規模化と省力化に成功しました。
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お若い奥様と二人三脚で頑張るご主人の手による黄身の
色が濃く濃厚なたまごは絶品でした。
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                         養鶏場から一気に南に下って、
               「いずみ中央」駅の隣りの「ゆめが丘」駅の近くまで
                               やってきました。
                      「いずみ中央」から1km以内、という
                       きょうの決まりを越えてしまいそう
                               というところで、
                    今度は「イチゴ狩り」のノボリを発見。                 CIMG9050.JPG
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大勢のお客さんがイチゴ狩りの真っ最中。
係りの人に聞いたら、「ゆめが丘駅」の駅長主催のイベントなんだとか。
ポスターを見ると、駅長さんは女性のようです。
「これはお会いしなければ!」とのデビさんと三﨑アナ、
駅長がいるという隣の「泉区ファーマーズマーケット」へと
向かいました。
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お客さんのお相手をしていた駅長は、山北奈穂子さん。
駅勤務や車掌を経験した後、
相模鉄道初の、かつ唯一の女性駅長として活躍中です。              CIMG9078.JPG

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女性駅長さんの案内で、模型牛での搾乳体験などの
イベントを満喫したデビさんでした。


今度は西に向かって、藤沢市に近づくあたりで
「あっぱれ!…隊」が見つけたのは不思議な看板。
『営業用に・ご家庭に・職場に・清水のあんこ・ここです』
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どうやらここはあんこ専門の工場のようです。
見学のお願いをすると、お母さんと呼びたくなるような女性が現れました。
実はこの女性が工場長!と知って、デビさん三﨑アナもビックリ!恐縮!
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                   【工場長の荻野つね子さん】
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工場長は荻野つね子さん。快く工場の中へ案内していただきました。
中では5人ほどの従業員があんこ作りの真っ最中でした。
北海道産の小豆を煮て、練って、砂糖を加えて…という工程を
機械や手作業で進めています。
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「清水製餡所」は昭和25年創業のあんこ屋さんで、
この工場は昭和42年に出来たそうです。
その当時から工場長を務める荻野さんによると、
最盛期には1日10トン生産していたこの工場も、
安い輸入物に押されて現在は1日2トン弱の生産量になってしまいました。

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直売所で試食させてもらいました。
あんこが一杯に詰まった「手まり焼」(今川焼き)と小豆アイスはどちらも1コ80円。
メイン商品の羊羹は400グラム500円。
美味しくてリーズナブルな、でも出来立てのあんこを使ったオヤツに大満足のデビさん三﨑アナでした。
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最後に、三﨑アナが取材のお願いをしていた
「自然館」に向かいました。

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着いてみると、道路沿いにあるちょっと変わった建物。
野菜の直売所のようですが、ギャラリーの様でもあり
休憩所の様でもある不思議な雰囲気です。
                        
ご主人の美濃口俊雄さんによると
農家レストランにしようと思ったのが保健所の許可が下りず、
中途半端な状態になってしまったのだとか。
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                        【美濃口俊雄さんと息子の輝尚さん】

しかし土にこだわり減農薬で丹精こめて作られた
美濃口さんの野菜は人気が高く、遠方から買いに来るお客さんの
車で行列が出来ることもあるんだとか。
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「この時期は野菜が少なくてね」といいつつ
大根・小松菜・ほうれん草・ねぎ・にんじん・サトイモ・キャベツ・
いちご・メロンを収穫しているという美濃口さん。


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栽培した野菜を漬物などの加工品にしているのが奥さんのかね子さん。
かね子さんのお母さんが考案したという大根の甘酢漬けや醤油漬け
水加減塩加減が絶品の白菜漬け
更に、なます・キンピラ・サトイモの煮っ転がしなどなど多品目。
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                  【奥さんのかね子さん手づくりの料理が並べられた】

中でも何十年と継ぎ足しているというヌカ漬けと、
サトイモの煮っ転がしは逸品。
自分の田んぼで栽培したもち米を使った赤飯も美味しい!
そして青唐味噌は、ビールのつまみにしても絶品でした。
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                    【右は純江さんと陽太ちゃん】


やはり横浜は広い。
「みなとみらい」のような港の未来都市があって、
泉区のようにニュータウン開発が進みながら
自然が残るバランスが
横浜の魅力なんだ、と思ったデビット伊東と三﨑アナでした。

今週のプレゼントは、二人がお訪ねした
「手づくりのパン 薫々堂」の
【クーロンヌ・オ・ショコラ】を
3名の方に。
ご応募は、このHPの
プレゼントのページをご覧ください。

「あっぱれ!KANAGAWA大行進」のホームページが
スマートホンでも利用できるようになりました。
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次回、3月10日は「箱根町」。
前乗りだあ!と、デビさんが興奮しております。