あっぱれ!KANAGAWA大行進

この番組は神奈川県33市町村を巡り、そこに住まう人々の暮らしや文化、名所を紹介するものです。

6月9日:小田原市

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見渡す限り、海~!
今回の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は、
相模湾に面した温暖な町、小田原市からの撮って出し。
小田原市の入り口、国府津の海から番組をスタートします。
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           と思ったら天気は雨。
           美しい相模湾を眺めながらのタイトルコールを予定していたのですが…
           きょうの担当ディレクターは、
           ひときわ雨率が高い高橋ディレクターなんです。
           少しでも雨を避けて、海岸線を走る西湘バイパスの高架下からの
           オープニングとなりました。
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それでも元気を出して、目の前の相模湾の新鮮な海の幸を期待して、
今日から始まった「あじさい、花菖蒲まつり」会場の小田原城に向けて
ぶらぶら歩きに出発しました。
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CIMG1004.JPG国府津の海岸から上がって、住宅街の路地へ入ってみました。
ほんとに細い道がジグザクに続き、角の先がどうなっているかわからない
迷路のようで、探検気分でけっこう楽しいものです。
そんな家々をのぞいて歩いていくと、窓から手をふってくれるこどもが
いたり日を過ごしている家族とお話しができたり・・・
国道1号に出るまでの短い時間が、けっこう楽しい旅になるのでした。
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森戸川沿いを行くと、
玄関に和傘がかかっている家を見つけました。
良く見ないと気がつかないところを、目ざとく見つけるのは
さすがデビット伊東です。
ちょっと入りにくい雰囲気ですが、勇気を出して覗いてみると
中では1人の男性が和傘をつくっているのでした。
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聞けばこの方は杉崎英紀さん。
「湘南和傘 英遊」として5年前から和傘づくりをしているのだ
そうです。
小田原市の職員だった杉崎さんですが、
旅先の金沢で出会った和傘に惚れてしまい脱サラ。
大分の中津で修業して和傘づくり職人になってしまったのです。
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             1本作るのに、凡そ2ヶ月くらいかかるという和傘。
             開いてみると、1本1本が違うデザインで
                     その美しさに見とれてしまいます。
             中には、自分の猫の足跡を使ったユニークな番傘も…
             現代的な意匠やランプシェードなども手がけています。
             その1本をお借りして、雨の小田原を歩いてみると
             ちょっと小粋な感じがするのでした。
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酒匂川を渡ってお城も近づいてきました。CIMG1061.JPG
西湘バイパスの下をくぐって海につながる
暗い小さなトンネルを抜けて通りに出ると
「早瀬のひもの」と書かれた小さな干物屋さんがありました。
“街かど博物館”と染め抜かれたのぼリもあります。
そして何故か、少し火が残っている七輪も…。
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おじゃましてみました。
お話してくれたのは、ご主人の早瀬幸弘さん。
80年以上続く干物屋「早瀬幸八商店」の4代目だそうです。
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           売っている干物は店に並ベ切れないらしく、
           木札で店の壁に表示されています。
           中には、1枚が800円という高級な鯵もあるようですが、
           いま一番美味しくなっている、という
           カマスを買うことにしました。
           どうやらデビさん。いま食べたくてしょうがない様子。
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早瀬さんにすがってみると、
「外の七輪、使ってもいい」と言ってくれました。
こんなとき、焼き方を命じられるのは…
やはり一番の下っ端スタッフ、バイトADの松井クンですね。
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ノボリにあった「街かど博物館」というのは、
小田原市で古くから栄えた町の産業を知ってもらおうと
18の店などが登録したもの。
「早瀬幸八商店」でも昔の道具などが展示されていて、
予約をすれば干物づくりの見学や体験も出来るそうです。
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話を伺っているうちに、干物が焼きあがりました。
さあ、焼きたての干物の味は…?!
その様子は早瀬さんに写真に撮られてしまいました。
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CIMG1091.JPG今回、三﨑アナが予約した美味しいものの店は
小田原駅のすぐ近くに昨年オープンした
「海鮮丼屋 小田原海舟」。
小田原港から届く新鮮な魚がウリの店で、
特に丼メニューが豊富です。CIMG1094.JPG

テーブルに着くと、まず三﨑アナの前に出されたのは
『小田原どん』に認定されたというカツ丼のようです。
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                【かまぼこカツ丼¥1080】
「ん?海鮮丼屋でカツ丼か?」と思いつつ一口食べた三﨑アナ。
ちょっとカツ丼とは違う様子。
デビさんは、自分より先に三﨑アナに料理が出ることに
また文句を言っていますが、、、。
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店員さんに聞くと、カツ丼はカツ丼でも小田原名産の
「かまぼこのカツ丼」だったのです。
創業230年という小田原かまぼこの老舗に伝わる秘伝のレシピを元に
つくられたというだけあって、ただのかまぼこカツとは違う美味さが
広がります。
デビさんも一口食べると、「良い意味で予想を裏切られた美味しさ」とか…
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『小田原どん』というのは、小田原の新鮮な食材を使い
伝統工芸の“小田原漆器”の器で出すことが条件で、
厳しい審査で認定されるのだそうです。
多くの店がアイデアを競い
すでに24もの「どん」メニューががあるとか。
              そこに社長の田川順也さんが
              海の幸が贅沢に盛りつけられた
              「こぼれゲタ寿し」を出してくれました。
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                    【こぼれゲタ寿し¥1890】

              イクラ、金目鯛、シラス、まぐろなどなどが豪快に盛られて
              寿司なのにご飯が見えません。
              これにはデビさん、ご満悦。
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これまた三﨑アナの前に出されたので、デビさん、またまた
オカンムリ!
でもそれも、一口食べて消えてしまうほどの美味しさ。
ご満悦の二人でした。

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目的地、小田原城に到着しました。
今日から「あじさい 花菖蒲まつり」が開催されています。
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生憎の雨の小田原ですが、
「紫陽花や花菖蒲には雨もまた風情があってよいものですね」と
デビット伊東も三﨑幸恵アナも満足の様子。CIMG1127.JPG
会場には、地元の味が楽しめるブースも並んでいて
漬物やB級グルメの小田原おでんなどを楽しむことができます。
もちろん、二人もつまみ食い。
一体、どんな胃袋なんでしょうか?
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今回のプレゼントは“W”です。
①番組中、デビさん三﨑アナが焼立ての美味しさに大満足した
 「早瀬幸八商店」の【早瀬のひものセット】を抽選で3名様にプレゼント。

②ご好評ご希望に応えて
【番組特製タオル&番組ステッカー&
   交通安全ステッカー&番組特製カンバッジ】をセットにして
                         10名様にプレゼント。
 ※今回の応募には、番組内でデビさんが出した
  『キーワード』が必要です!
   (プレゼントページにヒントがあります)

応募方法など詳しくは、この番組HPのプレゼントページをごらんください。


次回(6月23日)の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は
横須賀市からの撮って出しです。