あっぱれ!KANAGAWA大行進

この番組は神奈川県33市町村を巡り、そこに住まう人々の暮らしや文化、名所を紹介するものです。

12月29日:湯河原町

今年最後の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は、【湯河原町】から。

ここで、お詫びです。
今回の「湯河原町」の放送予告の
番組宣伝スポットの画面で
字幕が「湯河原市」となったまま
放送してしまっていました。
不注意で申し訳ありませんでした。
視聴者のみなさま、
湯河原町のみなさまに
お詫び申し上げます。
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多くの人が正月休みに入ったきょう(29日)。
“なんということでしょう!!”
昨夜からの雨は夜明け前にはあがり、
湯河原の空が晴れ渡っているではありませんか。
「あっぱれ!…」にとっては、これは“奇跡”ともいうべき状況?
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ふと気がつくと“雨女”の一人、カメラマンのフジイが
テルテル坊主をつくってきていたのでした。
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寒さも和らいで感じるさわやかな気持ちで
デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーは
湯河原駅前の武将の銅像を眺めながら
番組を始めたのでした。
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デビさん・三﨑アナのコンビは
駅前の土産物屋さんを覗いてみることに。
最初に入ったのは、
「湯河原うまいもの舗 ふたば」という店で
創業して約50年だそうです。
そこでご主人に先ほどの銅像のことを聞けば
土肥実平(どい さねひら)という、湯河原・真鶴を本拠地とした
平安時代から鎌倉時代にかけての武将なんだそうです。
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                 隣にいる奥方が手にしているのは
                 実平に持たせる“きび餅”だそうで、
                 このことから湯河原の名物は
                 きび餅になったのだそうです。
ということで、さっそく店先の試食箱から
きび餅をつまみ食いするデビさんです。
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デビさんがわさび漬けを試食しようとしている時、
店の奥さんが三﨑アナと同じ福井市出身ということがわかって
我々が知らない地名を連発しながら
2人で盛り上がってしまうのでした。
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横断歩道を渡ると、「田舎風フランス菓子 ペジュ」という
洋菓子屋さんが開店準備中の様子。
お願いして中に入れてもらうと、
タルトやキッシュなどが並んでいます。
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こちらは、熱海にあるフランス料理店のデザートのケーキを
売る店で、湯河原にできて10年とか。
開店前ですが、三﨑アナはかぼちゃの、
デビさんは、りんごとアーモンドのタルトを買っていただきました。
その味に朝からニッコリの「あっぱれ!…」コンビでした。
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CIMG4924%20-%20%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.JPG芝居で全国を回ったデビさんに
スタミナを!と考えて三﨑アナが予約したのは
「ステーキハウス亜伊由」。
“亜伊由”と書いて「あいゆ」。
フランス語で“ニンニク”の意味だそうです。
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                         小涌園ホテルや椿山荘などで
                         フランス料理の修行をした
                         ご主人の木村幸男さんが、
                         30年前に故郷湯河原で店を構えるとき、
                         その語感の良さと
                         多くの料理を生かす欠かせない
                         食材であるということで
                         店の名前にしました。
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        熱海出身の奥さん、敬子さんと二人で営む
        肩ひじ張らない温かいお店です。
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用意されていたのは、和牛のステーキセットとハンバーグランチ。
カウンターに座ると、目の前の鉄板で焼いてくれます。

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   【和牛ハンバーグランチ(¥800)】
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           【鉄板焼き和牛ステーキセット(100g ¥2000)】

和牛の肉汁たっぷりのハンバーグは、
ハンバーグに目がないデビット伊東を唸らせるに十分。
しかもこのお値段。
もちろん、三﨑アナのステーキも「満足」の一言。
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                【自分の畑で採れた野菜を使った
                        グリーンサラダ(¥500)】

後継者のことを尋ねると、
長男の飛鳥さんは店の隣で美容院をやっているとのこと。
デビさん、なんでこれだけの味を継ぐ気がないのか…と
息子さんと話がしたい、と出ていきました。
そして戻ってきたデビさんが連れてきたのは…。
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大リーガーになった、あの大投手そのものか、と思うような
そっくりさん!
近所では“湯河原のダルビッシュ”と呼ばれているのだそうです。
その顔を見て、店を継ぐ話も忘れてしまったデビさんでした。
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ステーキハウスを出てすぐ、CIMG4984.JPG
デビット伊東と三﨑アナが見つけたのはパン屋さん。
…というか、パン屋さんのガラスの
「28日29日 パン100円セール」の貼り紙。
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お店の名前は「石窯パン工房TAKU」。
最近、湯河原には美味しいパン屋さんが続々と誕生していて
ネットなどで話題になっているようですが、
こちらは、東京で修行していた高橋卓也さんが
地元に戻って今年の4月にオープンした店です。
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貼り紙のとおり、菓子パンがすべて100円で並んでいます。
こだわりを聞くと、
自家製の酒種を使いじっくり熟成させた生地を
石窯で焼き上げていること。
デビさん三﨑アナの2人は、100円の大納言と
特におススメだというデニッシュブレッドを買って食べてみました。
確かにこだわりをもつ、というだけのことはある味わいでした。
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それにしても、よく食べるデビ&三﨑です。
撮影の間もお客さんが絶えることのない
人気がわかるパン屋さんでした。
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ミカン畑に相模湾が見えます。
どうやら鍛冶屋と言う地域に来ているようです。
この辺りは、その名の通り、昔は鍛冶屋さんが
多くあったそうです。

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             歩いていくと、デビット伊東の目の前に
             現れたのがこの看板。
             どうやら馬が何匹かいるようですが、
             「馬が逃げたら連絡してください」ってどういうこと?
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デビさん、さっそく看板の電話番号にかけてみました。
すると、電話の相手の男性本人が出てきました。
「乗馬クラブYUGAWARA BASE」。
出てきたのは経営者の南澤良夫さんです。
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こちらは馬2頭にポニーが3頭という、
南澤さんによれば「半ばプライベートな」かわいい乗馬クラブ。
南澤さんは、駅近くにある和菓子屋さんの2代目なのですが、
子どものときに体験して以来馬を飼うことが夢になり、
5年前にようやくこの乗馬クラブを実現できたのだそうです。
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南澤さん、本当に馬に乗って買い物に行ったりしています。
時々、馬が自分だけで遊びに行ってしまうことも
あるんだそうです。
さて、挑戦好きの三﨑アナ。
今回は鞍をつけない馬に乗せてもらうことになったのですが、
どうなったかな…?
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                   【これで100円】
まだ鍛冶屋地区を歩いています。
実は“鍛冶屋”というエリアはとても広いのです。
みかんの町だけあって、至る所に無人のみかん売り場があって、
しかも1袋100円です!

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そのすぐ前に「SPACE 楠樟(くすくす)」という看板が出ていました。
入っていくと普通のお宅のようです。
ふと、家の中のご夫婦と目が合いました。
実は、こちらは地元のアーテスト達を応援しようと
中山恭次郎さんが7年前に始めたギャラリー。
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文字デザイナーでイラストレーターでもある中山さんは
やはり美大出身の奥さん、圭子さんとともに
風景の良いこの地に惹かれて、
生まれ育った新宿から移ってきたのだそうです。
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薪が赤々と燃えるストーブの部屋で
季節によって、様々な若いアーティストが
その作品を展示しているそうです。
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      【中山さんの作品の一例】


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「SPACE 楠樟(くすくす)」の庭からは
湯河原のまちと相模湾が実に綺麗に見えるのでした。 
湯河原は良い人達が多い良いところだなあと思いながら、
町や海が見下ろせる心落ち着く場所で
美しい自然を感じつつ
今年最後のエンディングを撮り終えたのでした。
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今年もありがとうございました。
1月5日(土)は、特別番組のため「あっぱれ!…」はお休みさせていただきます。
次回は1月12日(土)よる8:55から
「横浜市戸塚区」からの撮って出しでおおくりします。
お楽しみに。

今回のプレゼントは
「石窯パン工房 TAKU」から
「湯河原こだわりパンセット」を3名の方に差し上げます。
応募方法などは、このHPのプレゼントのページをご覧ください。