あっぱれ!KANAGAWA大行進

この番組は神奈川県33市町村を巡り、そこに住まう人々の暮らしや文化、名所を紹介するものです。

3月2日:箱根町

今回の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は「箱根町」。
箱根といえば恒例の(?)“前ノリ前泊”か…?!という
デビット伊東と三﨑幸恵アナウンサーの期待に応えて
きのう(3月1日)から箱根の山に入った「あっぱれ!…」隊でありました。
と言っても、別に温泉だから宴会をやろうというのではありません。
あす朝から撮影して夜の放送に間に合わせるための、
2日がかりの“撮って出し”ということなのです。
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金曜日の仕事を早めに終えて、
予報通りの大雨となった中で
箱根関所跡近くの旅館「夕霧荘」に
チェックインしたのは午後6時ころ。
こちらは大名だけが泊まれた「本陣」跡。芦ノ湖にも近い老舗旅館です。
正月恒例の箱根駅伝の往路ゴールもすぐ近くです。
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                      【真面目な顔をしてノリが良い
                              鈴木マネージャー】
(マネージャーの鈴木一之さんに
客室へ案内していただいたところに、
ウエルカムドリンクとして抹茶が出されます。
「あっぱれ!…」ファンだということで
ノリの良い鈴木さんも一緒に
番組のタイトルコールをしていただきました。
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               【タイトルコール】

そしてきょう土曜日の朝。      %E7%AE%B1%E6%A0%B9%E7%94%BA%20-%20%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.jpg
今回は、芦ノ湖畔から箱根駅伝2日目の復路をたどって
山を下りて行こうということなのですが…。    

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やはりというか、“前泊したら朝風呂でしょ!”とデビさん。
毎度のことであるばかりか、最近は視聴者の方からの期待も(?)多いのですが、
三﨑アナが鈴木さんと露天風呂をのぞくと、
ガラス窓にお尻を貼りつけたデビさんが…。
それを見ても動じない三﨑アナは、さすがというか何というか。
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「春になると多くの人が訪れるシーズンが始まるので
ゆっくりノンビリするには今がねらい目」というのが
鈴木さんのお薦めでした。
ちなみに夕霧荘では、一人1,000円で
正午から夕方5時までの日帰り入浴もやっています。
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と、ここでデビさんが突然に
「お客さんが“あっぱれ!…”といえば、いくらになる?」
鈴木さん、突然のことに思わず
「じゃ、半額に!」と言ってしまいました。
“撮って出し・編集なし”のこの番組の中で言ってしまったことなので
撤回はできません。
ということで、
     【今年(平成25年)3月15日まで、
           箱根「夕霧荘」の日帰り入浴(正午-午後5時)利用の際、
           「あっぱれ!KANAGAWA大行進」と言えば
           入浴料が半額(¥500)になります。
           (タオル、浴衣はつきません)】
                            是非、ご利用ください。

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                    【鈴木さんに〈ハーバー〉をプレゼント】
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宿を出て芦ノ湖畔に来ました。
きのうはちょっとぐずついた天気でしたが
今朝は晴天に恵まれました。
向こうには富士山も美しい姿を見せています。
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三﨑アナ、今回は朝食を予約していました。
湖のすぐ近くの建物の2階のその店に上がろうとすると、
デビさん、勝手に1階のだんご屋に入っていくのです。
どうやら「雲助だんご」という店名に惹かれた様子です。
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中に入ると様々な種類のだんごや和菓子が並んでいます。
店員の女性におススメを聞くと
店の名前でもある「雲助だんご」の季節限定“さくら餡”を
是非どうぞ、とのこと。
朝から始まったデビさんの試食おねだりを叱る三﨑アナも
大変です。
じゃあ、自分で払うよ、とデビさんが値段を聞くとちょっと高い。
ふと見ると、三﨑アナがいつの間にか
きんつばを食べているのでした。
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ようやく落ち着いたデビット伊東を連れて
2階の「とろろ汁専門店むぎとろや」へ入りました。
2人の手には、下のだんご屋で買っただんごやきんつばが…。
迎えてくれた店長の渡邊和貴さんに聞いたら、
下の店も同じ経営なので持ち込みしてよい、とお許しをもらいました。
                             
席に着くと、さっそく「麦とろ梅肉御膳」と「麦とろわさび漬御膳」が
出されました。
それぞれ、麦飯にとろろをかけて梅干しやわさび漬けを乗せて食べたり
途中でとろろに混ぜて味の変化を楽しめるのだそうです。
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             【麦とろ梅肉御膳(¥1,360)】
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                      【麦とろわさび漬御膳(¥1,360)】

ほかに明太子やなめ茸をあわせるのも美味しいそうです。
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驚いたのは、こちらの店のメニューには「麦とろ御膳」以外はないということ。
元々菓子作りの会社ですが、社長が大のトロロ好き。
全国を食べ歩いて独自の味にたどり着いてこの店を始めたそうで、
“とろろ汁専門店”としてこだわりと自信を持ってやっていく、ということなのでしょうか。
その味に、朝から舌鼓を打ったデビ&三﨑でした。
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            【出汁で溶く前のとろろは強烈な粘り】

CIMG6417.JPG箱根登山鉄道の宮ノ下駅前。
目につく店をのぞきながら急な坂を下っていくと
足湯を発見。
デビさん、さっそく湯に浸かろうとしますが、
勝手に浸かっていいのかわからないので
三﨑アナが足湯横の「NARAYA CAFE」という店に
聞きにいきました。
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店長の安藤義和さんが出てきて、
この足湯はこの店のもので
お客さんは足湯に浸かりながらお茶が飲めるのだそうです。
最中がついた抹茶セットが人気だというので
注文して足湯でのんびりすることにしました。
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聞けば2月いっぱい休んでいて、3月を迎えて営業を再開したばかりなんだとか。
ちょっと熱めの湯が足に心地よい。
居心地の良さにうっとりしながら
抹茶をいただいた2人でした。
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隣の大平台の駅が見えてきました。
「大平台温泉」という看板も見えます。ここも“箱根十七湯”のひとつなんですね。
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道の向かい側に「娯楽センター」と書かれているのを見つけて
懐かしい温泉街の風情を思い出し、嬉しくなったデビさん。
のぞいてみました。
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古めかしい建物の中にはパチンコや昔懐かしいスマートボール
射的などがありますが、
人気はなく、営業しているのかいないのか…?
と、突然に現れた店の人にデビさん、ビックリ!
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現れたのは鈴木きよ美さん。
この「娯楽センター七福」は先代が50年位前に始めたそうで、
いまはご主人とふたりでやっているそうです。
ちなみに大平台温泉は比較的新しく、開湯60年ほどだとか。
かつてはこのような店が箱根のそれぞれの温泉地にあったといいますが
今では残っているのは箱根の中でもここ1軒だけだとか。
ということで、デビと三﨑が射的対決。
さて………!
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国道を外れて大平台の温泉の通りを歩いて旅館も見なくなった頃、
豆富屋を発見しました。
「辻国豆ふ店」。CIMG6487%20-%20%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.JPG

店にいた辻美栄子さんにお話をうかがいました。
こちらは60年くらい前から続く豆富屋さんで、ご主人は2代目。
毎朝2時くらいからつくる豆富は、
9割が旅館などに卸されているそうです。
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当然のように味をみたくなったデビさんと三﨑アナ。
デビさんはおぼろ豆富を。三﨑アナは豆乳をいただきました。
おぼろ豆富は炊飯ジャーの中で、
豆乳はポットで温められていて、
豆の味わいが美味しい豆腐と青臭さのない豆乳に
ほんのりする気分が湧いてきました。
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辻さんによれば、大平台は水がきれいな箱根の中でも
とりわけ水が美味しいんだそうです。
「姫の水」という、その美味しい水が湧きだしている場所がすぐ近くだと聞いて
デビット伊東と三﨑アナはそこへ向かうことにしました。
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そこはすぐ近所の家の庭先でした。
豆富屋さんで「湧水を見るだけなら無断で行っても大丈夫」と聞いていたので
カメラ助手ののヒカルくんが味見をしたところ、
感想は「クリアな味」だそうです。
噴水のように勢いよく水が湧きだしていました。
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                      【水をくむカメラ助手のヒカルくん】

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更に行くと、別の家のタヌキの置物から吹き出る水を汲んでいる人がいます。
小田原から汲みに来て、お茶やコーヒーに使うのだとか。
この家の奥さんに聞いたら、山の水をわざわざ引いてきているのだそうです。
この水も味見したヒカルくん。
こちらの水は「甘い!」と言っていました。
柔らかな優しい口ざわりの水。
本当に水が豊かな土地なんだと、改めて思い募る
デビットと三﨑なのでした。
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今回のプレゼントは、
箱根の老舗和菓子店「雲助だんご本舗」から
【蒸しきんつば 箱根大文字】を 3名の方に。
応募方法などは、このHPのプレゼントのページをご覧ください。

次回(3月9日)の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」は
「相模原市」からの撮って出しです。
ちょっと奥の方を回ってみようと思います。
お楽しみに!