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番組審議会 バックナンバー

第406回テレビ神奈川 放送番組審議会報告

テレビ神奈川放送番組審議会は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、
書面による意見提出の形に代えて実施しました。

配布資料

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評 『テレビホームルーム かながわの子どもたちへ』5月25日(月)放送分

委員 自宅生活が長期化する小・中学生向けに、県内各校の先生からのアドバイスやメッセージ動画は、状況を的確に捉えた素晴らしい企画だった。
生徒・児童に対する強い愛情が感じられ、勇気づけられたと思う。作成する映像にも工夫を凝らしてあり、心が温まった。その一方で、この日は「体を動かす」テーマが多く、勉強に際してのアドバイスなど学習面でのテーマが見られなかったことは残念だった。
委員 自分の顔なじみの先生がテレビに出て話しかけてくれるのは嬉しいが、内輪しかわからないようなところもあったので、誰が見ても通じるような内容の方が望ましかった。最後の「後だしジャンケン」のような簡単なゲームやクイズをもっと取り入れてもよかったと思う。
委員 各学校がそれぞれの授業を行っていたが、全体の構成を理解するのに時間がかかったので、内容の説明を先に案内した方がわかりやすかった。授業は、各学校の先生達のアイデアや思いが伝わってくる内容でいろいろ工夫され手作り感があってとても良かった。
委員 休校中の生徒に呼びかける先生のメッセージは、生徒に贈られたエールであり、先生の誠意と愛情が伝わってきた。
毎朝8時にテレビをつける事で、生活リズムも生まれ、自宅生活が続く閉塞感の解消にも繋がったように感じた。
委員 大人や子供たちも、野外の遊びや運動は規制された中、部屋で出来る体操の紹介は的を得た番組だったと思う。また先生から生徒へ待っている事を伝えていたのが良かった。
委員 自校の特徴を入れながら楽しませる内容だった。1校あたりの時間もちょうどよかった。先生の熱意が伝わる内容は素晴らしかったが、番組冒頭で当日のラインアップと登場時刻も表示すればと尚よかったと思う。
委員 それぞれ各学校の教師たちによるテレビ出演し、児童・生徒に過ごし方について呼び掛ける内容は、時宜に合わせた番組だった。先生達はエンタテイナーぶりを発揮し、全体的に手作り感のある番組に仕上がっていて好感が持てた。また、番組の進行役の方は、話し方が上手で、清潔感もあり、良かった。どうしてこのテーマで出演したのかを併せて紹介していたら、より親しみのある番組になったと思う。
などのご意見を頂戴しました。
当社としては、今回の審議も踏まえ、より多くの皆様に信頼される番組作りに努めてまいります。

提出委員

委員 山田委員長 岡部副委員長 伊藤委員 五大委員 四條委員 白石委員 吉川委員

次回視聴合評番組
『プレイバック!熱烈LIVE』 6/3(水)午後7時~


第405回テレビ神奈川 放送番組審議会報告

テレビ神奈川放送番組審議会は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、
書面による意見提出の形に代えて実施しました。

配布資料

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評 『かながわ旬菜ナビ』4月26日(日)放送分

委員 旬菜キャッチャーの5代目の濱村春香さんは4月からとは思えないほど、なじんでいる感じがした。明るく元気で、笑顔も素敵で、質問や食レポのコメントも的確で視聴者に愛されるキャラクターだと思った。番組内容も勉強になることが多く、専門領域に少し踏み込んでいるのが面白かった。ただオギノパンさんや富士スポーツランドさんの現在の営業状況の案内がなく、放送直前の最新情報を字幕で伝えた方がなおよかった。また取材日をテロップで知らせた方が視聴者に対しでも親切だと思った。
委員 退職後に庭や土地を借りて野菜を作る人は多く、その人々にとっては参考になる番組だと思った。今回紹介した「ナス」の植え付けは、苗の選び方、土づくり、肥料の選び方、朝夕の水やり方、追肥の与え方などわかりやすい内容だった。田んぼの耕す「畔根回し」は勉強になったが、トラクターの時間が少し長く、その分、家庭菜園に時間を割いたほうが良かった。また富士スポーツランドの紹介は時期的に一考したほうが良かった。
委員 番組の雰囲気も日曜朝9時の時間帯にふさわしく、爽やかで過度の装飾もない親しみやすさが定着していた。旬菜キャッチャーの濱村さんは素朴で笑顔が印象的。声が聞き取りやすく内容も実に丁寧にリアクションしている誠実さに好感が持てた。番組ナレーションの佐野たかしさんは、低音でリズム感のある進行とのバランスが番組にアクセントを与えて心地よい。鍬を使った「畔根回し」や、精米の「のげとり」は初めて知ることができ、追体験型の紹介は世代を超えて興味をそそるので、良いコーナーと感じた。番組構成も後半に向けて自由度も高くなっていき、飽きずに楽しめた。
委員 平成生まれの旬菜キャッチャー濱村さんは、農業体験を経験したことのない、視聴者と同じ立場で体験し、見ている側も、発見や驚きを一緒に感じられるようで、初々しくて良かった。食レポは今後の成長に期待したい。また、番組ナレーションの方が、いろいろ膨らませてくれて、とても良かった。旬菜キャッチャー濱村さんの成長とともに、情報伝達だけでなく、たくさんの感触も感じられるような番組に成長してほしい。
委員 全体的に大変まとまりのある楽しい番組。5代目旬菜キャッチャーの濱村さんは、番組の進行を担いながら、物おじしないキャラクターで、さまざまなことを果敢に挑戦していた。ナスの植え方の実演、疑問に感じたことは臆せず質問し、トラクターの運転台に乗り、田んぼに鍬を入れ、番組を盛り上げようとする姿勢に好感が持てた。番組でナスの栽培についてポイントを述べていたが、もっと具体的に紹介してほしかった。発売の経緯なども取り上げたらより深みが出たと思う。料理のコーナーでは簡単なレシピがあったらもっとよかった。
委員 県北西部の相模原を舞台に「昭和の魅力」をテーマとした企画で、平成が過ぎ令和に入り約1年が経過した時期で、タイミングとしては良かったと思う。オギノパンの工場見学と富士スポーツランドは、相模原の地域の魅力を紹介するうえではよかったが、農業・JAとの関連は薄かった。また、射的は少し時間をかけ過ぎた感じがした。また、旬菜キャッチャーが直接、農作業に触れる企画として「田園日記」は今後が楽しみでではあるが、農作業安全面からみて、トラクターの運転にはヘルメットの着用が必要であったと思う。
今回のテーマは「昭和の魅力」であり、出演者の「昭和〇年生まれ」の紹介や昭和の流行語など昭和を感じる内容を盛り込もうとする努力は感じられたが、田園風景や街並みなどで昭和を感じられる映像があれば、なおよかった。
委員 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の中での放送は、緊迫した番組が多い中で、ほっとする内容だった。ただ取材時にどのような対策が行われていたかが気になった。直売所やゲームセンターへの誘導となるような紹介は、時期的に考えたほうがよかった。ナスを使った料理は、せっかくなので、材料・分量などを画面の隅にでも紹介してほしかった。田園日記のコーナーはとてもおもしろかった。特に稲作に挑戦というのが素晴らしい。番組をきっかけにもっと稲作に興味を持って挑戦してくれる人が増えてほしいと思った。今回の田植えの前の「畔根回し」など普段あまり目にすることのない作業だけに、最初の段階から紹介したのが良かった。次回も省かず実際の作業を見せてほしい。田園日記を楽しみにまた観て見たいと思った番組であった。
などのご意見を頂戴しました。
当社としては、今回の審議も踏まえ、より多くの皆様に信頼される番組作りに努めてまいります。

提出委員

委員 山田委員長 岡部副委員長 伊藤委員 五大委員 四條委員 白石委員 吉川委員

次回視聴合評番組
『テレビホームルーム かながわの子どもたちへ』 5/25(月)午前8時~


第404回テレビ神奈川 放送番組審議会報告

テレビ神奈川放送番組審議会は4月21日に開催される予定でしたが、
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため書面による意見提出の形に代えて実施しました。

配布資料

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評
 報道特別番組『判決の日 津久井やまゆり園殺傷事件』3月16日放送分

委員 スタジオ組と横浜地方裁判所前の二元中継は、緊張感漂う優れた報道番組だった。30分の番組の中で、死刑か無罪かを知ることもなく、番組が終わり、「この後のtvkニュースをご覧下さい」と伝えたのは、梯子を外されたような感情だった。主文が後になることを想定して番組時間を延長するか、あるいは最初から45分か1時間枠で設定出来なかったのか。最首さんとキャスターの方とで話が深まらなかったのが残念だった。
地元メディアの強みを生かして、残された家族、生命をとりとめた被害者の「その後」を丹念に取材し続けて、番組制作をしていってほしい。
委員 神奈川県で起きた歴史上とても重たい意味を持つ、重大犯罪だけに、判決当日に特集 を組むのはローカル局の使命であり、それだけに期待も大きかった。しかし、見終わった後、判決主文もわからないままの番組終了で、30分という中途半端な時間設定の生番組は消化不良だった。なぜそれを判決開始時刻から30分などという時間帯の放送にしたのか。また、番組内容も、世間が注目する判決を一刻も早く伝えるというだけではなく、この機にもう一度事件の持つ意味を多くの人に考え直してほしいという狙いではなかったのか。 それにしては短すぎると思った。現場から飛び出してくる記者を迎えて青木キャスターとのかけあいのリポートはパネルを置いてまで場所をふさぐ意味があったのか。さらに他局のレポートの声まで拾ってしまい聞きづらかった。また、記者はアナウンサーではないとは言え、正確に内容を伝えるべく、日頃から現場リポートなど慣れておくことが必要だと思った。「19人の生きた証」は、もっと思いを込めて1人1人を紹介してほしかった。今後やまゆり園の後継施設が完成した際などにも、この深くて重いテーマを 取り扱ってほしい。
委員 被害者の多さ、犯行理由の特異性などから、神奈川県内のみならず社会的に注目度の高い裁判の判決であり、地元放送局として報道特別番組を設定したことは良かった。番組自体は、自身も障害のある子をもつ最首教授を迎えたスタジオからのみでなく、地裁前から生の動きを伝える構成で、ライブ感のある作りだったと思う。
スタジオでは、最首教授からコメントをもらう形の進行であったが、コメントに対して、アナウンサーから意図を確認するなどしてもよかったと感じた。
一方、横浜地裁前からの中継は、重要な内容が読み上げられる都度、記者が報告する形態で、臨場感のある報道だったと思う。
当該事件に関しては、最首教授の「障害者と共に生きるという社会の明確な意思が見られないことが問題」との最後のコメントがすべてを物語っているように感じられた。
委員 最大のポイントは放送時間をどこに設定するかだったと思う。おそらく第一報を重視した時間だと思った。ただ放送枠が30分であれば、今回のような主文後回しになり、時間内に判決文を読み終わらない可能性もある。午後2時からであれば、開始直前に判決が出て、第一報を逃したとしても、それを踏まえた展開にできたのではないか。途中で中継をはさんだが、その報告内容を字幕か、もしくは手書きでフリップで示したほうがわかりやすかった。またスタジオのキャスターの方と最首さんのやりとりをもう少ししてほしかった。
委員 「主文の後回し」は残念だったが、記者が息を切らして走って来て伝え努力は感動した。この事件を何故「一人で考えて」実行したのか、相談した人はいなかったのかもっと知りたかった。「19人の生きた証し」は、故人の写真や、思い出、好きな食べ物などを紹介して事件重大さを改めて感じた。
委員 県内で起きた、日本中が注目する大事件の行方を公判開始と同時刻に放送開始、さらに横浜地裁生中継と連携したことで、事件の重要度を世に示し、地元放送メディアがその社会的役割を示す好例となった事は大きく評価したい。番組では最新情報となる裁判所前のアナウンサーと傍聴席から様子を伝える記者2名のリレーが核となり、スタジオの男性アナウンサーと専門家がその前後を繋ぐ2拠点構成によって時間をうまく紡げたように思える。
また傍聴席に並ぶ興味を持つ市民の声や、ケガをした被害者の父親コメントを映像と共に聞けたことで多視点から本事件を浮かび上がらせる事となった点も良かった。しかし、本裁判の問題とされてきた箇所についてあと一歩掘り下げた説明があったほうが良かった。
番組内に無駄がなく、一つのテーマに全員が緊張とともに向き合っていた良い番組だったと思う。
などのご意見を頂戴しました。
当社としては、今回の審議も踏まえ、より多くの皆様に信頼される番組作りに努めてまいります。

提出委員

委員 山田委員長 岡部副委員長 伊藤委員 四條委員 白石委員 吉川委員

次回視聴合評番組
『かながわ旬菜ナビ』 4/26(日)午前9時~


第403回テレビ神奈川 放送番組審議会報告

2020年3月10日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評
 「吉田山田のドレミファイル♪」(毎週土曜 午後10時~10時30分)2月22日放送分

委員 面白い番組だった。猫を山田さん・吉田さんは大嫌いで、スカートは大好き。でも猫がスカートは嫌いと。そういうところがよく出ていたと思う。レザーの価格が出なかったのが非常に残念。良いものは高くても欲しがる方は多いので価格を出した方がよいのでは。うどん作りは最初から最後まで本当に笑ってしまった。喉から入らない、しょっぱいなどみんなキャーキャー言って、喜んでいたような気がする。ケラケラ笑いながら見られた。
委員 吉田山田の音楽を聴いたことがなく、ゲストのことをよく知らなかったが、本当に楽しそうだった。セットもカラフルで、とても楽しそうな色合い。うどんを作るという、新しいアクシデントの中で、人の面白さを出していくというのがとても良かった。一面性をもっと出したいなら、もう少し音楽と絡めてアーティストの特性みたいなもの、それを知らない人たちが見ていても「素敵だな」と思える部分があってもいいとは思った。司会の2人は、きちんと進行していたので、すごいなと。女性MCも良かったが、もう1つ大きなガツンという何かがあったらという思いがある。
委員 吉田さんはすごくテンポの良い進行で、番組全体のテンポの良さを引き出していた。山田さんは非常にコメント力が高いと感じた。ゲストの新しいシングルに対する感想やうどんを食べた時のコメントも非常に分かりやすく的確な表現。音楽バラエティというジャンルだと思うが、新しい一面を引き出すという意味でうどん作りやいろいろな面を見せるという企画だろうと思ったが、スカートさんを初めて見たので、どんな音楽をするのか見てみたかった。「名刺好感スピリット」の中で、あまり音楽に関する話題がなかったのでは。音楽バラエティとして始まって途中コーナーが入り、「関連がどうなのか」という唐突感があった。
委員 前回と番組の美術・デザイン、そういった部分が大きく変わっていたので、そこにまず目が行った。丁寧なパッケージ感が出ていたので、とても好感を持った。番組の位置付けとしては、少しお遊びものが許されるという、ファンならではの空間というのを感じたので、一般的な完成度を追求するということではないと思うが、せめて15秒でもミュージックビデオを流すなど新規ファン獲得のためにもやってもらいたい。麻生夏子さんが登場すると突然空気がピリっと締まるが、それまでのゆるふわなイージーな楽しい空気が変わるのが、良いんだか悪いんだかと思っているうちに終わったので、彼女を使った意図を教えてほしい。全体が明るいセットとある種緩い空気、その楽しさはいい意味で味わえた。うどん作りや名刺交換をコーナーにすることを全部番組側で用意しているのか、本人たちもアイデアを提供しているのか。
委員 グラフィカルは非常にいろいろ工夫がされていると思ったが、凝りすぎていて、読みにくいところがいくつかあった。書体を変えた方がいいのでは。黒の中に白抜きテロップは、リズムを付けて良い感じだった。要所要所に工夫がされていて、ビジュアル的なことでは大変いい。冒頭のゲスト紹介、「スカートから」ではなく、「スカートの」とゲストを正確に知っているという表現を気にしてほしかった。『ドレミファイル』が、決め打ちみたいになっている。ゲストに引かせるとか何かがあった方が分かりやすい。番組4年目で、独りよがりだと思ったのは、例えば「ファイト一緒にチャレンジうどん作り」と言った途端にCMになり、変わったら今度は麻生さん登場でいつまでもうどん作りが出てこない。その後、タイトルが変わっていてどんどん暴走している感じがあった。名刺コーナーは、チェンジ・オブ・ペースという意味では面白く見たが、せっかく吉田山田で音楽番組を作っているのだったら、ゲストもかませたつながりがあった方がいいと思った。最後のトークで、「澤部さんとの思い出を含めて美味しかった」と言った吉田さんのコメントは人柄が出ていて、誠実感もあり、本当に好印象。ここでしか聴けないコラボや曲作りのプロ同士の話、裏話などさすがミュージシャンがやっている番組だなという、一味違った切り口をぜひ工夫してほしい。
委員 ドレミファイルの7つのテーマや名刺好感スピリットの説明が画面から消えるのが速くて、読みきれなかった。いつもご覧の視聴者にはおなじみだからということもあると思うが、もう少し長くても良かった。名刺コーナー冒頭で、麻生さんと山田さんが有言実行で魚をさばいたと言っていたが、その有言の機会がいつだったのか分からなかった。以前そういう部分があったとしたら、その辺をもう少し話してほしい。番組全体としては、吉田山田さんの素晴らしいトークで楽しく聞けた。特に山田さんが、うどんのくだりで「滞在時間がものすごく長い」というような言葉が面白かった。うどんを作るコーナーは、男性3人で作るとしたら、こうなるのもやむなしかなという感じの展開。しかし否定的なことは一切言わず、共同作業した3人の絆を非常に感じた。澤部さんの番組前半の猫との写真の表情も含めて、とてもいい人というのをうまく引き出していた。
委員 何か出演者だけが楽しんでいて、見る側にその楽しさが伝わってこないので、薄い壁があるように感じたが、見ていくうちに、真面目さと不真面目さが混沌とした、いわゆる20代30代の若者向けの番組だなと思った。土曜日の夜10時からなので、くつろいで見る番組という感じ。番組全体としては非常に清潔感はあるという感じはした。テロップの文字が小さくて見えない。ゲストが登場する時にもう少しプロフィールを紹介し、ある程度の説明もした方がいい。視聴者対応にあるが、40代女性のコメントでベタ褒めしているので、確固たる人気のある番組だという思いがした。こういう番組は継続して見ないと良さが分からないという感じがする。
tvk コンセプトは大きく3つ。キー局の音楽イベント、ライブ番組では見られないアーティスト、つまり新人や中堅のアーティストをどれだけ視聴者に届けられるか。新しいファンを獲得するために、新たな一面をどれだけ引き出せるか。そして,清潔感をとても大事に考えて構成している番組。
セッションは、時間に限りがあったり、テレビ的に一番いいところを視聴者に見せたいこともあり、全部が全部できないことが実情。音楽性をこの回は見せようという時や吉田山田のプロモーションがある時は聴いていただく機会を設けるように努めている。いろいろなアーティストがプロモーションごとに1年に何回か来る機会があるので、今回はうどん作りを見せたが、次回は楽曲の話をしようというようにずっと番組が続いていくと、そういうことも当然良いことだと思う。麻生さんに関しては、締めるところを締めないと吉田山田さんはあの流れでずっといってしまう。番組として1本で見た時にメリハリを付ける意味で起用している。麻生さんも4年目を迎え、彼らとの信頼関係が構築されているから、今まさにあのようにハモれるのだと思う。品物の価格表示は庶民的ではない価格だった。興味がある方は、自分で調べて、こんな感じなんだというふうに仕向けた方が良いかなという狙いもあった。事前にアーティストにアンケートを取り、どこを攻めていこうか、どういうふうに見せていこうかという話は毎回行っている。名刺コーナーは、麻生さんとゲストで打合せし、吉田山田さんは、何も知らない状態で臨んでいる。
振りがあってから戻ってくるまでがとても長いというのは、演出的な感じの作りで、どこまで視聴者を引っ張られるか、番組として一番の盛り上がりがそこだと思ったら、見せるのを温存する手法を取っているのは事実。とは言っても、チャンネルを変えられないような努力ももちろんしていて、あっという間の30分だったなという見せ方をどれだけできるかだと思っている。

出席者

委員 山田委員長 岡部副委員長 伊藤委員 五大委員 四條委員 白石委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長
壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 落合宏徳プロデューサー

次回視聴合評番組
報道特別番組『判決の日 津久井やまゆり園殺傷事件』 3/16(月)午後1時30分~


第402回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2020年2月18日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評
「桐蔭学園ラグビー部優勝特別番組『一心』」1月19日(日)午後9時~9時30分

委員 波乱の展開だった決勝の試合中のドラマも拾い、さらに大会全体の流れの振り返りやOBの祝福の声も複数取材し、優勝決定からオンエアまで時間がない中で見応えのある番組になっていた。やはり両校優勝ではなく、単独への強いこだわりがあったのだなと感じ取れた。大阪桐蔭を準々決勝で、優勝を分け合った東福岡を準決勝で破ったことにも触れて、その後に決勝を掘り下げていたが、この試合のポイントは、流れの悪かった前半の終わり際にペナルティゴールで3点を返したところと、後半27分のドロップゴールが決まったところと思っていた。そこにしっかりとスポットを当てていて、良かった。前半の場面は、リスクを取らずに3点でも返す判断をしたという、伊藤主将の冷静さも見事だし、相手も嫌だったなというプレーだったと思う。そのシーンを、キャプテンのコメントと共に取り上げていたのはさすがだ。最後のドロップゴールも決まればいいプレーだが、ある種個人プレー。それだけに、このプレーのために、キャプテンが努力していたことからやったということがコメントの中でよく分かった。全国のトップに立つということがどれだけ難しいかということがよく分かった。93年94年の相模台工業のようにぜひ2連覇を達成して、再び特番を組んでいただきたい。
委員 そんなにラグビーのことは詳しくないが、素晴らしいドキュメンタリーになっていたと思う。長い間の大きな心の変化がすごくうまい具合で、ショット、ショットで捉えてあった。みんなが休憩時間に相談して、ひっくり返していくというのはすごいドラマ。ドロップゴールの瞬間は、ただのラグビーのドキュメンタリーではなくて、人間たち、若者たちの挑戦への良い物語だと思った。テロップのブルーとグリーンの色使いがとても新鮮で印象的。本を読んでいるみたいに、なるほどと引き込まれていった。
委員 今年のチームは風格というか横綱相撲を見ているようで、とても強いチームだと感じていた。優勝後のインタビューで、監督は「今年のチームは、何があっても動揺しないチーム」と。またキャプテンが、練習にしろ何にしろ、99%で満足せずに、常に100%やりきることを心がけていると語っていたことを見て、やはり本当に強いチームの本質だったと思った。番組としては、春の選抜の後、夏の7人制、さらには県予選、本大会での前半の勝ち上がりというふうに追っていって、決勝前日の練習でのインタビューも交えて、その後決勝を詳細に伝えた構成で非常に分かりやすかった。決勝で後半に見違えるように本来の自分たちのプレーを取り戻した展開について、ハーフタイムの選手たちのやり取り、さらにはセーフティリードに持ち込んだドロップゴール、これがどういうことから生まれたのかということを追っていたことは、決勝戦をライブで見ていた人にも楽しめたのではないか。西川選手のお父さんのインタビューが場内アナウンスとかぶってしまって、よく聞こえなかったところが残念だった。
委員 30分だったが、きびきびとした番組。観衆は結構女性がいるので、もう少し女性のコメントを取った方がいいと思った。それから親、兄弟、親戚でもいいが、ファンを広める意味で、もっと広く声を聞いた方が良かった。来年は受ける立場になるので、より一層頑張っていただきたい。
委員 ユニフォームにも縫い付けてあった「一心」。心1つに一心不乱に戦う、ワンプレー、ワンプレーに心を込めてと、いろいろな意味があるみたいだが、今期のスローガンということが、はっきりと紹介されていなかったような気がした。毎年そうやってスローガンを立てて、チームの特色を生かしているのだとすれば、最後にあったキャプテンの「まねをするのではなくて自分たち流に」ということと結びついてくるので、紹介しても良かった。チームを変えた主将の言葉。前半は完璧な負け試合だったというコメントから、気持ちは切り替えられたというのが、言った本人の言葉を紹介するのではなく、例えば青木選手もハーフタイムでその言葉が印象に残っていたと言ったが、それで自分がどう変わったのか。そこら辺をもう少し掘ってほしかった。あの言葉を聞いているだけでは、それがそんなに大きな言葉だったのかということが、正直納得ができなかったところがあった。ビッグプレーに隠された秘密は、先輩の小倉さんからの伝統の受け継ぎみたいなところで。しかもあのシーンが、言葉だけだったら実感として湧かなかったと思うが、本当に見事で、震えてしまうようないいシーンをとってあったtvkのアーカイブ力のすごさはもう脱帽ものだ。勝ち上がり方が丁寧に追えていたというのも非常に見どころになった。西川親子のお父さんのインタビューは、掘り方が物足りない。もっとお父さんの独自の言葉で語らせても良かったのではないか。監督が勝因として分析した、「どんなことがあっても想定内にして、動揺しなかったことが勝因だ」と言ったことが、決勝前日のキャプテンの言葉で、「みんな腹くくって覚悟を持ってやっていますから」と、すごく浸透していて、あの2つが紹介されたということは、とても意味を持っていた。伊藤キャプテンは、言葉が1つ1つ本当に素晴らしい。後輩たちへのメッセージとして、「自分たちのまねではなくて、自分流の進化が大事だ」ということをちゃんと残している。この映像は間違いなく将来のお宝映像になると思うので、ぜひ残しておいていただきたい。
委員 昨年のワールドカップでラグビーが本当にメジャーにのし上がったということで、このブームが落ちないように頑張っていただきたい。30分という限られた時間の中で、すごく丁寧に追ってくれたという感じがした。ただ、桐蔭学園の強さの秘密みたいなものを、もっと追ってほしかった。控え選手のコメントや練習も紹介してもらえたら、もっと良かったと思う。それともう1つは、ハーフタイムの時にキャプテンの一言がというところでコマーシャルに入ってしまい、ちょっとガクッとした感じがあった。コマーシャルを入れないと番組が制作できないが、そういうところは外すなど工夫をしたら、非常に緊張感を持ってこの30分を楽しめたのではないかと思う。いずれにしても、限られた制作日数の中で非常によくまとまった、良いスポーツドキュメンタリーができた。
tvk tvkは、40年以上に渡り、毎年ラグビー中継を放送していて、非常にラグビーファンからは支持をいただいている。ワールドカップで日本が躍進して大成功に終わり、盛り上がっているところで、神奈川の代表チームの桐蔭学園が優勝。ラグビー人気はまだ続くと思うので、tvkもどれだけできるのかという中で放送した。
桐蔭学園は、まだ単独優勝を成し遂げていない。これは選手、OB、保護者、いろいろな関係者の中でも悲願であるということを念頭に置いて制作した。準決勝が東福岡という強豪、準々決勝が去年決勝で負けた大阪桐蔭、数々の因縁のある学校を破って決勝を上がってきたことも番組の中に入れた。試合がずっと続いてしまうと、ただの振り返りダイジェストになってしまうので、その中に何かストーリーをということで、ハーフタイムの伊藤キャプテンの言葉やドロップゴールを入れた。ドロップゴールのアーカイブ映像に関しては、長年ラグビーをやってきたtvkの強みがうまく出たと思う。西川選手のお父さんのインタビューは、コメントフォローを入れれば良かった。「お父さんとの写真があれば」と言ったが、やはり年頃の高校生なのでそういった写真もなかった。保護者や兄弟のコメントとは泣く泣くカットしたという状況。伊藤選手は、今回インタビューや映像で、使い過ぎかなと思ったが、これから必ず、日本代表に選ばれてくる選手だと思ったし、監督も「今回は伊藤のおかげで勝った」という話もしていたので、伊藤君を推してという構成にした。「一心」のスローガンは、確かに今期のスローガンということの説明が不足していた。CMで提供が出るが、サイドスーパーに「伊藤選手の言葉の真相は」という入れ、そこは個人的には工夫をして、引き続きどうなるのか見てほしいという意図を持って作った。

出席者

委員 山田委員長 岡部副委員長 五大委員 四條委員 白石委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長
角田光広報道制作局次長 壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 小形幸平プロデューサー

次回視聴合評番組
「吉田山田のドレミファイル♪」毎週土曜 午後10時~10時30分


第401回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2020年1月21日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評
『ベイスターズ魂』毎月最終土曜 午後6時30分~7時 *12月28日(土)放送分

委員 あえて試合を多く、振り返りみたいなことをしない構成もありはあり。ただその中でも選手しか知らない、例えば筒香選手がポスティングを表明した後のベンチ裏の様子、他の選手はどう感じたのかということを語ってもらっても良かった。始まって1カ月の番組ということで初々しく、荒波さんと瀬村アナのコンビもまだ作っている最中という感じがした。選んだトークテーマがお題として選ぶのがふさわしかったのかという疑問はあったが、素を出すということでは、新婚の梶谷選手に瀬村さんがウクレレで歌ってしまうのは面白かった。すごく打ち解けてという意味では、梶谷選手がしゃべっていようと何しようと、乙坂選手がひたすら焼き鳥をおいしそうに頬張っている姿も良かった。入団会見の様子や昔の写真を見られたというのも、2人の成長ぶりが見られて、ファンとしては面白かったと思う。この番組はDAZNで配信との紹介があり、そういう形でスポーツ好きの人に認知されていけばいい。
委員 大忘年会とはいえ、普段言わないことや本音をさらけ出すのはかなり難しいと思っていたが、面白かった。それぞれ2人の話は良かった。筒香選手みたいに海外に行って報酬を何倍もという人もいるだろうが、やはり選手生命は短いので、そういう人たちの服装や考え方が聞けるのは大変良かったと思う。1年でも長く、ベイスターズの選手として活躍していただきたい。
委員 シーズンオフになり、メディアへの露出が少なくなる季節なので、ファンにとっては非常に楽しみないい企画。今回は忘年会形式ということで番組自体くつろいだ雰囲気で、2人の選手ともかしこまらず、狙いにもあったように素顔が見えていたように思う。荒波さんが初めてMCということもあるが、瀬村アナウンサーの飾らないキャラクターもすごくこの雰囲気を作っていたのではないか。トークテーマは、それぞれに対して少し厚みがなかった。話をして2人が少し返事をして、またすぐ次というイメージがあった。「ベイスターズ」というテーマで、2人の選手以外のチームの裏話で、「あの時こうだった」みたいな話があると、非常に忘年会的で良かったという感じがした。筒香選手のメジャー移籍は他でも大々的に放送されていたが、できればtvkならではということで、筒香選手からtvkを見ているファンの方にコメントがもらえたら良かった。
委員 普段野球場で見ているだけではない選手の素顔が見られて、1つのことに挑んでいる人の裏側というか、ほっと息を抜いた姿が素直にここで触れられて、思わずくすくすと笑ったり、隣にその人がいるような温かさを感じた。それでまた球場に行くとピッとした中で戦っている男たちとその人の素顔が見られて、非常に身近にベイスターズの選手を感じられるいい番組だった。
委員 番組のフレッシュ感がとてもいい印象。第1に、タイトルロゴがすごく印象に残る。ベイスターズという文字を見なくてもベイスターズのことが非常に分かるし、スポーツマンを扱うエンターテインメントであり、ファンのための番組ということがよく分かる。テロップもベイスターズカラーを狙ってのかなり凝ったテロップになっていて、演出効果にもつながっている。カメラワークは手持ちでちょっとグラグラしたところもあったが、いろいろな角度から選手が見られて飽きない。それも番組の厚みになっていると思う。カメラワークに対して、さらに鋭く突っ込むとか洗練されていくことを期待する。
委員 選手の素がよく引き出されていたと思うが、戦いや選手の裏話という意味では、どちらももうちょっとかなという印象。梶谷選手の初のバースデーアーチについては、相手投手の持ち玉や2球目を振って仕留めたという話は非常に興味深かった。乙坂選手のクライマックスシリーズでの代打サヨナラ2ランの場面は、今後の野球人生でもそうそうあるとは思えない最高の1発だと思うので、荒波さんも専門家の視点から技術的なところも深めても良かった。服装について、神宮球場の時にはきれいめを意識するという話を聞き、なるほどそういうものかと思った。ファッションチェックは大体お決まりだが、共に服装を意識しているのかなという感じもあり、逆に面白かった。会場は県内の店で良かったのではないか。メインの進行は荒波さんだと思うが、瀬村アナのいい意味でも悪い意味でも番組だったという印象。忘年会に参加しているうれしさ、映画のところでも本当にベイスターズファンなのだなというのが非常に伝わってきた。荒波さんのトークやナレーションはまだ硬さはあるが、人望もあり、ファンからも慕われているので、どんどん中心に据えて、より面白い番組になっていってほしい。
委員 大変楽しく拝見した。若干物足りなさを感じたのは、試合のシーンや練習風景がすごくなかった。野球の話はしないということをテーマに番組を作ったということで納得。ただベイスターズの選手が出て、野球以外のことを話すということで、視聴者が納得していくかどうか。この辺はこれからの制作の中で、検討しなければならない点ではないかと感じた。荒波さんの紹介は第1回目でやっても、2度・3度繰り返してもいい。
tvk ベイスターズのシーズン中は中継をメイン、オフに関しては特番やニュースで紹介しているが、ポップな明るい、選手の素が見える番組をコンセプトにできないかということで、この「ベイスターズ魂」を作らせていただいた。MCの荒波さんは横浜市出身で、横浜高校を出て東海大、トヨタを経てベイスターズに入った選手。現役の時から面識があり、引退を発表したタイミングで早々に「何かtvkで一緒にできたらいいですね」という話をし、今回のキャスティングに至った。番組自体も本当に明るく、選手との距離感を意識している。野球の話をすると、キュッと引き締まるというのが選手の特性でもあるので、いい意味で野球の話をしないで盛り上がるというか、本人らしい一面が出せればという考えで作っている。ロケに行くと、ファンの方々から「ベイスターズ魂、見たよ」という声を非常に多くいただき、やりがいがある。荒波さんもMCに初めて挑戦して、台本もたどたどしい感じではあるが、まだやり始めたばかりだよという意味も込めて、撮り直しなどはあまりせずに、荒波さんの素の感じを出していければと思っている。神奈川ではない店を選んだのは、乙坂選手は大阪で自主トレをしていて、合間を縫ってこの番組のために来ていただき、梶谷選手は結婚式前の忙しいタイミングで、都内の一番集まりやすい場所ということで。野球の話、シーズンの話は、ニュースで取材しているので、オフの選手の柔らかい感じが出せればという感じ。前回は宮﨑選手のスランプに陥った場合のこぼれ話や今回もバースデーアーチ、CSでの乙坂選手の話は入れているが、そんなに大きなボリュームを割かず、バランスを取った。

出席者

委員 山田委員長 岡部副委員長 伊藤委員 五大委員 四條委員 白石委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長
角田光広報道制作局次長 壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 竹野洋介プロデューサー

次回視聴合評番組
「桐蔭学園ラグビー部優勝特別番組」1月19日(日)午後9時~


第400回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年11月19日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応 放送番組種別(2018年10月~2019年9月)

審議の主な内容
*視聴合評
『あっぱれ!KANAGAWA大行進』毎週土曜 午後8時55分~9時50分 *11月2日(土)放送分

委員 タイトルや音楽が変わった理由やその背景、反響を聞きたい。番組そのものは、自由かつ安定という、住んでいる方や視点がとても安定しているので、安心して見られた。今回いくつかの訪問地で、かなりカメラの白飛びがきつかった。その日その時のことが出てくると思うが、できればそういう部分は安定して見せてほしい。やはりいつものものだからこそ画像はきれいになっていてほしいなという気がする。素朴な疑問だが、撮って出しというのが完全に無編集なのかどうか。無編集と考えると、撮影などものすごく工夫をして、立ち位置とかいろいろやっているのが分かった。
委員 印象としては、正座して見るというよりも、デビット伊東さんの普段着の雰囲気の漂う、肩の凝らない番組。生放送的なハプニングもあるのかと見ていたが、ハラハラする部分はじゃんけんの結果ぐらいだった。デビットさんの関心というか、情報量がその場によって違いがあった気がする。そのバラツキがまた魅力なのかなというふうにも思った。次に移った場面にジャンプしていたが、毎回タイミングがばらばらだったので、必要だったのだろうか。赤間アナウンサーは今年からのコンビだが、非常に明るい進行でデビットさんの魅力を引き出していた。あまりうるさいことは言わないゆるさがあるのが、また長く支持されている理由のような気もした。
委員 たとえ同じ場所でも、その時の旬な町の香りやその時生きている町の人の感触が伝わってくる。このように今触れ合うことで伝えるという、この番組の特徴としては、その辺の心の触れ合いが胸に響いた。また子どもたちの民族伝統芸能もとても新鮮に感じたし、情報番組としても、神奈川の発信としても素晴らしいなと思った。
委員 特徴のある町について取材して紹介する番組は多くあるが、神奈川の市町村をくまなく1年かけて紹介していく番組で、まさに地方局ならではと感じた。真鶴という小さいエリアの中では、紹介されるところも限定されるのかなと感じた。継続して見ている視聴者には、以前見たところがどういうふうに変わったのかということが感じられて、それはそれでまた魅力なのかだろう。撮って出しで、本当に新鮮な感じ。特に今回、台風のことを尋ねられていたが、一声添えていたのが、非常に印象に残った。
委員 じゃんけんにすごく親しみを持った。真剣にじゃんけんをやるのが笑いを届けるというか。大きなお店ではなくて、若い人たちが真鶴で事業を進めているというところでは、いいお店を紹介していた。順風満帆ではないかもしれないが、若い人たちが事業に頑張っている姿がこの番組で感じ取れた。
委員 「前にも言ったよね」というところがほとんどだったのは、やはりマンネリ感。もっと取材されていない、いい場所があるはずなのに残念だった。1年かけて33市町村を対象にしているということだが、例えば季節がかぶらないようにするとか工夫しているのか。撮って出しだったら、その日のニュースを入れるとか、その日に撮っているということが肌で分かるような工夫があったらもっといいかもしれない。六本木で夜な夜な遊んでいたという人が真鶴に来たということであれば、もう少し真鶴の良さ、商売の難しさなど深く聞いてほしかった。
委員 番組というのは、それなりに制作者の意思が出てきて、ストーリーが展開されていないとだめだというのが私の考え方。個々の面ではいろいろ面白いところが出てきているが、もうひとつ迫力がなかった。神奈川県民だったら海の意味みたいなものが頭の中に入ってきてしまうと思う。そうすると当然どういう番組づくりをするか、そんなに深い意味は考える必要はないが、やはり打ち出さないと見終わってから気が抜けてしまう。
委員 即売所と真鶴漁港のコーナー、一番の目玉だと思ったが、即売所に来る人たちの視点やすぐ目の前にある真鶴漁港のことも取材・インタビューした方がよかった。創作料理は最後まで食べさせる、食べてもらうという映像を撮ってほしかった。食品ロスの問題については、テレビ神奈川は局としてもキャンペーンを張っているというふうに捉えているので。地図の出し方にもうひと工夫ほしい。じゃんけんについては、視聴者から見るとあまり意味のないことではないか。こういう番組は、視聴者が「行ってみたい」という気持ちにさせるのが大事なこと。そうした意味ではレモン狩りの紹介は、そういう気持ちを視聴者にさせたということで大変よかった。制約があって大変だとは思うが、テレビ神奈川を代表する番組の1つなので、さらにいいテーマを見つけて制作していってほしい。
tvk まず、この番組は地域情報番組を柱にしていない。現地で人いじりするバラエティみたいなところなので、正直情報は二の次、三の次になってしまうこともある。MC2人の知識力というよりは、親しみを持ってアプローチすることで、相手がいっぱい話してくれる、それが各回の情報・知識となって放送される。そこが情報の取り扱いというところでは弱い点で、スタッフも自覚している。新人アナウンサーの赤間アナを迎えて心機一転というよりもターニングポイントが4月にあった。当然前の人との比較対象になってしまう中で、何かちょっと変わったところをということで、長年使ってきたロゴを変えたり、オープニングテーマをミュージシャンに書き下ろしてもらったり。赤間アナはまだまだ技量も足りないし、現場での情報収集も甘いので、我々制作も一番の努力目標だと思っている。編集は、それぞれのシーンをノンストップで撮り、帰ってきて一本化している。光の部分に関しては、大変苦労している。この日はすごく晴れていて、施設の中に入っていくということになると、当然光の色合いも全部変わってくる。1度カメラマンと色の調整をやってから本番をやっているが、難しい。その人の情報を引き出す、町の情報を引き出す、地の物の情報を引き出すという部分に関しては、制作陣も長寿番組だからといって慣れすぎないようにしたい。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 岡部委員 五大委員 四條委員 白石委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長
壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 武内和之プロデューサー

次回視聴合評番組
「ベイスターズ魂」毎月最終土曜 午後6時30分~


第399回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年10月15日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応 放送番組種別(2018年10月~2019年9月)

審議の主な内容
*視聴合評
『KICK OFF F・Marinos』毎週金曜 午後10時~10時30分 *9月27日(金)放送分

委員 特定のチームを対象とした番組なので、やはり地域テレビ局ならではの番組の作りになっていて、貴重な情報源になっているのだろうと思う。天皇杯鹿島戦の試合後のインタビューで、フォワードの選手から敗戦コメントを取っていたが、4失点だったので、ディフェンダーの選手のコメントがあってもよかった。マリノス通算1400点目の特別企画ということで、今年エースで活躍している仲川選手をピックアップしたのは、やはりファンの人は喜んだと思う。個人的には200ゴール目の松田選手など過去の歴史も見てみたかった。後半は、番組の翌日のリーグ戦解説ということで、やはり時間をかけてこれだけ解説を聞ける機会はないと思うので、試合が楽しみになるようないい内容だった。
委員 地元のサッカーとファンをつないでいる。テレビとこちらは遠いように感じられるが、それがとても身近に感じられる番組だと思う。「あまじゅん」は、最初「なんだろう?」と思ったが、見ている人たちがサポーターであれば、とても喜ぶだろう。
委員 選手の名前が見にくい。特にマリノスは紺地に白だが、字が同じだし、番号も一緒。鹿島の方が白地に黒なので分かりやすいが、番号と名前のどちらかを細字にするとかしてほしい。下も無地を使って配色を考えたら分かりやすいと思った。1400得点の歴史があったのは知らなかった。子どもが最初に出てきたが、もう少し子どもの声を多く紹介してもらいたかった。
委員 安心してファンが楽しめる時間だということがとても伝わってきた。その分初めて見るとか、知らない方にとってのアピールはもうちょっとあってもいい。タイトル系に関しては、トリコロールカラー、チームカラーを生かしながら、テロップなどのバランスは良かった。インタビュー等のコメントテロップが出ている時といない時があったが、どういう基準で有り無しを決めているのか。サッカーに対して、強烈にファンというわけではないが、やはり見るともっと知りたいなという気持ちにさせてくれる。外部の小山愛理さんを起用された理由を教えてほしい。ムードメイキングや情報のリズムの作り方が上手だった。
委員 放送の主な内容を事前に表示したのは、情報番組として押さえていると思った。小山さんは良いとは思ったが、このサイン会で紹介している協賛企業名が聞き取れなく、もう少し滑舌良く、聞き取れるようにお願いしたい。中学生3人のエールも印象的だったが、せっかく若い3人の男の子なのにボソボソっと揃っていなかった。ディレクターが事前の盛り上げをしてほしい。天皇杯4回戦のダイジェスト解説、映像は非常にコンパクトで良かった。波戸さんは、やはり解説者としてはまだしゃべりが硬い印象で抽象的。せっかく解説なので何か具体的に提示してほしい。
仲川選手の開幕戦からの10ゴールを振り返ったのは、どれも見応えがあり、番組を見ているサッカー少年たちも興奮したのではないか。次節展望は、せっかくボードにフレキシブルなネームプレートを使っているのにとても見にくいのと天気予報みたいに棒で指しているだけ。ボードを使ってダイナミックな解説をしてほしい。人気コーナーだという選手の私服紹介は、タイトル名がなぜ「きょうのあまじゅん」なのか。もっと私服拝見とかファッションチェックとか分かりやすい方が疑問に思わなくていいのではないか。
委員 ただ試合がどうなったというのだけではなく、それなりにそこに見られるストーリーがあった方がいいのではないか。一般論としては、非常に多様な人が見ているということを前提にして、中高年の人たちも漠然と見ているが、結構面白かったなという部分をどうやってインプットするかということも大事。テクニックの問題、サッカーに集中しすぎているのではないか。
委員 球筋はカメラのロングの方が分かりやすいが、ゴールする瞬間などはもっと寄って迫力のある画面を演出してほしい。ラグビーとは性質の違うスポーツ。ただしサッカーからラグビーが生まれている。そういったことを見ると、この番組は確かにマリノスのオフィシャル広報番組ではあるが、サッカーの裾野を広げようという番組からはちょっとまだ物足りない面がある。今ラグビーがここまで人気を得てきて、そこにサッカーがどの程度まで太刀打ちできるかということも考えなければいけないと感じがしているが、その辺を教えていただきたい。マリノスと話し合って番組を作ってきたということだが、具体的にどういうことなのか。長く続くということは大変良いことなので、これからもいろいろ切り口を変えて、番組制作をしていただきたい。
委員 今回はチームのリーグ戦通算1400ゴールにちなみ、そのゴールを挙げた仲川輝人選手が自ら選んだ「今シーズンBEST GOAL!」が好企画。サッカーの華、ゴールシーンを本人の解説付きでたくさん見られて楽しかった。面白かったのは9ゴール目のヘディングシュート。仲川選手が「得意のヘディングで」のコメントをした時に、スタッフが「得意の?」と突っ込み、「珍しいゴールです」という笑顔のコメントを引き出した。仲川選手がヘディングシュートをめったにしないのはファンなら誰でも知っていることだから、ここでせっかくのコメントを流してしまうとがっかりされかねないところ。おかげでプレースタイルも人柄も伝わるいいシーンになった。同様に、松原選手の真面目なコメントの最後に、ひげについて尋ねていたのもファンの疑問に応えていて、番組らしさがよく出ていたと思う。波戸さんは点を取るポジションではなかったが、マリノス所属時代に1ゴールだけ挙げている。リスペクトという意味も込めて、その唯一の得点シーンをメモリアルゴールが出る度に流してもいいのでは。この番組はマリノスファン以外の方がどれだけ見るかというと、なかなか厳しい感じ。マリノスを応援するスポンサーや商店街などを紹介するコーナーがあれば、その回をきっかけに番組に親しみが出るように思った。番組とクラブの連携でさらに横浜、横須賀、大和のホームタウンを盛り上げていってほしい。
tvk Jリーグが発足する前の日産サッカークラブ時代から、今に至るという非常に歴史のある番組。それだけサポーターの方々の熱意も感じながら番組を作っている。
仲川選手の特集は、急きょお願いしてコーナーを作った。確かに映像等は見せるべきだった。ボード解説のマグネット等、サッカーのピッチのデザインがいいということでやっているが、文字等も含めて検討していく。テロップのコメントフォローについては、基本的にはあまり入れないように心掛けている。文字にするとニュアンスが変わってきたり、文字だけ切り取られたりしまう恐れもある。聞きづらかった時には、入れるようにはしている。松原選手のひげのところは、真面目な話ではなかったので、あえてバラエティっぽく付けた。小山愛里は、20人でオーディションして、どちらかというとサッカーがあまり詳しくなくて、ナレーションなどが聞き取りやすかったので起用した。彼女も苦労したと思うが、やっと5年目になりましてアドリブもできるようになり、尺も少し管理できるようになってきたかなと思う。波戸さんは、現役時代は人気の選手で、今はクラブのアンバサダーを務め、クラブからも信頼されている。確かにしゃべりはうまくはないが、いろいろな深いところを考えているし、視聴者からの人気など総合的に考えて起用している。私服紹介の「きょうのあまじゅん」、天野純という選手が主力選手でいたが、彼がいつもジャージばかりなので、私服を紹介するコーナーをやろうということで。ただその張本人が、今年6月にベルギーに移籍をしてしまったが、とりあえず継続している。
試合後のインタビューは、選手のメンタルや気持ちも加味して、広報と話をするが、「失点してしまったのでディフェンダーはしゃべりづらいのでやめよう」というやりとりはしている。
コアな視聴者が喜ぶような作りをしながら、もっと広くファンを広げていくことを考えているが、今はバランスの中で、コアなふうに向いているように見えるかもしれない。サッカーかラグビーかということよりも、地元のスポーツがサッカーもラグビーも当然野球もだが、全部が盛り上がっていけるような提案をしている。
マリノス側とは、主に収録後に翌々週ぐらいまでの番組のすり合わせ、選手のスケジュール、イベント、練習のスケジュール等を教えていただき、移籍、加入関連も連携を図り、情報を出している。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 五大委員 四條委員 白石委員 吉川委員
tvk 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 壷阪敏秀編成局長
近藤和之編成部長 角田光広報道制作局次長 高橋桂祐プロデューサー

次回視聴合評番組
「あっぱれ!KANAGAWA大行進」毎週土曜 午後8時55分~


第398回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年9月17日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評
 『高校野球 東海大相模壮行特別番組「挑~攻め続けた新時代の王者~」』
 2019年8月5日(月)午後9時~9時30分放送

委員 4年ぶりの夏の優勝、昨年の春以来の甲子園出場ということもあり、前半は昨年の選抜大会からの道のりを紹介したが、ちょっと長いかなという印象。終わったばかりの夏の大会の映像を通じてもっと振り返っても良かった。「アグレッシブベースボール」を全面に出していたが、その言葉の意味を掘り下げても良かったのかなと思った。毎年のスローガンなので、バッティング以外でも走塁や守備の面でも、映像で紹介して2019年版アグレッシブベースボールとは何かというのを見せてほしかった。高野連の専務理事の先生やtvkアナウンサーなど、チームをよく知っている人に甲子園でどこに期待をしているかを語ってもらえれば、全国大会を見る時により楽しめたのではないかと思う。
委員 ひとつのドキュメンタリー番組として、とても面白く拝見することができた。演出、構成がとても良かった。野球の解説、説明ではなく、彼らの心の流れを追っているドラマであった気がした。タイトルである「挑~攻め続けた新時代の王者」がとても心に入ってくる、ちょっと感動するドラマになっていたと思う。
委員 学生ひとりひとりのインタビュー、選手のカメラ目線とか要素はところどころ、今までと大体一緒だが、全体の流れやダイナミズムみたいなものがとても良かった。冒頭インタビューシーンで、割りと白を飛ばしてハイコントラストにしていく画作り、多分、撮影陣とか仕上げる時のスタッフの判断で、表情がよく捉えられるように、その代わり帽子や肩の上が白く飛んでしまうという優等生的な画ではないが、球児のリアルを追うという点では、非常に爽やかさが強調されていた。本物の魅力、シズル感を出すという点でとてもいい画だったと思う。文字情報は言葉をうまくポイントで抜いて、それを字幕にしていた。良く要約されて、情報が飛び込んで来る今までで一番いい印象があった。
委員 昨年の夏、悔しい思いをして、それを甲子園に向かい、強い人、弱い人含めて、手を緩めず攻守をということがよく感じられた。どんな形でも勝つんだ、神奈川大会で勝つんだということが表れていたと思う。試合に出られない部員にマイクを向け、自分の気持ちを汗をたらしながらコメントをしていたが、心を打たれた場面だった。やはり常時甲子園に行けないわけだから、その機会機会を、一生懸命やっているんだなと。特に監督を中心にリードしているな、指導しているなということが感じられた。それからスポンサーが出るが、ぶれるので見えにくかった。それがちょっと残念。
委員 この番組の醍醐味は、いかにその年のそのチームの特色を出すのかがポイント。そういう意味では圧倒的な破壊力を見せつけた打撃のすごいチームというところに、何といっても主眼があると思う。例えば歴代と比べて打率・打点などいかに攻撃力がすごかったということを紹介してもらえたら良かった。最初のシーンが2015年の優勝だが、やはり今年から始まってほしい。確かに番組の途中でもあの優勝を目にして、憧れて入ってきた選手たちの集まりだということが紹介されていたので、そういう思いを象徴的にしたかったのだろうが、やはり今年の壮行番組なので、今年の優勝シーンから入ってほしかった。打倒横浜というのが1つのシーンとして出てきたが、横浜が県立相模原に負けた時に気持ちの切り替えが必要だったとか、淡々とした言葉だけで終わったが、プッツン切れたすごい思いがあったはず。もっと選手たちの気持ち、糸が切れそうになったみたいな話を聞き出してもらえたら良かった。監督も「打撃に力を入れてきた」と言っていたが、今年はどういう新しい練習をして、あれだけの破壊力を生んだのか。今までにない練習方法でこれだけの破壊力が出たというところも、紹介してもらえたらありがたかった。ベンチ入り選手と記録係の池永君の自己紹介は、音楽と共にテンポも軽快でリズミカルで良かった。
委員 地元の放送局ならではということで、特に翌日から甲子園が始まるタイミングだったので、非常に甲子園大会が楽しみになる番組だった。特に今年夏の東海大相模は、春の県大会優勝、関東大会でも優勝ということで、神奈川大会の中では圧倒的な強さで、非常に作り方が難しかったのではないかと感じた。そういった中で昨年の春の大会から紹介して、打倒横浜ということで、キャプテンのけがを乗り越えて甲子園にたどり着くというストーリー性を持った紹介がうまくはまっていたのではないか。選手だけではなく記録員にもインタビューしていたのは、一体感というキーワードが出ていたが、それが感じられるいい作り方だったと思う。これだけの強豪校なので、環境変化に対してどういう対応、考え方があるのか、ただ勝てばいいというだけではなくて、そのあたりのことが分かるとなお、良かった。
委員 30分の間で大変コンパクトにまとめられていて、非常に興味深く拝見した。しかし壮行番組にしては、ちょっと地味めかなという感じを受けた。東海大相模といえば、例えば巨人でも中日でも広島でもOBが選手として活躍しているので、シーズン中だし、コメントを取ることは難しいかと思うが、OBの声を入れたら、多少華やかになったのではないか。記録員を紹介していたが、控えの選手の中から2、3人何かコメントを出してもらったら、もう少し番組に深みが出てきたのではないかと思う。来年も再来年も甲子園は続くので、少しずつ工夫を凝らして番組作りをしてもらえればと思う。
tvk 神奈川は他県に比べて、非常に高校野球の熱が高い、県民が青春・感動というものを求める人たちの多い県だと思う。今年は東海大相模が文字通り圧勝したというような大会だった。毎度のことだが、決勝が終わってから取材、構成を考えて完成まで、本当に3日・4日ぐらいしかない中で、どういったことを言えば、選手たちのはつらつさが届くのかと、毎回自問自答しながら作っている。井上キャプテンを中心にストーリーを作ったが、デッドボールのシーンや秋に横浜に負けて、そこからチームを再び作り直したりという中で、横浜との1戦が映像的になかったり、甲子園の映像が使えなかったり、構成の中では難しいところがあった。スタメンの選手以外でもストーリーを入れたいと思い、記録員の池永君にインタビューをして、もうひとつの話を作った。 スーパーやCGに関しては、いつもよりも大きめのスーパーを強調する意味で入れた。今回2015年の全国制覇をした、それ以来の甲子園出場で、「2015年優勝をもう一度と」というポイントを作った。スポンサー表示は、CGを動かしている関係でどうしても普通に出すよりはカクカク感が出てしまった。今後修正したい。いろいろなデータ、前チームとの対比とか、面白いご意見をいただいたので、突出した数字などがあれば、今後は取り入れていければと思う。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 岡部委員 五大委員 四條委員 白石委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長
壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 角田光広報道制作局次長 竹野洋介プロデューサー

次回視聴合評番組
「KICK OFF F・Marinos」毎週金曜 午後10時~放送


第397回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年7月16日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評 「関内学」2019年6月22日(土)午後6時30~放送

委員 横浜史というものをどのように考えていくか。その中でやはり経済的な意味で港に関する産業は大きいから、これをどう考えるのかということは必然的にすごく大事なこと。横浜のいわゆる社会的・政治的な構造を明らかにするという時代が来ればいいと思う。というぐらい、実は横浜という町を研究するのは難しい。
委員 「関内学」というのがまず何なのか、初めて聞く言葉だったので。講演会をずっと見ているという感じ。前面に大学生が少しいたが、一体この話は横浜の人々に聞かせる話なのか、大学生たちに聞かせたい話なのか分からなかった。今後どのような方向性に持っていくのか。内容については、戦後の歴史など分からなかったことがあったので、面白かった。
委員 「横浜学」というのは分かりやすいが、「関内学」というのはどういうことなのかというのは私も。講師は藤木幸夫さんということで「関内学」の港を伝えるというのにはいい方を据えて番組を作ったなと感じた。この港に仕事を持っている人たちを、これからも養っていこうというのが、訴えているような気がした。この「関内学」が2回、3回、4回と続いていく方が、次は誰かと、その次は誰かと、想像させられた番組だと思う。
委員 第1回であれば、せめて冒頭、この「関内学」が何をやろうとしている講座なのかという説明とどんな講師をこれから呼んでいこうとしているのかという概説があってもよかった。関内、横浜を築いてきた横浜の偉人たちの生き様を語る番組なのか、関内という町の変遷を伝えるものなのかということを迷いながら見た。初回の今回に関して言えば、その狙いがどちらであったとしても、中途半端であったという印象。講師を務めていただく人にはもう少し「関内学」の狙い、コンセプトを伝えておかないと話が中途半端になってしまうのではないか。テレビとして放送するからには、不適切な発言、個人の私見であっても、大企業の支店長たちを旅人にして、「あの人たちを当てにしない、付き合わなくてもよい」とまで言ってしまうのは、特にダイジェスト版であれば外した方がいい。講演から2日後に改めて話を聞きに行ったが、不要だと思う。
委員 大学の公開講座というと、ゲストに好きなように話していただくという、それこそが本分なので、それを番組にするところでのひと工夫がほしかった。港を支えてきたリアルな方の声はとても力があるし、それをそのまま流すにしても、要約するにしても、番組としての前後のフォローというのが足りなかったという気はした。関東学院とテレビ神奈川との関係で実現した番組とのことだが、テレビ神奈川のポジション、もしくは意思みたいな部分も含めて、しっかり説明した方が良かったのでは。
委員 そもそも関内という位置関係を最初に番組の中で紹介すべきだと思う。そして「関内学」とは何か、これはイコール「横浜学」でもいいと思うが、きっちりと説明すべきだった。番組の中で個人の写真が何点も使われていたが、必要なかったのではないか。その分、関内、例えば明治何年の横浜の様子はどうだったかとかいうものを、浮世絵や絵葉書等で紹介した方が良かったのでは。講演者の紹介はむしろあっさりとすべき。番組そのものは楽しく拝見した。有名無名問わず、専門の分野の人に分かりやすく話をしてもらうということが大事。せっかく始まったので、ずっと続けていってほしい。
委員 JR関内駅前に新キャンパスを開発する関東学院の関内エリアの文化や伝統、まちづくりを次世代に継承するためにスタートした公開講座「関内学」の収録を放映する第1回ということで、興味深く拝見した。講演を番組に収めなければならないので、あの話の中からどこを残すかが重要になってくるとは思うが、藤木会長が愛する横浜の港の今昔や未来、終戦の話など大事な部分は伝わっていた。我々からするとよく知られた方だが、視聴者には必ずしも知らないという点では、幼い頃からの写真やプロフィールで紹介があったのはよかったと思う。耳慣れない「関内学」という言葉だが、考えようによってはいろいろな切り口ができるのかなと思う。
tvk 90分の講演をダイジェストで28分に再編集するという番組で、関東学院大学の授業でも活用いただくという、どちらかというと講演・教材としての役割が番組の趣旨になっていて、作り手からすると思い通りにいったというものではないが、いいところにはさみを入れて編集した。「関内学」というタイトルは、制作がプロジェクトに入った時にはもう決まっていた。講演内容は、関内と港、関内のこれから、それから関内を中心に関内キャンパスで学ぶ若者に対するメッセージというふうに伺い、撮影に臨んだが、90分間、関内の「か」の字もおっしゃらず、「第1回関内学」というタイトルと内容が大きくずれてしまった。スタッフとしては、どうしても後から講演をまとめていくところから入ってしまった。どこまで関内に近づけるかということについては、いろいろご意見があったので、今後参考にさせていただきたく。追撮のインタビューも賛否あると思うが、「関内」というものを言ってもらいたくて話を聞いたが、言っていただけなかったのは残念なところ。今回は番組として撮りたいもの、番組としてお願いしたいものというスタンスで立ち位置がとれなかった部分もあり、歯がゆいところもあった。第2回、第3回があるからこそ、皆さまからご意見やご指摘もたくさんいただいたというふうに感じている。今後に生かしていきたい。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 岡部委員 五大委員 白石委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長
壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 武富俊一制作二部長

次回視聴合評番組
「高校野球壮行特番」2019年8月5日(月)午後9時~放送


第396回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年6月18日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評
 「News Link」(毎週月~金曜 夜9:30~) 「BusinessLink」(毎週金曜 夜9:50~)
 5月31日(金)放送分

委員 「NewsLink」の2人ともニュース番組らしい安定感があって、非常によかった。それぞれ現場に行って肌で感じて取材をしているから言葉に力があったのかなと感じた。相模原路上殺人事件については、裁判のポイントをボードも活用しながら分かりやすく伝えていた。最後に「立証が不十分」と言ってから、「十分とは言えない」と言い直していたが、裁判官も表現は気を使っていると思うので、本当の判決理由をそのまま拾ってほしかった。登戸の19人殺傷事件の続報は、ひきこもりの人がすべて危険な存在であるかのような印象に持っていく報道が多いという批判がある中で、どのようなスタンス、配慮をしたのかということが気になった。天気予報は、明日の天気、紫外線予想と週間予報、全部セグメントが違う。意味があって分けているのか。「BusinessLink」は非常にコンパクトにまとまっていて、いいインタビューになっていたと思う。相当事前の打ち合わせをしたのだろう。
委員 「BusinessLink」で、ドレスなどの高価な洋服を長く使えるということはいいと思うが、パーツを組み合わせて大事に使うとどのぐらいの価格が必要なのかを入れてほしかった。
委員 「NewsLink」はタイトルデザインやテロップベースの使い方が統一されていて、デイリーで見るのに飾りすぎず地味すぎずというちょうどいいという印象を持った。冒頭のニュースは、裁判結果についての情報を端的に伝えるという趣旨だったと思うが、事件の行方はというところでは、もう1つ情報がほしかった。16歳の女性サーファーが日本一になったというニュースがサラッといってしまったのが、せっかくの明るいニュースが、構成として惜しい。「BusinessLink」、こういう情報番組は、ホームページとリンクして見る癖があるが、前週の情報がゼロだった。
委員 ニュースを身近な視点でやるという、非常に地元局らしい番組。もサーフィン日本一の少女を紹介したが、こういったことは地元局ならでは。大切にして、優先的に報じていってもらいたい。裁判員裁判で殺人事件の被告に無罪が出たということで非常に関心を寄せたが、傍聴している記者に出てきてほしかった。臨場感をもって話せると思う。登戸の事件は、容疑者の歩いた経路を話すよりも、背景があらぬ方向へ行きかけているので、そのことに何がしかの考えを述べることも良かったのでは。「BusinessLink」は、オーダーメードのワンピースを作ることで日本が見えるコレクションというのが分かりにくかったので、そこをもっと突っ込んでもらいたかった。
委員 地元のニュースに絞り込んだ中で、藤沢の防災訓練、警戒レベルなどを内容的にも掘り下げて、解説も非常に分かりやすい。ただ全体的に堅いなというイメージ。例えば「この警戒レベルを皆さん守っていきましょうね」と訴えかけることなどが欲しいなと思った。「BusinessLink」は誰をターゲットに、この業者をもっと盛り上げようと訴えているのか、ちょっと分からない。
委員 殺人事件については、これから相当長期的にフォローしていかないといけないと思う。形式的ではなくて、市民生活の立場から追及し明らかにしていくというストーリーは、やはり地元のジャーナリズムしか作ることができないから、大きな責任があると思う。中長期に渡ってフォローしてもらいたい。
委員 相模原の市議選に落ちた市議会議員候補はとても残念で、その気持ちは分かるが、こういうことをいちいちつついていったら、選挙というものは果たして成り立つのかなという疑問も持った。当事者からのインタビューは紹介したが、市民の声なども取り上げて聞くのも必要だったのではないか。警戒レベルの紹介も大事だが、情報をいち早くキャッチすることによって、人の命が救えるということをもっと強く言ってほしかった。たくさんのニュースがあり、なかなかそれをチョイスするのは難しかったと思うが、まとまっていた方だと思う。「BusinessLink」のMCは、もう少し明るく元気に朗らかにやってもらいたい。最後に『これからの夢』というのは、非常に紋切り型の質問だ。
tvk どういうことが起きて、亡くなった方はどういう方で、それを起こしてしまったとされる人間がどういう人間でということを、細かく取材して伝えることが全体をきちんと伝えることだというスタンスがある。その事件の核心を立体的に伝えたいということで、1つ1つ判断をしている。ひきこもりに関しては、後日、県内でそういう状態の人の現状、サポートの特集を組んだ。キャスターは、言葉は気を付けなければいけないが、感情移入みたいなものを出していくことは、大事なことだなと思っている。気を付けながらも、やはり本音、自分の考えをなるべく言っていけるようなキャスターになってほしいし、そのためにはやはり取材を現場に出ていってやってほしいなという思いでいる。天気予報は、紫外線情報や花粉情報など日々変えているが、一貫性も含め、もう1回ラインナップを見てみる。「BusinessLink」は、所管は報道部、制作は情報番組などを作っているディレクター、企業の選定などには営業が入り、各部署の垣根を超えた一丸となって作れる番組となっている。MCには、インタビュアーとしていろいろなものを引き出して、それをきちんと表現できるように期待して指導していきたい。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役制作局長
壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 遠藤幹彦報道部長

次回視聴合評番組
「関内学」2019年6月22日(土)午後6時30分~放送


第395回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年5月21日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評 「3人の証言者~カナガワ平成史~」 4月30日(火)夜10時~10時55分放送

委員 報道機関が持っているテープ、これはまさに報道の財産だと思うが、ひっくり返して後世に残していくことは、とても大事なことだなと思った。こういう過去の出来事を流してもらい、「この時にこういうことがあったんだ」「自分たちは、この時こんなことをしていたんだ」ということを思い起こす番組はとても有難い。これからも機会、機会を捉えて特集として組んでもらいたい。
委員 現象であるとか事件・事故を介して、関わった方に語ってもらうことで時代を振り返るという、非常に地元局らしい意欲的な取り組みだったと思う。ただもう少し時間を取ってほしかった。オウム事件については、江川さんが語ったことに尽きるが、改めてこういう番組を通じて言っていただいたということで「ああ、そうだったのか」と思われた方も、特に若い人でいると思う。カルト教団が勢力を伸ばす、その社会的な土壌というのが、むしろ元号が変わったからといって何も変わるものではないということを、おそらく彼女は言いたかったのではないか。また、神奈川が政治の分野で、時代に先駆けたことが起きるのかということを、政治評論家でもいいし、tvkの記者の方でもいいが、説得力のある話を聞きたかった。
委員 なぜこの3人、なぜこの3件というところの、裾野の部分の説明が少し前半にあるとよかった。オウムのコーナーの前にダイジェストで平成の出来事を非常に密度濃く短く、ぎっしり説明していたが、導入にそれを持ってきて、「これだけのことがあったけれども、この3つに絞りました」という一言の説明があるだけで、「理由はさておき、この3人にしたんだ」という説得力になったのではないか。1つ1つが、ボリュームがあることなので、語り切れていないところは多々感じて、やはり特番をそれぞれ見たいという気持ちを持った。撮影された映像に関しては、国吉先生の言葉が続いているのに汽車道だったり、ショットが変わるのが絶妙にテクニックの高いことをやっていて、見応えがあった。江川さんのところは、シンボリックにその言葉が染みていくような映像を、撮影面での効果をもっと期待したくなった。
委員 坂本弁護士事件では、当時もそう考えたのだろうが、改めてニュースを見て振り返ると、国は対応が遅いというふうに怒りを覚えた。あっという間の1時間だったが、これが平成ということで、いいところと悪いところを捉えてまとめられたということで、いい番組だったと思う。
委員 今、平成を振り返るにあたって、あるトピックスからそれに関わった証言者の証言を元に振り返ろうという試み、企画自体はとても素晴らしかった。ただ、横浜博覧会とみなとみらい地区の街づくり、ベイスターズの優勝、坂本堤弁護士一家殺人事件というのが、本当に平成を総括する3つのトピックスということで良かったのかと言われると、ちょっと疑問。証言者の証言も、トピックスだけではなく、そこに平成という時代を見た何らかの証言があれば、一番良かった。特に社会問題ということで言えば、坂本弁護士事件はとても大きな問題だが、非寛容だったり時代の閉塞感であったというのが平成の特色で、それがまさに神奈川で全国最初に起きてしまったことをどうしても触れてほしかった。やはり平成の時代を語るには、災害というのは絶対に忘れてはいけないテーマの1つだと思うので、今回入ってこなかったのは残念。
委員 神奈川の平成史というとなんとなく後ろ向きな気がする。国際的にも神奈川的にも日本的にも今後の社会の方が難しいと言われている。その時に平成史だなんて、そんなものはどこか隅の方に置いておけばいいじゃないか。そういう姿勢・考え方もあるということを認識してもらうといい。
委員 ベイスターズに関しては、優勝した年、これは谷繁さんがいるからそういう番組になったかもしれないが、実は最下位を2年ぐらい連続したことがあった。監督が途中で交代するとか、そこにもう少しスポットを当てても良かったのではないか。オウム事件は、神奈川県警の初動捜査の遅れ、しかも誤っていたメディアに対する情報の提供、こういったことをまたもう1回番組として検証をしてほしい。全体の進行を堀潤さんがやっていたが、テレビ神奈川には30年の間に大きな事件・事故を取材した報道部の記者がいるので、そういう人たちが進行をやっても良かったのではないか。
tvk 神奈川に特化し、かつ平成が終わる今だから語ってもらえる話や新事実とまではいかないかもしれないが、そういうものや舞台裏というようなものを、県民の皆さんに知っていただきたいなということから企画した。報道機関としてアーカイブを残すことの大切さということは肝に銘じて、今回の番組を作り、また気持ちを新たにした。テレビ神奈川はローカル局とは言え、言論機関であり報道機関でもあるので、そういう部分で気概を持ってやっていきたい。4月30日という平成最後の日に向けて、どういうことがあったのかを我々の中でまとめた。85分枠でやろうという話もあったが、残念ながら55分に落ち着いた。出していない映像はまだまだいっぱいあるので、今後何らかの形で取り組めたらと思う。3つを選んだ経過は難しいところだが、県内の出来事の中で、平成30年を通して、ある程度県民の気持ちの中に残っているもの。それから我々が若い人たちに伝えていかなければいけないものというテーマでやろうということだった。例えば街づくりの部分では、平成元年にYES'89があって、それから街づくりが始まった。
最初のうちは勢いが良かったが、すぐ不況が来た中で、ずっと街づくりが続いていく。そういうものが「みなとみらい」にはあるということを、国吉先生への取材後に分かった。スポーツについては、松坂大輔、神奈川大学箱根駅伝2連覇、取り上げたいものが山ほどあった。今でも県民、横浜市民が応援している横浜DeNAベイスターズに対して、深掘りをしたらいいのではないかという考えを持った。やはりその時の、選手たちが一番頑張ったのではないかということから、捕手で、女房役で、ということから谷繁さんになった。一番やりたかったのは坂本弁護士事件で、この問題こそが我々が語り継がなければいけないものだと。これは今回に限らず、ずっとやっていかないといけないものだと思う。災害がなかったことについては、計画停電、帰宅難民などはあったが、県内での大きな被害がそうなかったというのが理由。我々としては、今だから話せるということだったり、知らなかったことが1つでもあって、心の微妙な動きを視聴者に持ってもらえればいい。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 押川渉常務取締役技術局長 壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 土屋義嗣プロデューサー

次回視聴合評番組
「News Link」(毎週月~金曜 夜9:30~)
「BusinessLink」(毎週金曜 夜9:50~)


第394回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年4月16日(火)開催

報告

4月期編成表 タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評 第7回アフリカ開発会議 横浜開催特別番組「アフリカと横浜 あふれる力でともに未来へ」
 3月20日(水)午後8:00~8:55放送

委員 tvk既存の3番組がそれぞれの番組の切り口でTICADをテーマに紹介するという構成は、とても良かった。ただ、その3つがいずれも情報・報道系番組だったので、例えば音楽番組にして、アフリカミュージックの紹介をするなど切り口に変化があっても良かったのかなと思った。横浜がTICADに積極的に乗り出し、さらにアフリカとの交流を図ろうとしている狙いがもう少し分かりやすく出るとありがたかった。インタビューされた人がはすからずっとインタビュアーの方向を見ながらしゃべりっ放しというのは、聞き手にかえって伝わりにくかったと思う。
委員 アフリカの人たちが一生懸命勉強しているのが今回の番組で感じられた。逆に小学校、市の清掃局を含めて、アフリカから何を学ぶかというのが欠けているのではないかと感じた。
委員 横浜とアフリカ諸国が非常に強い絆で結ばれ、今後も引き続き横浜が先頭に立って、アフリカ開発というものに協力していくという姿がよく表れていた。その裏付けをtvkの人気番組3種類でうまく表現していて、とても見やすい番組だった。経済が豊かになれば、人々はより大量な食を消費するという問題があり、そのことがアフリカ開発とどのように横浜が関わっていくのか、やはり食料という問題を、是非とも加えてほしかった。アフリカの開発が自然破壊にならないこと、貧富の差が大きくならないこと、紛争の助長につながらないようなこと、そのようなことをメッセージとして伝えられていたか疑問。
委員 8月のTICADを前に、いろいろな横浜の国際交流推進事業の一校一国運動を紹介するとともに企業がいろいろ出資していることを紹介するというのは、地元、横浜のテレビ局らしい意味のある番組だったと思う。誘致活動があったと思うが、横浜がなぜこれに一生懸命なのかということを、もう少しマエストロ都市を目指す戦略の一環だろうが、それを含めて教えてもらいたかった。番組編成にいろいろ持論があるだろうが、例えば「Up To Date」と「ハマナビ」で1本、それと「猫ひた」とアフリカの料理や動物で1本、そういった作りもできなかったのかなと。ちょっと詰め込み過ぎたという印象。
委員 55分の番組ということで、ボリューム、情報量ともに非常に満載感があって、本当に醍醐味があった。その醍醐味と同時に、見終わった直後の印象がやや曖昧だった。経済的に理解している専門家の意見を引き出しながら、メッセージまで締めてもらえると良かった。担当者が話すということは嘘ではないが、番組を見ている人にとって伝わるかどうかという点においては、検討の余地があると思う。来ている人たちに少しずつインタビューするのではなく、アフリカの良さが見ただけで実感できる何かを紹介してもいいのかなと思った。
委員 国際交流、市民交流は、お互いもっといろいろなことを知りましょうというのが基本だと思う。こちらの状況も、向こうの状況もお互いに知って交流していかないと、本当の意味での国際交流は成り立たない。どうして相手のことを知るのか。あるいは横浜をどうやって知ってもらうのかということを中心に置いた、市民の国際交流をどう進めるのか。そこのところを少し突っついて整理すると、非常に面白い番組だったと思う。
委員 アフリカと一口で言っても面積は広い、天候は異なる、宗教も違う、習慣・文化も違う。この番組がどういうふうに作るのかなと。それは決して危惧ではなく、楽しさを含んだ、一つの期待感だった。結論から言うと、約1時間弱という中で、いろいろなものが網羅されていたが、まとまってできたのではないか。政治的な問題で、突っ込み方によっては内政干渉になるので大変難しいが、民族問題を日本に伝えることによって、もっとアフリカというものが身近になるので触れてもらいたかった。インタビューは、アフリカ駐在経験がある商社マンなどが良かったのでは。
tvk TICAD(アフリカ開発会議)は、横浜とアフリカにとってはとても大きな国際会議だが、市民レベルでは「知らない」という人がとても多い。横浜開催の第1回目で見えてきた、いろいろな取り組み、交流を一人でも多くの市民に知ってもらいたく、今回特別番組という形で開催前の放送となった。
今回の放送では目的が大きく3つ。1つは国際技術の協力を拡大していく、これを知らせていこう。もう1つは「Up To Date」にもあったがビジネス支援を強化していく。3つ目は次世代の育成、市民交流。一校一国運動も一例だが、市内の子どもたちにアフリカとの交流をつなげていこうという目的があった。この3つの目的を、どうやって番組としてまとめていくかということで、それぞれの番組のカラーを生かし、1つの特番というよりは、3番組がコラボレーションして、それぞれの強みを見せながら、テーマを紹介しようということで放送した。
制作期間がすごく短い中、いろいろなことを整理していかないと成り立たない番組で、すごく苦労したが、今回のアフリカ開発会議というテーマによって、アフリカのことと横浜の関わりを、きっかけにしてもらいたかった。一つになるというよりは、いろいろ総花的にちりばめていったので、そこら辺は番組としては弱い部分だったと思うが、この番組を見て、経済のこと、アフリカのこと、動物のことなどに気づいて、次の一歩に踏み込めるような番組づくりになればという思いがあった。音楽とのコラボレーション、やはりtvkは音楽番組が強いので、なぜ気付かなったのかなと思う。実験的要素がすごく多い番組だったので、今回の意見を整理して、いい番組づくりへの糧にしたいと思う。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 壷阪敏秀編成局長 三枝弘プロデューサー

次回視聴合評番組
『3人の証言者~カナガワ平成史~』 4月30日(火)夜10時~10時55分


第393回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年3月12日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評「部活応援プロジェクト しゃかりき」(毎週金曜 午後11:00~放送) 2/22放送分

委員 出る人の影に、出られない人がいるということ。部活の宿命みたいなものにスポットライトを当ててやったのはいいと思った。
委員 「今の高校生は、もっとしらけて、1人の世界に閉じこもっているかと思ったら、こんな熱い世界があったんだ」とすごい衝撃を受けた。もう少し誰かにポイントを置いて追いかけてみるのも、部活動の違う面、側面を表すのかなと思った。「もう生きるのも嫌だ」「面倒くせえ」と言っている子たちがたくさんいる中で、こんなにも素敵に輝いているということを見られて、感謝。
委員 子どもたちが本当に元気だということを画面の中で見させてもらい、嬉しくなった。真っ白なところに4人が座っているスタジオは、部活応援プロジェクトというテーマからすると、もっとざわざわしていて、躍動感があってもよいのでは。かなりレベルの高い学校を取材しているようだが、もっと名もない、有名でもない、そういう部活を世に出していくとか、そういう部活をやっている子たちが、「私たちも世間に見てもらった」みたいな、視聴者参加型な番組であってもいいと思う。
委員 tvkらしい、地元のテレビ局らしい番組。しかも文化系のクラブ活動も積極的に取り上げるということは、日頃なかなかスポットが当たりにくい彼ら、彼女たちに光を当てるという意味でも非常によい。学校の先生たちも温かく迎え入れてくれるという理由が分かったような気がする。「密着」と言うからには、的を絞って、日頃の練習風景をもう少し多めに撮れば、もう少し視聴者に訴えかけてくるものがあったのではないか。
委員 スタジオセットの美容院のおかまは何の意味があるのか。また4人は、どういう役割になっているのか。前段のトークは尺が長い割に、面白くなく。中高生中心の対象番組で、若い人に受けるかもしれないが、つながりみたいなものはないのではないか。ただ、大会の映像が挟まれていく中で、「さあ、行った」とか、一生懸命肩入れして応援しているトークは、好感を持って受け止めた。映像としては、楽屋で喜ぶ控え生徒の表情や笛、中央ですごいパフォーマンスを見せた男の子のアップなどは迫力があってよかった。
委員 学校側の視点、子ども1人ひとりのものの考え方、人生観みたいなもの、あるいはそれを経ることによってどう変わっていったのかという視点を、番組を作る側として考えてやると、見る方はただ面白いなというだけじゃなくて、相当いろいろな意味があるのだなというふうに考えるのではないか。
委員 桐蔭学園高校・中等部に、こういう和太鼓部があるのかと驚いた。和太鼓の迫力のある映像を作っていたと思う。神奈川県内の学校数はかなりあるが、ぜひ1つ1つこの学校を「しゃかりき」に番組制作に携わってもらえたらと思う。
tvk メジャーところではなくて、こんな学校にこんな部活があるのかというところも網羅している。部員不足で悩んでいたり、全国大会の1歩手前でいつも終わってしまうところも追ったり、いろいろな生徒の頑張りがあるんだなというところは、バランスよく見ていこうといつも心掛けている。
この番組は、VTRをいかにインパクトのある取材をするかというところが一番勝負。MCを選んだ理由も、運動部の出身であるとか、部活出身ということが見たときに共感を得られる。ライセンスの2人はコメント力があるので、VTR中のワイプでいかにリアクションが取れるかというところを基準として起用している。スタジオセットは、スタジアムを組んだりいろいろな形にしたかったが、取材をする制作費で、スタジオ費用はなくなってしまった。それを逆手に取って、スタジオをシンプルに見せることによって、よりVTRのパンチを強くすることに重きを置いた。
神奈川県をこの番組から、熱い思いでバックアップしていくと。きかっけは部活だが、神奈川県を全体的に熱く盛り上げ、「明日も頑張ろう」という気持ちを感じてもらうよう日々制作をしている。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 重富浩二プロデューサー 幡山教道ディレクター

次回視聴合評番組
第7回アフリカ開発会議 横浜開催特別番組「アフリカと横浜 あふれる力でともに未来へ」3/20(水)午後8:00~8:55放送


第392回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年2月19日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応

審議の主な内容
*視聴合評「ビルボードTOP40」(毎週木曜 午後10:00~放送) 1/31放送分

委員 歌手の私生活や曲の背景、制作過程をーティストや曲にまつわる、いわゆる小ネタを聞かせながら、曲がPVで流れるわけだが、それぞれの曲の紹介される長さやナレーションのテンポなどが番組のオリジナリティだと思う。歌を一番大切に考えて、邪魔しない感じで流れてくる雰囲気が非常に好きで、心地よいなと思った。個人的に大好きなレディー・ガガの「Shallow」がインタビュー付きで、フルに聴けたのはとてもラッキーだった。
委員 NHKでフォーク番組をやったときに、なかなか見つけられないというグループの歌がtvkにあったというので、tvkの実力を感じた記憶がある。これも洋楽のランキング番組としては、草創期からの番組で非常に有名。手慣れたスタイリッシュな感覚というか、ナレーションも非常にピタッと来るような感じがした。ただ、シカゴの懐かしい曲は、よく知っているという曲で、感情を入れてフルに聴かせてもらったのは良かった。特定の視聴者層を狙った番組で、格別に広げようとかということはあまり考えていないのかなという気もしないでもないが、これからも続けていっていただければと思う。
委員 こういう番組企画は、多分音楽ファンにとってはたまらないのだろうなと思いながら見ていた。残念ながら、私自身は日本の歌謡曲派なので、あまりこういうものを見たことがなかったが、今何がはやっているのか知るにはとても役に立った番組。夜ひとりでゆっくり、のんびり見る番組としていいと思う。
委員 tvkが全米のチャートを配信していくことは、非常に立派なこと。世界で流行する、あるいは評価されるようなものをtvkがずっと長い間出している、またそういうユーザーに対して光を与えているということは、たいしたものだと思った。ずっとずっと聞いている方々がいる歴史のある番組ではないか。
委員 素材はものすごく面白いが、それをそのまま1時間やっても、視聴者が面白さを分かっているのか。ナレーターがいろいろな話をしているが、それも何のことを言っているのか全然、意味が聴こえなかった。
委員 テレビというのは見る場合もあるし、聴くということもひとつのパターンではないかという気がする。画面は見なくても、1時間弱の番組は楽しませてもらった。tvkが開局した頃は音楽が売りだという面もあったので、これからもこういう番組は続けていってほしい。ラグビーと音楽は伝家の宝刀のごとく使っていって、番組制作に寄与してほしい。
委員 放送開始以降、同一DJで進行する音楽番組として2012年にギネス認定、今も続行中の安定感はさすが。年代的には懐かしさも感じる一方、情報番組としてある種究極のパッケージといえる。VJの中村真理さんは、ギネス登録の貫禄もありつつ、軽やかなトークが番組中途切れず続くのは見事。ゴシップ含め、アーティストの情報を毎週レアな状態で送り続ける貴重な人材といえる。あえて言えば語り口の淡泊さが、コーナーのスタートなどで、もう少しアクセントがあっても良いかなと感じた。
tvk ミュージックビデオは、曲を途中で降りずフルでかけるというのが番組スタンスなので、たとえ1位の曲が8分でも8分かける。これはMCの中村真理のポリシーでもある。シカゴに関しては、「YESTER HITS」というコーナータイトルで過去のヒットチャートの中から、新しくリリースがあったり、来日公演にtvkが後援メインで付いている洋楽ファンなら誰もが知っているだろうというヒット曲を、なるべく選んで放送している。開局当時から、tvkには何万曲という洋楽のビデオクリップが保存され、邦楽もtvkのスタジオでライブをやっている映像なども残っている。視聴者層は、20代から50代までという結構幅広く、洋楽の番組に関しては、異例な形のお客さんの層をもっている番組である。そのお父さん世代、お母さん世代にも見てもらえるようにシカゴみたいな曲を流している。レディー・ガガに関しては、映画がヒットしていて、この週にチャートイン、チャートの動きが良かったので、放送した。ナレーション、ダイジェストという手段と、古い曲をかけたりという手段で初回から36年間ずっとあまり変わりなくやっている中で、やはり視聴者の方との信頼関係。レコード会社からは、tvkの洋楽番組の視聴者は質が違うと言われる。視聴者とレコード会社とコンサート・イベンターとのつながりがないと、洋楽番組はどんなに有名な人が司会をやっていても、信頼関係が作れないと無理だなという部分がある。ただ新しい切り口だったり、新しい洋楽の演出部分も含めて、今後は制作に取り組んでいきたい。
tvk 「音楽のtvk」と評価いただけるように、情報をお届けすることを我々ローカルだからこそ、この36年間続けてこられた。何人もこのDNAを受け継ぎながら、親子で楽しんでいただけるような番組に育てていった。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長  白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 押川渉常務取締役技術局長 武富俊一制作二部長 壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 石井康弘プロデューサー

次回視聴合評番組
「部活応援プロジェクト」(毎週金曜 午後11:00~放送)


第391回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2019年1月15日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応
BCP-B(非常災害時事業継続計画*2018年3月版)  番組統計(前年比率)

審議の主な内容
*視聴合評「2018年もありがとうベイスターズ!SP」(12月30日(日) 午後6:05~放送)

委員 試合映像、選手の声をかなりふんだんに使い、コーナーも大きく4つほどで、すごいゲーム、10大ニュース、後藤武敏さんのスペシャル、ブレイクを期待する選手、ある意味だらだらと、でも肩の力を抜いて楽しむというファンならではの番組になっていた。あまり熱中しているファンではない人が見るというところでは、プレゼントとか、ちょっと飛び道具的な演出もあると良かったなとは思ったが、全般見ていて、とても球団への愛にあふれた番組だった。
委員 番組が終わる時に、ロッカーで「こんちきしょう」という、あれが良かった。顔は出ていないが、「こんちきしょう」という選手一人一人の気持ちがあるのだなと一番強烈に感じた。ところどころにファンからのコメントがあったが、共感を得て、本当に全部良かった。今年の春からスタンドを増やすが、こういうスタジアムがオープンしますよという、ほんのワンショットでもいいので出した方が、進み具合がわかったのでは。
委員 女性も結構、客席にたくさんいるので、女性ファンの代表がいてもいいなと思う。内容は何となく、流れていくという感じだった。アナウンサーが、ネクタイを締めてユニフォームというのが毎回気になってしまう。
委員 続けての番組企画ということで、非常に完成度が高くて、安定した企画。ベイスターズのファン向けに、しっかりとファンが楽しめる映像をたくさん配置して面白かった。最後のところでなぜ佐伯さんのフリップが出なかったのか。押していたから詰めたということなのかもしれないが、あれは外したら駄目だと思う。また忘年会的に、居酒屋座談会と銘を打ってやっているわけだから、もう少し居酒屋の雰囲気を、画面の中で感じさせてもいいのではないか。
委員 盛り上げようという意図は重々分かるが、やはり佐伯貴弘さんを呼んでいるのだから、少しは注文もしてほしかった。せめてラミレス監督への注文ぐらい言ってほしかった。今年もしVが獲れなかったら首を賭けるとか、それぐらいのことを言ってもらいたかった。「応援ありがとうございます」と、判で押したようなことを言われても全く面白くないので。村瀬秀信さんがライターということだけだったので、どういうところで書いているのかテロップで教えてほしかった。
委員 どの人も熱いDeNAへの思い、とにかく詳しく、話題のネタが豊富で、本当に不動のレギュラー陣だなという感じがしたが、是非女性を入れてほしい。酔っぱらってろれつが回らなくなってはいけないが、やはりビールで乾杯でいいのではないか。みんなで選ぶ1番の試合の分析コメントと、10大ニュースがかぶってしまう部分もあり、その辺の整理ができたら良かったかもしれない。去年敗因というか、今期につながる反省も、ネガティブにならない範囲でもう少し触れてもらっても良かったと思う。
委員 吉井アナウンサーはやはりベテランであって、非常に大人の落ち着いた冷静さで番組を進め、番組の良さの半分は吉井さんではないかと思って見ていた。佐伯さんは、前回優勝の時のメンバーなので、優勝メンバーと現在のの比較、どこがどう違ったのか、そういったことを彼の口から聞いたら番組に深みが出たのではないか。いろいろなファンからコメントを聞いていたが、横浜のいろいろな場所でコメントを取ったらもっと良かった。
tvk tvkは、ベイスターズを多角的にいろいろな番組を使って放送している。この番組は、ファン目線でベイスターズをポジティブに捉えて、いいところを出し合って、こたつに入りながら見られるような番組をコンセプトで作っている。総括というよりも、ファンが気軽に良い気持ちになれる番組作りを目指した。本当にベイスターズ愛にあふれている4人の出演者だったので、内容的には預けているような雰囲気で作らせてもらった。女性ゲストに関しては、ベイスターズのことをなんでも話せて、なおかつ気が利いて、口が立つ女性がいれば出演していただきたいと思っている。乾杯については、出演者がお車で来たり、次の仕事があるということで、全員ウーロン茶という形になった。居酒屋だが、あくまで美術セットとして、捉えていただければと思う。佐伯さんのコメントについては、収録の都合上ということにさせいただきたい。去年引退した後藤選手は、高校時代から知り合いで、去年松坂世代の神奈川・横浜を背負った一人が辞めるということで、「是非とも番組に出てほしい」と直談判した。僕の思いが入ったコーナーだった。現地の映像やロッカールームの映像は、ベイスターズが球団として撮影している「FOR REAL」という素材もいいものなので、お借りして放映した。充実した戦力になってきていると思うので、今年どういう番組ができるのか、今から楽しみな気持ちでいる。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 五大委員 白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役社長 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 壷阪敏秀編成局長  近藤和之編成部長  竹野洋介プロデューサー

次回視聴合評番組
「ビルボードTOP40」(毎週木曜 午後10:00~放送)


第390回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2018年11月20日(火)開催

報告

タイムテーブル 特別番組 視聴者対応 地上基幹放送局の再免許申請について
「憲法改正における国民投票」のCMについて

審議の主な内容
「ハマナビ」(毎週土曜 午後6:00~放送)
*視聴合評 10月27日(土)放送分

委員 私たち大人が次の世代にしっかりと引き継がなければならない責任ということを、よく考えさせられた、要はこの番組を見たら、自分たちはどう動かなければいけないのかということを学ばせてもらった。施設の処理能力が1日800トンという紹介があったが、1日800トンというものがどれぐらいの量なのか。横浜市全体で1日にどのくらいのごみが回収されているのか。そういうものが数値で見えればよかった。
委員 ごみ問題は非常に差し迫った問題でもあるし、何とかしましょうという思いが、データ説明もあり、よく伝わってきた。とりわけ水を切って出しましょうと、風船を使った実験など具体的だった。家庭から出るごみの量をどんどん減らさないとやがて処理場が満杯になり、捨てるところもいっぱいになってしまう。その辺も処理量や期限の具体的な説明があったので、非常に切迫感を感じられたのではないかと思う。
委員 冷蔵庫の使い方、その工夫などは非常に具体的で面白かったが、例えばどういった人たちを対象にするか。「3R夢」のことについても知らない人もいるかもしれないし、最初の取っかかりみたいなものが、もう少し一般の人たちというか意識を持たない人たちにも食らいついていけるような仕掛けがあるといいのかなと思った。具体的にはいろいろ勉強になった。
委員 生活と直結したごみ問題なので、今回のテーマは非常に説得力のある番組になったのではないか。しかし、もっともっとPRしないといけない、今まで以上に説明をして、納得していただくような番組を続けていくことが必要ではないかと感じた。賞味期限の問題について、機会があったら取り上げてもらえたらと思う。
委員 発生抑制の話で冷蔵庫の収納工夫という流れはすごく良かったと思うが、あれだけではあまりインパクトのある発生抑制力なのではないのではないかと。買わない工夫や冷凍をうまく使うなどいろいろな発想があると思うので、冷蔵庫の収納だけで終わってしまったのは、せっかくみんながやる気になったところで、もったいなかったかなという気がした。冷蔵庫は、一番人に見られたくないところなので、市の職員が職務に使命感を持って、それをアピールするためにこうやって出てくるということはとてもいいことだと思った。今後もそういう切り口を取ってもらえたらなと思う。
委員 最新の焼却施設のスペックとか、非常に具体的なものから最終処理施設の車で投棄のところまでを見せたのは、ごみというネガティブなところに対してしっかり見せて、しかも脚色していないというところが、横浜市の広報番組たるところとして、tvkがやるということで、すごく腑に落ちた感じがした。文字情報がぎっちりきすぎていて、分けた方が同じ時間をかけても目に入ってくる情報はしっかり理解できる。その辺はもう一工夫していただければより良くなる気がする。
委員 ごみは捨てなくてはならないわけで、どういう形で捨てていけば地球環境の保護に役立つのか。テレビ局のテーマとしても市民と一緒になって何かないかなということがプラスされると、この問題はすごく大きな問題になるし、地域社会に対するテレビ局の力も発揮できると思う。
委員 行政の広報番組というと一つ枠にはまったような感じの内容だと思ったが、これは30分という短い番組の中で、とても充実した内容に組まれていたと思う。特に食品ロスについては、非常にためになった。豊かな日本の食生活の中でたくさん食べ残しはあるので、大変考えさせられたテーマだった。横浜市もこういうことを機会に、がんがんテレビ神奈川を使ってやるといい。
tvk 今回は、横浜市から「職員を出してみよう」「人選は誰がいいか」ということを検討してもらった。広報を何年かやっていた方が異動し、今度は自分が伝える側になるということで、演出と向こうの考え方がうまく合致して、いい形になった。職員や家族の方も知らないこと、分かったことがあったのが、見ている私たちにも伝わったのは良かったのかなと思う。子どもたちにいろいろ伝えていかなければいけないということで、なるべく今回の番組はぜひいろいろな学校で視聴してもらいたい。ごみ問題はとても大きくて、なかなか30分でやりきれない部分があるが、視聴者ターゲットを絞るのは一案だったと思う。こういうものは継続して作っていくという義務があるので、構成の仕方も横浜市と協議しながら今後進めていきたい。横浜市では、もったいないから食べ切ろうという取り組みをいろいろな店に呼びかけるなど協力してやっている。食品ロスだけで取り上げても、かなり面白くできると思う。賞味期限・消費期限は混乱するので、この辺を丁寧に分かりやすく伝わるように次回の環境、ごみ問題で取り上げていきたい。文字情報については、所管から紙媒体向けの原稿で来るが、テレビの場合は「こういうことがあります」と知ってもらう第一歩のインフォメーションだと思うので、その辺は市と話し合っていきたい。ごみ問題、ごみ問題と言っても横浜市に限ってみれば実は少しずつ減っている。だが切迫した問題がある。何か矛盾するようで怖いような感じがしたので、またいろいろな切り口で、環境問題を取り上げたいと思う。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 五大委員 白石委員 二宮委員 林委員 吉川委員
tvk 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長 三枝弘プロデューサー

次回視聴合評番組
「2018年もありがとうベイスターズ!」(12月30日(日) 午後6:05~放送)


第389回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2018年10月16日(火)開催

報告 タイムテーブル、特別番組、視聴者対応

審議の主な内容
「LOVEかわさき」(毎週土曜 午前9時~放送)
*視聴合評 9月29日(土)放送分

委員 番組全体を眺めた時に、番組ロゴが非常にカラフルな色で、それに即したセットが明るくてカラフルなのはいいが、テレビで見てもPCで見ても、少し人の肌が沈む。やや気持ち落ち着いたトーンになればいいのかなと感じた。
委員 子供の目線に下げて絵を掲示してそれを取材して放映しているということで「やさしい思い」という部分の目線がよく分かったような気がした。子供たちに話ができるような内容になっていると思った。
委員 久本アナが独りよがりに「大好き、大好き」と言っているだけではなく、ちゃんと視聴者に自分の体験を基に良さを伝えていた。今後もこの進行の良さを生かしていくには、スタジオMCということだけではなく、自分の言葉で語るということをしていったら、より番組が生きるのではないか。ずっとレポートを見て最後にまとめのコメントというと疲れてしまうが、スタジオで一旦引き取って会話をして、またレポートに返したというところは一工夫あって非常に良かった。ただチケットが予約制だというところまでは紹介されたが、料金を出してもらえなかった。
委員 15分という時間の配分もいいのかもしれないが、とてもまとまりがある番組だった。進行の男性の声、そしてテンポがすごく聞きやすかった。せっかく多摩の緑地にあるのだから、もう少し広い面で「こんなに緑がたくさんあるところにあるのですよ」ということがあれば、良かったのかなとは思いながら見ていた。
委員 藤子・F・不二雄が川崎とどういう関係にあるのかを知りたかった。そうでないと川崎市が、何のためにこれをバックアップしているのか分からなくなってしまう。自分が住んでいる街にあるそういうものを見に行こう、友達にも言おうという気持ちにもなるのがその街にとっての広報だと思う。その点では川崎、ドラえもん、藤子・F・不二雄という3つのファクターのうち、川崎というのはほとんど頭に残らない。うまく調整すると、もっと面白い番組になる可能性を秘めた番組だと思った。
委員 週末の朝にふさわしい明るいイメージがあり、好ましい。進行役の久本アナ、敦士さんの息も合っている。案内役の女性がハーブティーを試飲した際、「めちゃ」という言葉を口にしていたが、若者には一般的な言葉かもしれないが、放送の案内役が用いるのには違和感がある。言葉遣いには気をつけてほしい。
委員 冒頭でMCの男性が振り込め詐欺のメールを下を向いて読むだけだったのがすごく気になった。やはり大事なところなので、視聴者に顔を向けてカメラ目線で語りかけた方が良かった。ミュージアムの地図が最後の方に出たが、ミュージアム名と同時に出す方が効果的ではなかったかなと思う。
tvk 台本はあるが、感想を投げかけた時は、その時感じたことを言ってもらっている。回によっては単調なリアクションで終わってしまう時もあるが、その分プレゼンターにVTRや導入部分で必ず伝えてほしい情報は言わせるようにして、MCの感想に着地している。それは視聴者目線の意見でもあると思うので、そういう形を毎週作っている。
ロゴの色使いとそれに合わせたスタジオセットの色味が、明るく見せるのはいいが、振り込め詐欺のネタや平和館の被爆者に対しての情報を放送する時には、ちょっとトーンが強すぎるスタジオなので、どこかの節目で川崎市と検討できないかなと思っている。川崎市とのゆかりや地図表記は、制作陣に知っていて当たり前というような感覚があったかもしれない。もう一度客観的に見る、俯瞰で考えるということで、まずは見ず知らずの人でも分かるような作り方を意識して取り組みたい。料金の表示は、チェックを川崎市の広報とディレクターとの間でやっているが、この指摘がなく放送に結びついてしまったので、正直抜け落ちてしまった。今後気を付けて制作していきたい。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 五大委員 白石委員 林委員 吉川委員
tvk 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 壷阪敏秀編成局長 武内和之プロデューサー 

次回視聴合評番組
「ハマナビ」(毎週土曜 午後6:00~放送)


第388回テレビ神奈川 放送番組審議繪報告

2018年9月18日(火)開催

報告 タイムテーブル、特別番組、視聴者対応

審議の主な内容
「クルマでいこう!」『毎週日曜 午後10時~放送)
*視聴合評 8月19日(日)放送分

委員 まさに定点観測という印象で、とても安定した番組だと思っている。いい意味での定点を感じた。専門用語が文字で出てくるが、ちょっと文字が小さすぎて、出る時間が短いので、そこはもう少ししっかりバッチリ出した方がより理解がしやすい。二人の情報量と話すスピードが、淡々と軽快で非常に心地良いが、その分ちょっとつまずいたりその流れに乗れないところも少しある。
委員 長く支持を得ている番組ということで安心して見ていられるし、番組の運びも非常にスピーディーだという印象を受けている。ただ二人が早口のように受け取れる。今回は特に軽自動車という女性の初心者ドライバーを相手にした番組なので、構成もやはり普段よりも多少はゆっくりとより分かりやすい作りにしてもらった方がよかった。藤トモさんのユーティリティコーナーは、非常に具体的で結構だと思う。拳がどうだとか。乗らなくても乗った時の感覚が分かる。
委員 岡崎五朗さんの乗り心地についての表現とか視点は、車に精通していない私でもなるほどなと思えた。例えば「ステアリングの利きが敏感でないのがかえって良い」「ハンドルを切り込むと今タイヤがどのぐらい頑張っているかが手に取るように分かる」とか、なるほどなという表現で非常に良かった。
委員 試乗会、岡崎さんが見るということよりも若い奥さんに試乗してもらって、車庫入れ、幅の狭いところへバックで停めやすいというようなことはどうなのだろうというような。素人にそういうところをやってみたらどうかなと思った。
委員 車の分からない私でも、思わずふわっとした感覚で日常の中でちょっと見てしまうような、そんな気軽な優しさが良かった。非常に見やすい感覚から入って、それから車の乗り心地の説明も何も分からない私でもとてもよく想像ができた。
委員 車に対する基本的な考え方はガラリと違い、これから車を売っていくという車ビジネスも大変だなと。「クルマでいこう!」というテーマなのに、その辺のところがボヤっとして、最後に焦点を当てていくところは車の販売。非常に苦労しているということが見える。それは仕方ないにしても、そこのところをどうやって乗り越えるのか。そういう点から見るともうちょっと心もとない。
委員 岡崎五朗さんは、最初の頃に比べるとすごく番組に慣れて、仕切りが大変上手になってきたなという感じがする。藤島さんは、車という一つの個体の中でどれぐらいのスペースがあるとか、そういうことを体で体験させてくれる。げんこつ2つぐらいのスペースがあるとか、そういう説明の仕方はとても分かりやすくていいなと思った。ただ彼女は、ちょっと早口なのでこの辺をもう少しゆっくりしていただけるとより分かりやすかったのではないか。
tvk 定点観測というところと、そもそもメインキャスターは岡崎五朗という男性のモータージャーナリストを据えているということで、基本は岡崎五朗の目線で毎回試乗レポートをするということをコンセプトにしている。女性に向けた車も岡崎さんが乗ることで、同じ条件でということでやっているが、たまには趣向を変えた話もできるとは思うので、そこは今後の課題とさせていただく。文字が小さいということについては、比較的制作の方のエゴというか、絵面を格好良くみたいなところがあるが、書体を少し見やすいものに変えるとか、制作の方で一度話し合いの場を持ちたいと思う。藤島さんのコメントが早いということだが、今の役割では、岡崎さんがある程度ワーッとしゃべったところの残り時間を藤島さんが締めるという役割になっているので、どうしても藤島さんが自分の言いたいことを言いつつ、時間までに番組をまとめるということで比較的早口になっているので、こちらで配慮させていただく。基本、メディア用に貸し出している広報車での試乗になるので、保険や、ある程度車の運転の技量がある人が前提ので、一般の方々に乗っていただくのは基本的にできない。
車を運転することの楽しさを二人に具現化していただこうということで番組を進めているが、少し遊びの部分をいかに27分という短い番組の中で作っていくということは、スタッフの命題として挙げている。

出席者

委員 山田委員長 布施副委員長 伊藤委員 五大委員 白石委員 林委員 吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役 押川渉常務取締役技術局長 嶋田充郎取締役報道制作局長 後藤一成プロデューサー 壷阪敏秀編成局長 近藤和之編成部長

次回視聴合評番組
      「LOVEかわさき」(毎週日曜 午前9:00~放送)


第387回 テレビ神奈川・放送番組審議会報告

2018年7月17日(火)開催

報告 タイムテーブル、特別番組、視聴者対応

審議の主な内容
 『カナフルTV』(毎週日曜 午後6時~放送)
 *視聴合評 7月1日(日)放送分

委員 字幕をうまく使い、おすすめ商品の紹介やお店の営業時間など非常に見て いてわかりやすかった。カメラが結構上から撮っていたが、あれは技術的にいいものがあるのか。普通の目線で商店街を歩くという感じの方が見やすいなと思った。
委員 江の島の観光を含め通りの変遷などの話しを伺ったら、県が主張する「地域魅力の再発見」という広報番組の役割をより果たせたのではないかという気がした。出演者がはしゃぎすぎの感が否めない。内輪だけで盛り上がっているという感じがしないでもなく、見ている方がのっていけない、ついていけないところが多少なりともあった。
委員 食べた時の感想などもう少し冷静に聞きたかった。はしゃぐのはいいが、視聴者に状況をしっかり説明できるように感じられるといいと思う。「カナステ長者」は、物を粗末にする時代に、また人と人とのつながりがない時代に、なかなか面白い企画だと思った。
委員 会話は屈託がなくて漫才を聞いているような感じで楽しかった。原稿がなくてあそこまで話をするのはなかなかよかった。江の島のすばな通りは、昔はにぎやかだったのではないかと想像したが、今昔がよくわからなかった。写真館で2代記念写真を撮っていることなどつかみ取って紹介してもらえればよかったのではないか。しかし、この通りは是非行ってみたいなと思った。
委員 田崎さんというデスク的な女性がドンと姉さんという感じで、とても力強いが、うまく転がしている感もなく、存在感をもっと発揮してほしい。終始、丸窓で手話の説明が出ていたのはとても良かった。他の番組へのヒントにもなっていたと思う。
委員 地元の話題を引っ張り出して、付加価値を付けるようにすると何か面白いことが起こって、もう一度江の島へ行ってみようかという気持ちになるのではないか。そういう点から言うとストーリー性というのがあまりなかった。せっかくいい話題なのに、それを取り組んでいこうというところが甘いのではないか。
委員 神奈川県の広報番組ということだが、それを感じさせず、好ましいと感じた。MCはもう少し気の利いたコメント、自分の言葉で語るべきなのが彼女の本来の役割かなという感じがした。「カナステ長者」は全然理解の外にあり、面白くなかった。
委員 スタジオセットの録音ブースみたいなところで、レポーターがラジオのディスクジョッキー風に登場したのがどう展開するのか楽しみだったが、特にそのしかけは活かされている感じがなく、がっかりした。「カナステ長者」で、路上でヘルメットなどもせず、筒を重ねた上に乗ろうとしていたのは、あまりにも無謀と感じた。いくらテロップで「まねしないでください」と出しても、子どもがまねたりしては大変。本人たちがやりたがっても止めるべきだと思った。
tvk 本来、県の番組は明るく、楽しく、わかりやすくいうのがテーマだが、扱っているネタは普段はもっともっと硬いものが多い。むしろ今回のテーマは我々としては自由にやらせてもらえたので、ちょっとはしゃぎすぎてしまった感がある。真摯に受け止め、番組作りに活かしていきたい。カメラは、通常はレポーターの目線で撮るが、今回は道というものを主人公にしなさいと。だから道をより効果的に撮るために、もう一台のカメラは俯瞰のように敢えてスタッフが映りこんだところを何箇所か入れた。指摘があった田崎さんの役割だが、本来県の広報番組としてしっかり作らなければいけない時に、彼女の良さは今以上に生きていると思う。「カナステ長者」はカナフルTVのステッカーから始まり、神奈川県の県境を一周回るという企画。来年3月までかけて、県のいろいろな地域で暮らしている方々の表情を見せながら物々交換をしていく。怪我については、あれはディレクターに対して厳しく絶対しないようにと。放送時間が日曜日の朝9時から夜6時に変わり、視聴者層をもっと下げたいというところがある。そのためインタビューで活かすところが、表面的になってしまったかなというのがあるが、反応を見て、探っていきながら表現していきたい。

出席者

委員 山田委員長、布施副委員長、伊藤委員、五大委員、白石委員、二宮委員、林委員
tvk 中村行宏代表取締役、押川渉常務取締役技術局長、嶋田充郎取締役報道制作局長、武富俊一制作二部長、壷阪敏秀編成局長、近藤和之編成部長

次回視聴合評番組
    『クルマでいこう!』(毎週日曜 午後10時~放送)


第386回 テレビ神奈川・放送番組審議会報告

2018年6月19日(火)開催

報告 タイムテーブル、特別番組、視聴者対応

審議の主な内容
『高校野球100回記念 熱戦の記憶』(毎週水曜 午後9時55分~放送)
 *視聴合評 4月23日、5月2、9、16、23日(水)放送分

委員 高校野球がキャリアの中でも、すごく大きな意味を持っているというのがひしひしと伝わって来た。松坂大輔投手の回は珠玉。敗戦にスポットを当て、ワイルドピッチを生んだ、当時の松坂の心理を追いながら試合映像も入れて語っていくというのは、野球好きにとってはたまらない、凝縮された番組だと思った。
委員 地元のテレビ局が持っているアーカイブという映像資産をいかんなく発揮したtvkならではの地力を発揮した非常にいい企画だ。3分半なので時間的に制約があると思うが指導者のあり方について、もう少しを掘り下げて聴いてほしかった。
委員 1週間に1回ポツリポツリとあると、とても楽しい、宝物を見つけたような気持ちになり、短い時間ならではの良さというものがあると思った。ハイビジョンになる前の4対3の画面を変に加工せず、シンプルだが無駄がない構成。スタンダードでも、ちゃんと感動が伝わる画質だったのだという発見があった。
委員 名場面、選手・監督のインタビュー、当時の心境や考えを聞かされることで、「やはり高校野球は、筋書きのないドラマだな」と思いながら、4分弱という時間が寂しいほど本当に楽しく見た。アーカイブとして大事にしてもらい、時々紹介してほしい。
委員 夏の大会を前にして、これから闘いに出る人たち、選手、父兄、高校野球ファン、特に選手に対しての番組な気がするが、どれだけ事前PRをしたか。これから夏の大会に向かう選手に「勝つのだ」という魂、意気込みを見てもらうためにももっとPRしておけばよかったのではないか。
委員 高校生たちのまっすぐな求める心にすごく感動した。彼らの熱いまっすぐな一点に向かって挑んでいく姿、その心が見えたような気がした。昨今学生スポーツはなんだろうと、アメフトなどを通じて考えさせられる中で、監督と生徒のつながりを、この画面の中ではとても素敵だなと思った。今の学生スポーツに対して一石を投じる一つ作品ではないかと感じた。
委員 コンパクトだがダイナミックにまとめられていた。渡辺元智前監督が「あの準決勝敗戦があったからこそ、その後の横浜高校の快進撃があり、松坂も成長した」と。その成長した証が試合前のグラウンドで、きちんと覚えて話す姿勢を見せてくれ、素晴らしいことだなと思った。松坂投手や乙坂選手らプロ野球選手がちゃんと話をすることだけでも、この番組の意義があった。
tvk 今年は100回記念大会の年なので、夏の大会に向けてtvkとしてもできることはないかと。ただアーカイブを流すだけでは面白くないので、試合に関わっていた今プロで活躍している選手や高校で監督をやっている方、当時携わった人たちの声を取り上げつつ紹介したら面白いのではないかという形で制作した。3分35秒という短い時間で、試合全体を紹介するのは難しいので、ポイントを切り取り、選手たちにもそういう質問をぶつけた。「やはり高校野球が好きなのだな」ということが印象に残っている。本当に1プレー、1球、全部憶えている。松坂投手に限らず他の監督、選手たちにも本当に快諾を得て、気持ちよく取材ができ制作できた。改めてこういうものを作り、神奈川の野球は歴史があり、いろいろな有名選手、監督を輩出していると、面白い気持ちで作らせてもらった。
PRについては、番宣やtvkスポーツ部がアカウントを持っているツイッターなどで周知しているつもりだが、つもりで終わっていて届いてはいないのかなと。これからの課題にしたい。

出席者

委員 山田委員長、伊藤委員、五大委員、白石委員、二宮委員、林委員、吉川委員
tvk 中村行宏代表取締役、押川渉取締役、嶋田充郎報道制作局長、角田光広報道制作局次長、高橋桂祐プロデューサー、壷阪敏秀編成局長、近藤和之編成部長

次回視聴合評番組
  『カナフルTV』(毎週日曜 午後6時~放送)