在日米軍がFCLP=空母艦載機訓練を公開 硫黄島 厚木基地は「予備施設」
2026/05/19(火)18:30
在日アメリカ海軍は、空母艦載機のFCLP=陸上着艦訓練を硫黄島で行い、訓練の様子を報道陣に公開しました。
記者
「島の滑走路では1分間隔で離着陸の訓練が行われています。 私はいま耳栓をつけていますが、すさまじい音と振動が体中に響きます」
厚木基地から南へおよそ1200キロ、小笠原諸島南部の硫黄島。
太平洋戦争末期の激戦地で、日本兵およそ2万人、アメリカ兵およそ6800人が死亡しました。 今も島には多くの戦没者の遺骨が残されています。
一般住民がいない硫黄島は、現在、海上・航空自衛隊が駐在し、滑走路は自衛隊とアメリカ軍が共同で使用しています。
5月15日、アメリカ海軍は、FCLP=陸上着艦訓練の様子を公開。 FA18戦闘機などが、着陸後すぐに再加速して離陸する「タッチ・アンド・ゴー」を繰り返しました。
訓練は、横須賀基地を母港とする原子力空母「ジョージ・ワシントン」への着艦を想定したもので、艦載機のパイロットが空母への展開前に着艦資格を得るために実施されました。
硫黄島では、実践的な訓練ができる一方で、課題もあると言います。
米海軍第5空母航空団 マイク・フラー少佐
「課題は島が非常に離れたところにあること。 代替着陸地がないので、急激な天候の変化や問題が起きた時に対処することが非常に難しい」
アメリカ軍は、緊急時の離着陸場所が近くにないことや天候が変わりやすいことなどを理由に、硫黄島に代わる恒久的な訓練施設を求めています。
この日も天候の影響でー。
記者
「先ほどから天候が急変し、雨が強まったため、訓練は一時中断となりました」
悪天候などによって硫黄島で実施できない場合に備えて、厚木基地が「予備施設」の一つに指定されていましたが、訓練は10日間すべて硫黄島で行われました。
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