川崎市に放置された遊覧船を行政代執行で撤去開始 費用は3300万円
2026/06/17(水)18:29
川崎港の桟橋に8年近く放置された遊覧船について市は17日、行政代執行による撤去作業に乗り出しました。
川崎市川崎区の白石運河沿いの桟橋に放置された「遊覧船」。
全長24.7メートルの船体は傾き、一部が水没して危険な状態になっています。
周辺の船舶の行き来に支障がでるおそれがあるとして、川崎市は17日午前10時過ぎに行政代執行による撤去を開始。
現場では船を囲うように、オイルフェンスの設置作業が行われました。
遊覧船があるこの場所は市が指定する「放置等禁止区域内」で、市では2018年から所有者などに対して繰り返し撤去を求めてきましたが、「お金が無いからできない」と話し応じてもらえず。
今回撤去に乗り出しましたが、かかる費用は3300万円を超える見込みです。
川崎市港湾局赤羽根薫課長
「これまで何度か"あの船を何とかしてくれないか"といった電話があった。早めに船を動かしていただくか売却先を探していただければこのような状態にはならなかったと思っているのでその点については非常に残念」
市は費用について、撤去完了後に全額を所有者などに請求するとしています。
一方、市が船舶に対する行政代執行を行うのは2022年以来、2回目で、当時もおよそ3400万円の費用がかかりましたが、現在も返済されておらず請求が続いています。
今回の撤去作業は17日から1カ月間の予定で、重機を使って解体していくということです。
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