2026/08/25(火)13:18
東京電力福島第一原発事故の後、川崎市が市内で発生した放射性物質を含む廃棄物を2024年、福島県内で埋め立てて処分していたことが分かりました。
2011年に発生した原発事故を受けて市はその年の8月から2013年11月まで、市が管理する学校や公園など49カ所で除染作業を実施。
落ち葉や汚泥などおよそ15トンを除去し、川崎区の臨海部でコンテナに入れて保管していました。
当初の放射能濃度は1キロ当たり最大で1万6500ベクレルありましたが、2021年には3400ベクレルまで低下。
8000ベクレル以下の場合は通常の産業廃棄物として各自治体が処分すると、法律などで定められていることから、市は処分に向け入札を行い、宮城県の中間処理業者に処分を委託しました。
福島県内で最終処分されたと市が把握したのは、2024年2月。 業者から"処理後"に報告があったということです。
一方24日、川崎市の福田紀彦市長は新聞報道で初めてこの問題を知ったと明かし、「法律上は適正に処理された」との認識を示しつつ、福島県の内堀雅雄知事に直接電話で「ご迷惑をおかけしました」と伝えたということです。
福田紀彦市長
「福島県民の皆さんにおいては本当に残念な思いをしたと思っている方が多いと思う。 法律うんぬんではなく、こういった思いにこれからも寄り添っていかなければならないと思っている。」