2026/09/18(金)18:50
真鶴町の小林伸行町長の職員へのパワハラ疑惑を調査していた百条委員会が18日に調査結果を報告し、町長の言動3件をパワハラと認定しました。
この事案をめぐっては、町が職員を対象に行った役場内のパワハラに関するアンケートで、小林町長の言動について指摘があったことなどを受け、町議会がことし1月、百条委員会を設置し調査してきたものです。
小林町長はこれまで職員への叱責について「業務上必要な範囲」としたうえで、「ハラスメントには該当しない」と主張していました。
百条委員会 真鶴町議会 加藤龍議員
「災害等の非常時ではないのに、深夜に『対話を望んでいないのですか』などというメッセージを送信する。 他の職員が閲覧できる共有掲示板において『なぜ仕事を覚えようとしないのか』という書き込みをすることは、業務を遂行するための手段として必要かつ相当な範囲を超えていることは明らかである」
18日の町議会で百条委員会は、共有掲示板に職員を叱責したことや、深夜にメッセージを送ったことなど、町長による3つの言動をパワハラと認定したと発表しました。
また、アンケートでは、パワハラが疑われる事案が83件確認され、このうち71件で小林町長が当事者として挙げられていたことも明らかになりました。
百条委員会 真鶴町議会 加藤龍議員
「当事者のみならず、周りの職員の萎縮を招いたり、さまざまな対応を求められた職員が疲弊したりすることなどもあった。 職場環境があまり良くない方向に行ってしまっているのかなと感じる」
委員会は、小林町長にアンガーマネジメントの研修を受けることや、議会が主導する再発防止策の制度化を求めています。
一方、小林町長は報道各社が求めたテレビカメラの取材には応じず、文書でコメントを発表し「不愉快な気持ちや委縮させる影響を与えてしまった」などと謝罪しました。
また、一部の認定内容については「理解できない部分がある」とした一方で、「自身の言動が現在の基準ではパワハラにあたると認識を改めていて、報告書を深く受け止めている」などとコメントしています。
小林町長は辞職はせず任期を全うする考えを示しています。