2026/09/18(金)23:07
おととし、横浜市保土ケ谷区の自宅で、内縁の夫を殺害した罪に問われていた67歳の女の裁判員裁判で、横浜地裁は女に懲役12年の実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、横浜市保土ケ谷区川辺町の市営住宅に住む遠藤美雪被告(67)はおととし11月、自宅で当時58歳の内縁の夫の胸を包丁で突き刺し殺害した罪に問われていました。
18日の判決で、横浜地裁の香川徹也裁判長は、「遠藤被告が夫に突き刺した包丁は右心室を貫通し深さ10センチに達していたが、遠藤被告の体には傷がなく、もみ合いになった状況にはない」などの理由から争点となっていた過剰防衛は成立しないと述べました。
また、「長年のうそについて追求を受けた夫が犯行前に自宅で暴れたことを踏まえても、夫がこのような形で生命を奪われることを正当化する理由にはならない」と指摘。「短絡的で身勝手なその意思決定は強い非難が妥当」などとして、遠藤被告に懲役12年の実刑判決を言い渡しました。