2026/10/23(金)18:10
金ぱくで微細な模様を描く伝統の装飾技法、截金。この技法をガラスに施した作品の展示会が、横浜市内の美術館で24日から開かれます。
きらびやかな金ぱくが、透明なガラスの中でまるで浮いているかのように美しい輝きを放ちます。
截金は飛鳥時代に中国から伝わり、仏教美術を中心に発達してきました。
作家の山本茜さんは、この伝統技法をガラスの中に閉じ込めることで、金箔が重なって交差する独自の立体的な表現、「截金ガラス」を完成させました。
会場には、ライフワークである「源氏物語」シリーズなどおよそ60点を展示。
最新作「松風」は、故郷を離れ上洛する明石の御方が舟の上で詠んだ和歌がモチーフで、舟をかたどったガラスの中に截金の波で、揺れる心情を表現しています。
作家 山本茜さん
「自分自身が完成したらどうなるんだろう、見てみたいという思いがある。 截金ガラスが万華鏡のような作品なので、いろいろな角度で見て、さまざまな作品の表情を見てもらえたら」
この展示会は、24日からそごう美術館で開かれます。