2026/10/28(水)19:04
神奈川県警の第二交通機動隊で、交通違反の取り締まりをめぐり、うその書類を作成した罪などに問われている元巡査部長の男の裁判で、横浜地検は男に懲役1年を求刑しました。
起訴状などによりますと神奈川県警の元巡査部長、中田雄一被告(42)は隊員だったおととし1月、伊勢原市内で速度違反の取り締まりをした際、正規の追尾測定をせずにうその記載をして反則切符を作成したなどとして、虚偽有印公文書作成と行使の罪に問われています。
28日は被告人質問が行われ、虚偽の記載をした理由について中田被告は「違反があることは間違いないので、それを減らしたかった」と述べました。
その後の論告で検察側は「中田被告は他の隊員に指示する立場で不正な取り締まりに加担させ、責任は重い」と指摘。
「社会に対する警察の信頼を失うもの」などとして懲役1年を求刑しました。
一方弁護側は「正規の追尾測定方法は技術的に困難な内容であり、県警ではその方法を軽視する風潮があった」などと主張し、執行猶予付きの判決を求めました。
判決は12月11日に言い渡されます。