2026/11/04(水)19:49
平塚市の自宅で4年前、70代の両親を殺害し遺体に火をつけたなどの罪に問われている53歳の男の裁判員裁判で、横浜地検は無期懲役を求刑しました。
起訴状などによりますと、平塚市撫子原の無職新谷嘉朗被告は、2022年12月、自宅で母親の清子さんと父親の哲男さんの首を圧迫し窒息死させ、遺体に灯油をかけて燃やしたなど罪に問われています。
これまでの裁判で、新谷被告は起訴内容を否認していて、新谷被告が犯人かどうか、また責任能力の有無などが争点となっていました。
4日の論告で検察側は、「新谷被告はお金がないことなどを両親へ責任転嫁し、両親を頸部圧迫によって死亡させ遺体を燃やして無理心中を偽装した」と指摘。
「経緯、動機に同情の余地はなく、意思決定は最大級の非難に値する」などとして、新谷被告に無期懲役を求刑しました。
一方、弁護側は「第三者による犯行の可能性が排斥されていない。 新谷被告は複数の精神障害により善悪の判断能力が低下していて責任能力は問えない」などとして、無罪を主張しました。
この裁判は今月16日に判決が言い渡されます。