2025/6/1：時を超えた美味しさ☆足柄茶100周年

◆足柄茶の歴史

足柄茶の歴史は、1923年（大正12年）の関東大震災後の復興策として、足柄上郡山北町
清水地区でお茶の栽培が始まりました。
その後、丹沢山麓一帯に広がり、現在では神奈川県西部を中心に12の市町村で栽培されて
います。

◆細谷茶園

足柄上郡山北町で、足柄茶の栽培が始まった時から続く農家。
3代目と4代目が力を合わせて、美味しい足柄茶を栽培しています。
この日いただいた今年の新茶は「かぶせ茶」というお茶で、摘み採る前の茶葉に
寒冷紗（かんれいしゃ）と呼ばれる布などを被せて栽培するお茶のこと。
甘味・旨みがバランスいいのお茶です。

◇細谷さんちのお茶
　TEL：0465-77-2173

◆高梨茶園

高梨茶園は、昭和28年に創業。
秦野に初めてお茶の種を蒔いた農家で茶葉の育成から製造・販売まで一貫して行って
います。
現在は3代目と4代目が茶園を守り、美味しいお茶づくりに励んでいます。
4代目の髙梨晃さんは、神奈川県で唯一「手もみ茶教師」の資格を持つ方です。
何時間もかけて、腕によりをかけて作った「手もみ茶」の味は、一生忘れられないものに
なりました。

◇高梨茶園
　住所：秦野市菩提1387
　TEL：0463-75-1104
　HP：http://www.takanashi-chaen.com/

※高梨茶園のお茶は、JAはだの農産物直売所「はだのじばさんず」で購入できます。

◇はだのじばさんず
　住所：秦野市平沢477
　TEL：0463-81-7707
　営業時間：9:00～17:00
　定休日：毎月第2火曜日（7・8月を除く）　1/1～1/3

◆（株）神奈川県農協茶業センター

県内各地で摘まれた茶葉を一時加工の荒茶にされたものを集荷して加工・販売する施設。
「足柄茶」は品質基準となる全窒素量が多く、旨味成分のアミノ酸も豊富に含まれて
います。
一方、渋み成分のタンニン、繊維質が少ないことで「味と香り」が際立ちます。
この美味しさを保つために、厳しい検査をお行っています。

◇茶業センター直売所
　住所：足柄上郡山北町川西 652-30
　TEL：0465-77-2001
　営業時間：9:00～16:00
　定休日：水曜日
　HP：https://www.ashigaracha.co.jp/

◆大雄山 茶屋 天んぐ

大雄山「最乗寺」の門前に本店を構える「大雄山 茶屋 天んぐ」は四季折々の季節のなかでおいしい日本茶と甘味を楽しめるお店。
オススメの「五色だんごセット」は5つの味の甘味とセットで足柄茶を選ぶと一煎、二煎
と楽しめ最後に茶葉を醤油でいただける贅沢なセットです。

◇大雄山 茶屋 天んぐ 大雄山 仁王門本店
　住所：南足柄市大雄町1125-2
　TEL：0465-74-9801
　営業時間：10:00～16:00
　定休日：水曜・木曜日
　HP：https://www.daiyuzan-tengu.jp/

企画：JAグループ神奈川
協力：JAはだの
JAかながわ西湘