25/5/8(木)18:35
色とりどりの美しいバラを楽しむことができる川崎市多摩区の生田緑地ばら苑では、8日から春の一般開放が始まりました。
記者「こちらの『ばら苑』では色とりどりのバラが咲いています。
景色だけではなく、香りも楽しめます」生田緑地ばら苑は、バラの開花時期に合わせ春と秋の年2回一般開放していて、春はおよそ800種、3300株のバラが訪れる人を出迎えます。
見頃の「チャールストン」や「つるバラ」のほか、「殿堂入りのバラ」として世界中で愛される「ピース」や「クイーン・エリザベス」などを楽しめます。
バラの香りが苑内に広がる中、訪れた人は優雅な時間を過ごしていました。
訪れた人「いい感じ。赤いバラ見た」訪れた人「きょう初日なのに、とてもたくさん咲いていて、匂いも嗅いだりして本当に夢の中みたい」生田緑地ばら苑の春の一般開放は今月25日までです。
25/5/8(木)18:34
春の叙勲の伝達式が県庁で開かれ、各分野で活躍した受章者に勲章が贈られました。
ことし県内で「春の叙勲」を受章したのは209人で、このうち、さまざまな分野ですぐれた功績を挙げた人に贈られる「旭日章」は33人。
国や自治体の業務に長年従事した人に贈られる「瑞宝章」は176人となっています。
8日の伝達式には、受章者とその家族合わせて45人が出席。
黒岩知事は、一人ひとりに勲章を手渡したあと、「皆さんの功績は県民の命を輝かせるためのすばらしい仕事だった」と述べ、栄誉をたたえました。
出席者のうち平塚病院の大野史郎院長は、精神障害者に対する医療的なケアや地域での居場所づくりなど福祉分野のサポートを続け、瑞宝小綬章を受章しました。
平塚病院 大野史郎院長「今の病院に30年以上勤務して、長年の頑張りというか、それに対するお祝いということで大変ありがたく思っている。
これから更に力を入れないといけないのは、病院での医療も大事だが、家でどういう生活をしていくかということを考えながら、精神医療を進めていかなければならないと思っている」
25/5/8(木)18:32
市庁舎の移転問題が争点となった鎌倉市議会議員選挙の結果を受け、松尾崇市長は、議員と意見交換を行い、状況を考えながら条例改正案提出を進めたいと語りました。
鎌倉市松尾市長「賛否の意味をわたし自身が理解できていない。具体的には位置条例案が3分の2議席で、まずは通るのか通らないのか。少し今の提案から何かを変えれば通るのか、そのあたりがまだよく見えていない」鎌倉市は、1969年に完成した庁舎は震度6クラスの地震が発生した際に業務を継続できる耐震性がないなどとして、深沢地区に移転する方向性を示し2031年以降の開庁を目指しています。
しかし、移転には位置条例の改正が必要で、3年前に市議会に条例改正案が提出された際に出席議員の3分の2以上の同意を得られず否決されていました。
移転問題が争点となった先月の市議選の結果、条例が改正できない見通しとなったことについて、松尾市長は「移転は手段であり、本質は災害に強い市庁舎を作ること」とし、「一刻も早く実現しなければいけない」と訴えました。
また、松尾市長は、ことし10月に予定される市長選に出馬するか態度を明らかにせず、「残りの任期内で課題に全力で取り組む」と強調しました。
25/5/8(木)18:30
川崎市の社会福祉法人「母子育成会」の資金を横領したとして、県警は元理事長の男を逮捕しました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、川崎市川崎区の社会福祉法人「母子育成会」元理事長の男(68)です。
県警によりますと、男は2018年、「母子育成会」の資金、あわせて200万円を横領した疑いが持たれています。
男は、2005年から去年まで法人の理事長を務めていて、横領した金は、交際女性の家賃や旅行費、自身が所有していた競走馬の管理施設への支払いなどに充てていたとみられています。
調べに対し、男は、「私がやったことに間違いないと思います」と容疑を認めているということです。
県警は、去年8月、男がおよそ2億3000万円を横領したとして、法人から告訴状を受理していて余罪を捜査しています。
男は、ことし2月、母子育成会の資金174万円を横領したとして書類送検されていました。
25/5/8(木)12:17
5月8日、神奈川県内で発生している特殊詐欺の情報です。
神奈川県警によりますとこれまでに横浜市金沢区六浦南、港南区野庭町、港北区綱島西、都筑区勝田町、相模原市南区東林間、緑区大島、二宮町二宮で詐欺の電話がかかってきています。
内容としては金融庁をかたって「また連絡します」や警察官をかたって「あなた名義の口座が作られている」などです。
その電話は詐欺です。
すぐ電話を切り警察に連絡してください。
25/5/8(木)11:53
企業や団体の寄付を財源として活動に取り組む神奈川県の「森林再生パートナー制度」に、参加の継続と寄付の申し出をした小田原市の企業へ感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは、小田原市に本社を置き市の名産でもあるかまぼこの製造や販売などを手がける「鈴廣かまぼこ」です。
県では森林の豊かな恵みを次世代に引き継ごうと、「森林再生パートナー制度」を設け参加企業・団体とともに森林の再生や保全に取り組んでいます。
鈴廣かまぼこはこの制度の前身となる「水源林パートナー制度」に1999年度から参加していて、今回は制度への参加継続と今後5年間で総額1250万円の寄付を申し出たということです。
8日の贈呈式で黒岩祐治知事は、「このたびはありがとうございます」と感謝を述べたうえで、「今後は県産木材も使ってほしい」などと話しました。
鈴廣蒲鉾本店 鈴木智博常務「かまぼこというのは木も使うし魚も水もたくさん使う。
森と川と海というものは環境を整えなければいけないのは自分たちの責任なので、この取り組みを次の世代、また次の世代と続けていけたらそれが一番すばらしい」
25/5/8(木)11:51
5月に入り、「朝、起きられない」「学校に行きたくない」など、いわゆる「五月病」の症状を訴える子どもが増えています。医師は長期化を防ぐために子どもの様子を注意深く観察してほしいと呼びかけています。
横浜市青葉区にある「はるの木こどもクリニック」では例年、大型連休明けから五月病の症状を訴える子どもの受診が増えるといいます。
五月病とは、ストレスや緊張から自律神経のバランスが崩れ、朝起きられない、だるい、頭やおなかが痛いなどの症状がでることで、クリニックには10歳から中学生までの子どもが相談に来るということです。
齋藤陽院長「性格的にすごく真面目だったり一生懸命頑張ろうとか、ストレスがたまりやすいお子さんが多い」齋藤院長によると、今の時期は新しい環境に慣れようと頑張ってきた子どもたちの緊張の糸が大型連休をきっかけに切れ、学校に行けなくなるケースが多いといいます。
齋藤陽院長「環境が変わった時は、この子はちゃんと順応しているのか、楽しく行けているのか観察する必要がある」齋藤院長は子どもは自分の気持ちを人に伝えることが難しいので、周囲の大人が目つきや話し方などから子どもの不安に気づき寄り添うことが大切だと強調しました。
そのうえで、家庭では睡眠や日光浴、散歩などリラックスできる時間をつくり、ストレスや緊張を緩和することで五月病の長期化を防いでほしいと呼びかけます。
齋藤陽院長「かなりふさぎこんだりとかは長く持続しているとなってしまうので、できるだけ早く対処してあげることが大事」