25/12/12(金)17:35
1年の世相を漢字一文字で表す「ことしの漢字」が発表されました。
ことしは初めて選ばれたあの漢字でした。
大勢の観衆が見守るなか、京都・清水寺の森清範貫主が揮ごうしたことしの漢字は…。
会場アナウンス「ことしの漢字第1位は、「熊」でした」2万3346票を集め初めて選ばれた「熊」。
ことしは日本各地で「熊」の出没が相次ぎ、人身被害や死亡者数がともに過去最多に。
「熊」への関心と不安が集中したことや、ジャイアントパンダ4頭が中国に返還されたことが理由にあがりました。
一方、わずか180票差で2位だったのは「米」、3位は「高」でした。
記者「先ほど、ことしの漢字が熊に決まりましたが、街のみなさんはどのように感じているでしょうか」街の人「やっぱりかという感じ。
事件とかが多かったので」「『働』とか、話題になっていたから、それかなと思っていた」街の人「意外だった。それでいいの?と思った。
「高市さんの「高」かなと思っていた」一方で、みなさんにとっての「ことしの漢字」についても聞いてみました。
街の人「山登って、おにぎりを食べたのがすごく美味しかったので、どんどん山に登ってみたいとことし思ったので『山』です」街の人「司令の『司』です。
野球をやっていて、チームを司るというか、まとめるという面で一塁コーチャーとして頑張れた」街の人「誕生の『誕』です。
男の子の孫が生まれたのでこれにしました」
25/12/12(金)17:05
先月、茅ヶ崎市内で行方不明になっていた女子中学生を発見したとして、警察犬2頭が表彰されました。
表彰されたのは、神奈川県警 鑑識課警察犬係の天野拓也警部補と湯山孝昭巡査長、それに、警察犬でオスのジャーマンシェパードのオラフ号とユパ号です。
この女子中学生は先月21日の夜、茅ケ崎市内の塾に行った帰りに行方が分からなくなり、家族が警察に通報。
県警は事件の可能性もあると判断し、オラフ号とユパ号を出動させました。
2頭は女子中学生の衣類の匂いや携帯電話の位置情報をもとに付近の捜索を始め、およそ10分後、路上にいた女子中学生を無事、発見しました。
田中健二署長は「警察犬は我々にとって素晴らしいパートナー」と労いの言葉を述べ、ご褒美としてジャーキーを贈りました。
県警 鑑識課警察犬係 天野拓也警部補「見つかったときは、日ごろの訓練の成果が出てよかったという気持ち。
これからも一件でも多く行方不明者の発見や事件解決ができるよう、訓練をまい進していきたい」
25/12/12(金)17:02
市民から回収した衣類を再来年の国際園芸博覧会でスタッフが着用するユニホームに生まれ変わらせる取り組みが、横浜市で始まりました。
この取り組みは、再来年3月から開かれる園芸博のテーマである「環境に優しい社会」の実現に向け行われるもので、12日から横浜市役所などに専用の回収ボックスの設置が始まりました。
回収されるのは、市民らが着用し不要になったポリエステル、もしくは、綿100パーセントの衣類で、集まったものは仕分けされたあと、新しい糸や生地になります。
最終的には、横浜市出展施設のスタッフユニホームおよそ300着に、生まれ変わるということです。
市によりますと、すべてのユニホームをリサイクル素材で作るには、5万トン、Tシャツ換算で2万枚が必要だといい、市民への協力を呼びかけています。
横浜市・山中竹春市長「市民の皆さんには、自身が提供した衣類がユニホームとして使われている。
そういうサーキュラーな取り組みを実感してもらいたい」回収は、来年3月末まで区役所や市立図書館などおよそ60カ所で行われるということです。
25/12/12(金)17:01
横浜高速鉄道と東急電鉄は訪れた人たちにわくわくを体感できる空間を届けようと、横浜駅の構内にオープンスペースを開業しました。
記者「横浜駅の地下2階連絡通路にはきょう、新しいスペースがオープンしました。その名も”HAMAB2”です」横浜駅の地下2階南北連絡通路に開業したおよそ350平方メートルのオープンスペース「HAMAB2」。
「人生が行き交う、横浜の中継地点」がコンセプトで、手荷物を預けられるロッカーなどが設置されています。
また、イベントスペースでは、来年1月に公開予定で横浜が舞台のアニメーション映画、「迷宮のしおり」とのコラボ企画を開催。
スマホの中に閉じ込められてしまうストーリーにちなんで、写真撮影できるフォトスポットなどの展示も用意されていて、作品の世界感を体験しながら楽しむことができます。
横浜高速鉄道 白井梨沙さん「新たなスペースをオープンできて、大変うれしく思う。
街に繰り出す際に、わくわくして出てもらえるようなスペースを目指したい。」
25/12/12(金)12:45
ことし10月までに確認された神奈川県内の特殊詐欺の被害総額が、過去最悪を記録した去年1年間をすでに31億円以上上回っていることが分かりました。
神奈川県警によりますとことしに入って10月までに発生した特殊詐欺の認知件数は1990件で、前の年の同じ時期と比べて435件、増加しています。
被害額は51億9100万円増の98億2100万円で、これは記録が残る2004年以降で過去最悪を記録した去年の総額をすでに31億円以上上回っているということです。
手口では警察官などをかたりSNSのビデオ通話でうその逮捕状を提示するなどした手口で現金をだまし取る、「ニセ警察詐欺」の被害が急増していて、認知件数は692件、被害額はおよそ62億円で前の年の同じ時期と比べて47億円以上増加しているということです。
県警は「警察がSNSのビデオ通話で警察手帳や逮捕状を見せることはありません」と注意を呼びかけています。
25/12/12(金)12:44
神奈川県の選挙管理委員会は、県内の政党や政治団体が提出した去年の政治資金収支報告書を公表し、全体の収入額が前の年に比べ減ったことが分かりました。
県選管によりますと、報告書を提出した県内の政党や政治団体は1827団体で、収入は63億9005万円余りと、前の年に比べおよそ1億2000万円減りました。
項目別では、個人や企業などからの寄付がおよそ27億9100万円と最も多く、続いて党本部からの交付金がおよそ21億円となった一方、政治資金パーティーなどの事業収入は、前の年と比べ33.2パーセント減の5億円ほどとなっています。
政党別では自民が21億4200万円と最も多く、次いで共産が11億3500万円、立民が4億9800万円などとなりました。