25/12/24(水)20:29
ことし4月に横須賀市の交差点で起きた死亡事故で、書類送検されたアメリカ兵を横浜地検横須賀支部は過失運転致死の罪で起訴しました。過失運転致死の罪で起訴されたのは、アメリカ海軍横須賀基地所属のカヨス・マークポール・パロイ被告です。
起訴状などによりますと、カヨス被告はことし4月、横須賀市平成町の信号機のある交差点を安全確認が不十分のまま車で右折し、対向車線を直進してきた原付バイクに気づかず衝突して当時47歳の男性を死亡させた罪に問われています。
これまでの調べでカヨス被告は「家族と車に乗っていて買い物の途中に事故にあった」などと話をしていたということです。
この事故をめぐっては、12月1日に男性の遺族らがカヨス被告に対し、損害賠償を求める訴えを横浜地裁横須賀支部に起こしています。
25/12/24(水)20:09
神奈川県は24日、昨年度に県内で確認された障害者への虐待件数が343件で過去最多だったと発表しました。
これは厚生労働省が実施した調査の神奈川県内市町村分を県が集計したものです。
発表によりますと昨年度、県や市町村に寄せられた通報や相談などの件数は、2178件(前年比+884件)。
そのうち事実確認により虐待の事実が認められた事例は343件(前年比+43)で、虐待を受けた障害者の数は、393人(前年比+49人)といずれも過去最多となりました。
加害者別では家族らが218件(前年比+24件)で、施設職員らが115件(前年比+14件)。
種類別では暴行などの身体的虐待が最も多く、心理的虐待が続いています。
県の担当者はこの状況について「障害者への理解が進み、虐待に対する意識が高まったことで、軽微な事案でも通報や相談が寄せられるようになった」と分析。
「今後一層の虐待防止に務めていきたい」としています。
25/12/24(水)17:50
今夜はクリスマスイブです。横浜市内の菓子店では、ケーキの販売で朝から大忙しとなりました。
横浜市中区にある菓子店「ガトー・ド・ボワイヤージュ」。
24日は、午前6時頃からパティシエたちがクリスマスケーキを作り始めました。
この店では、例年、クリスマスイブだけでいつもの5倍程度のケーキが売れています。
ただ、ことしは小麦や卵など、原材料の価格の高騰に加え、イチゴが天候不順で収穫できる時期が遅くなり、手に入りにくい状態に。
そこで、去年と比べて価格を15%ほど値上げしましたが、予約数は例年並みとなるおよそ400個の注文を受けていて、店内はクリスマスケーキを求める客でにぎわっていました。
記者「誰と食べますか?」ケーキを購入した常連客「家族だね。この店のケーキはとてもおいしい。生地が良いし、生クリームも良いし、そういうところが好きで食べている」ガトー・ド・ボワイヤージュ 代表取締役会長 吉田三喜雄さん「ことしは二極化した。ちょっと大きめの8500円の予約限定商品を作ったら、それが早々と限定数を超えた。もう一つは、2~3人分、あるいは3~4人分の小さなケーキがものすごくよく出た」
25/12/24(水)17:48
相撲未経験ながら角界へ挑戦する神奈川県立高校の球児がいます。相撲部屋への入門を控え3年間、汗を流した思い出のグラウンドで意気込みを語りました。
神奈川県立白山高校 3年 柳澤仁利さん「高校2年生で相撲をやりたいと思ってから相撲の動画などを見ていてインスタグラムでメッセージを送りました。相撲のことについて知りたいので教えてください、と」大相撲大島部屋に入門する県立白山高校3年生の柳澤仁利さん。
身長177センチ体重121キロという恵まれた体格ですが相撲は未経験。
入門のきっかけは大島部屋の元力士に送ったSNSのメッセージでした。
その経緯について大島親方は。
大島親方「いままでに無いパターンいわゆるSNSからの入門は。
見ての通りしっかりして気合いが入っていて相撲に向いていると思った」高校時代に放ったホームラン数は11本。
4番を打ち、チームの中心選手だった柳澤さんは高校生活について。
県立白山高校 3年 柳澤仁利さん「高校野球はやり切った悔いはない。
白山でやれたのはプラスだった」チームメートと当時の監督はエールを送ります。
県立白山高校 3年 峯島優月さん「野球を続けても活躍できると思っていたので相撲と聞いて最初はびっくりしたが柳澤さんならやっていけると」県立白山高校野球部 顧問 安東拓真さん「白山高校野球部も愛されるチームを目指している。
この学校で学んだことをぜひ相撲界でも目指してもらいたい」柳澤さんは24日、大島部屋に入門、新弟子検査を経て来月の初場所で初土俵を踏む予定です。
県立白山高校 3年 柳澤仁利さん「相撲はすぐに決着がついて一番一番が自分の次の番付を大きく左右する。
いまはまだ目指す側だと思うが目指される側の力士になっていきたい」
25/12/24(水)17:44
関内のランドマークとして親しまれてきた商業施設「セルテ」が今月30日で閉館します。それにあわせ、58年の思い出がつまった特別展示が開かれています。
セルテの1階には、10月に「思い出展示コーナー」が登場し、入口そばにあるメッセージボードはすでにたくさんの感謝の言葉で埋め尽くされています。
1967年、「横浜センタービル」としてこの地に誕生し、89年に今の名前に変わったセルテ。
会場には懐かしい写真も展示され、半世紀の歴史を振り返ることができます。
館内で最も長く営業してきたスポーツカフェ「ヤンキイズ」。
創業当時から地元球団を応援し、ベイスターズの試合がある日には、ファンの憩いの場になっていた店も、47年の歴史に幕を下ろします。
DiningLiveYankee‘s石野晶代表「25歳の時から72歳までやったのでやり尽くした。さっぱりしている。
心の中でヤンキイズを覚えていてくれたら幸いです」二本木キャスター「セルテの建物の解体は来年3月頃から始まる予定です。
沢山の人に親しまれてきたこの関内駅前も大きく姿を変えます」関内駅前には今後、2棟の高層ビルが建設されます。
セルテの跡地には地下1階、地上20階建てのビルが建ち、1~2階は飲食を中心とした商業フロアに。
2030年度の竣工を目指し、来年から本格的に動き出します。
25/12/24(水)17:42
黒岩知事は、ことし最後の定例会見にのぞみ、自身が考える「重大ニュース」を発表しました。
黒岩知事が一人で決めたという「重大ニュース」。
3位にはストーカー被害防止を考える緊急シンポジウムが、2位には日産が追浜工場での生産を終了することを受けて開催された、関係機関が対応するための連携会議をあげました。
そして1位にはベトナムを訪問して、最高指導者のトー・ラム書記長と会談したことをあげ、「深い関係を続けてきたことが評価された」と振り返りました。
また、来年実現したいことについては。
黒岩祐治知事「4月に立ち上がる地方独立行政法人『県立福祉機構』。いろいろな困難を伴うかもしれないが、神奈川から障害福祉を変えていくんだという強い思いのもとで、来年は津久井やまゆり園の事件から10年という節目の年でもあるので、しっかりとその作業を完成させていきたい」
25/12/24(水)16:56
箱根町にある複合リゾート施設では、24日から人工雪を使ったゲレンデがオープンし、地元の園児らがそり遊びをしてホワイトクリスマスを楽しみました。
芦ノ湖のほとりにある箱根園では、毎年この時期に「雪・そり遊び広場」を開設していて、ことしの冬で29回目を迎えました。人工雪のゲレンデは縦40メートル、幅25メートルで積雪は50センチ。オープン初日の24日は地元の園児およそ40人が、箱根園水族館で飼育されているケープペンギンの「コウ」ちゃんやサンタクロース姿の飼育員とともに元気いっぱいに初すべりを楽しみました。
子どもたちはすべって、転んで、またすべって・・・たまには雪合戦と、冬の箱根を全力で堪能していました。
園児は「そり遊びをしている。たのしかった。冷たい」「すべってたのしい」Qそり遊びで何が楽しい?「一緒に乗るところ。速かった」箱根園の「雪・そり遊び広場」は来年2月23日まで営業しています。
25/12/24(水)12:38
秦野市と伊勢原市は、去年から運用している映像通報システムについて患者の救命率向上に生かすため新たに東海大学病院と連携することを発表しました。
去年5月から秦野・伊勢原の消防指令センターで運用されている「Live119」。
このシステムでは、通信指令員が必要と判断した場合、通報者が現場の映像をリアルタイムで送ることができます。
システムの活用はことしに入ってから先月末までで127件で、そのうち71件は救急搬送に関するものだったということです。
来年1月19日からは、交通事故などで命の危険がある患者の通報が入った場合、地域の救急医療の要である東海大学病院の高度救命救急センターにも映像を共有し、初期治療に生かすということです。
調印式では、東海大学病院の渡辺雅彦病院長が、「多発する大規模災害にも備えていきたい」などと述べました。
東海大学病院高度救命救急センター土谷飛鳥次長「患者からの電話があった瞬間=救急要請から、チームとして取り組める、治療していけることが大きい」
25/12/24(水)12:36
24日午前、小田原市の住宅で火事があり、1人の遺体が見つかりました。この家に住む90代の男性と連絡がとれていないということです。
県警と消防によりますと火事があったのは小田原市久野の住宅で、24日午前7時半頃、近くに住む人から「爆発音がして火が噴き出している」と110番通報がありました。
火は隣接する住宅2棟に燃え広がりましたが小田原市消防局の10隊が出動して消火活動にあたり、およそ4時間半後に消し止められました。
また、火元とみられる住宅から1人の遺体が見つかりました。
この家に住む90代の男性と連絡がとれておらず、県警が遺体の身元の確認を急ぐとともに火が出た原因を調べています。
現場は小田原市役所からおよそ2キロの住宅街です。