25/10/8(水)21:21
神奈川県弁護士会は、依頼人からの預かり金、6億円以上を無断に流用したとして、弁護士の男性の懲戒手続を始めました。
神奈川県弁護士会によりますと、「小田原三の丸法律事務所」の代表竹久保好勝弁護士、82歳は遺産分割などの業務を受注した際、依頼人から不動産の売買代金などとして、一時的に預かった現金を無断で流用していたということです。
預かり金は、少なくとも70件の流用が確認されていて、あわせて約6億円にのぼります。
先月24日、事務所の関係者が県弁護士会に相談したことで発覚、竹久保弁護士は「事務所の経費が厳しく、資金として使った」と説明しています。
神奈川県弁護士会 畑中隆爾会長「そもそもどうしてこんなに多額のお金を預かれるのか。
そしてどうして依頼者からの預かり金と事務所の経費に充てる自己の資金とをごちゃまぜにしてしまうのか。
全てが信じがたく、弁護士に対する信頼をどれだけ壊すものかと胸が潰れる思い」県弁護士会は今後調査を進め、懲戒処分を行う方針で、今月23日までホームページに臨時相談窓口受付フォームを設け、対応にあたっています。
25/10/8(水)17:31
横浜DeNAベイスターズの前の監督、ラミちゃんことアレックス・ラミレスさんが、特別支援学校で、リアル野球盤を通じて野球の楽しさを伝えました。
ラミレスさん「ナイスホームラン」イベントには、横浜国立大学教育学部附属特別支援学校の児童・生徒およそ65人が参加。
障害のある子どもたちに野球の楽しさを伝えようと企画され、ベイスターズの前監督、ラミレスさんが登場しました。
ボードゲームをもとに考案されたリアル野球盤は、ホームランやヒットなどの的を目がけボールを打ち得点を競うもので、誰でも楽しく簡単に参加できるよう工夫されています。
ラミレスさんは、一人ひとりにバッティングフォームやボールの打ち方を丁寧に教えていました。
子どもたちは、夢中でバットを振って野球の楽しさを感じているようでした。
児童「こういう機会にラミレスさんにナイスバッティングとか教えてもらえてうれしかった。
またいつか教わりたいと思った」前横浜DeNAベイスターズ監督 アレックス・ラミレスさん「いろいろな子どもたちにスポーツのすばらしさをわかってもらい、障害があるなしに関係なく、スポーツをみんなで楽しむことができる環境をこれからもっと作りたい」
25/10/8(水)17:27
自民党の新総裁に高市早苗氏が選ばれたことについて、黒岩知事は8日の定例会見で、「大活躍してほしい」と期待を述べました。
10月4日に投開票が行われた自民党総裁選。
決選投票では高市氏が県内選出の小泉進次郎氏を29票差で破り、女性初の新総裁に選ばれました。
黒岩知事は8日の会見で、「小泉氏が総裁に選ばれるに違いないと思っていたので意外な展開となった」と結果を振り返り、キャスター時代から親交があるという高市総裁にメールでお祝いのメッセージを送ったことを明かしました。
また、自身も参加していた国の健康・医療の成長戦略を考える会合でともに議論したことに触れ、「未病のコンセプトについて深く理解されている」と評価。
期待感を次のように述べました。
黒岩祐治知事「候補者同士の討論会で、政策的にも深く理解して自らのビジョンを持っていることが伝わってきて、それが大きな安心感につながっていったと思う。
女性初の総理大臣になれば大活躍をしてほしい」
25/10/8(水)17:25
おととし、多摩川でスーツケースから男性の遺体が見つかった事件で殺人などの罪に問われている元交際相手の女の兄の裁判員裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。
この事件はおととし12月、原唯之さんの遺体が入ったスーツケースが川崎市の多摩川で見つかったもので、事件をめぐっては、原さんを睡眠薬で眠らせたうえ結束バンドで首を絞めて殺害し、遺体をスーツケースに入れて多摩川に遺棄したとして、男女5人が殺人などの罪で起訴されていて、これまでの裁判で3人に有罪判決が出ています。
8日、元交際相手である舞被告の兄、西高昌吾被告の初公判が横浜地裁で開かれ、昌吾被告は「間違いございません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、犯行時、昌吾被告は外で見張りなどをしていたほか、「被告も結束バンドをねじって被害者の首を絞めようとした」と指摘。
そのうえで、「計画性が高く、強固な殺意に基づく犯行であり、重要な役割を果たした」と主張しました。
一方、弁護側は、昌吾被告は、舞被告に頼まれて男女間のトラブルに首をつっこむことに嫌気が差していたことを説明。
さらに、「被告には、積極的に殺してやろうという意志はなかった」と述べ、「犯行計画には加わっておらず、当日に巻き込まれてしまった」と主張しました。
この裁判は、10月15日に被告人質問が行われる予定です。
25/10/8(水)17:23
おととし2月、横浜市内の自宅アパートで、妻を殺害したうえ放火したなどの罪に問われていた男の裁判員裁判で、横浜地裁は懲役24年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、住居不定・無職の油川秀平被告は、おととし2月、横浜市鶴見区の自宅アパートで、練炭を使用して妻の優理香さんを一酸化炭素中毒により殺害。さらに自宅に放火し、遺体を損壊させたなどの罪に問われていました。
これまでの裁判で油川被告は、放火と死体損壊は認めた一方で、殺人については、自身が自殺するために用意した練炭の火を、優理香さんが消そうとして亡くなった事故などとして否認していました。
8日の判決で、横浜地裁の安永健次裁判長は、「被告人は、経済的にも精神的にも被害者に依存していた」とし、「他の男性と交際するくらいなら」と殺意を持ってユニットバスに閉じ込め、殺害に及んだことは身勝手で自己中心的と指摘しました。
そのうえで、「被告人は最も重大な殺人については否認し、反省の態度がみられない」などとして、懲役24年の実刑判決を言い渡しました。
25/10/8(水)13:17
日産自動車は8日、経営再建計画の中核を担う商品として8年ぶりに全面改良した新型「リーフ」の国内仕様車を発表しました。
初代リーフの発売から15年。
日産は「スーッと滑らか。
ずっと乗り続けたくなるクルマ」を目指し、積み重ねてきた知見をフル活用して3代目となる「リーフ」を開発しました。
車体は空気抵抗を最大限抑えられるシルエットにしたほか、大容量バッテリーの搭載で最大航続距離は702キロメートルになるということです天井には、ボタン一つで光の調節ができる調光パノラミックガラスルーフが初めて搭載されるなど、明るくて快適な空間を生み出しています。
また、ナビゲーションと連動し、目的地までのバッテリー残量に合わせたルートと充電場所、時間が表示されます。
そして乗り心地は。
記者「新型日産リーフ試乗してきます」「すごく静かで走りやすい」「とても滑らかです。」新型「リーフ」は希望小売価格が518万8700円からで今月17日に注文受け付けを開始します。
25/10/8(水)13:16
運動会シーズンを前に、伊勢原市の小学校では、速く走るこつを学ぶ教室が開かれました。
伊勢原市にある市立石田小学校で開かれた「走り方教室」。
講師を務めた服部直さんは去年、「マスターズ陸上」で世界記録を樹立するなど現役選手を続けるとともにランニングクラブを経営しています。
教室は、来月に控えた運動会を前に、走ることの楽しさを知ってもらおうと3年生と5年生を対象に行われたものです。
服部さんは、速く走るこつとして、「回転数をあげること」や「歩幅を大きくとること」、さらに「スタートでは体を低く構えること」などを、実演を交えて伝えました。
子どもたちは、服部さんの掛け声に合わせて体育館を走り抜け、笑顔いっぱいで体を動かしていました。
3年生「教え方が分かりやすくて楽しかった」「たぶん速くなったと思う。できたら1位になりたい」MORESPORTS服部直代表取締役「成長する姿を間近にみることができた」「あと1カ月弱あるので、運動会に向けてしっかりと練習して全員1番を目指して頑張ってもらいたい。
頑張れ!」
25/10/8(水)13:13
偽造した日本人名義の運転免許証を使用してキャッシュカードの発行を申し込むなどしたとして県警はベトナム国籍の男を逮捕しました。
偽造有印公文書行使などの疑いで逮捕されたベトナム国籍のグエン ビン ヅゥン容疑者36歳は、ことし6月、県内の金融機関の口座開設用のアプリで偽造した日本人名義の免許証を使用してクレジット機能がついたキャッシュカードの発行を申し込むなどした疑いが持たれています。
グエン容疑者は虚偽の免許証を使用して口座開設などを繰り返し申請するグループの指示役とみられ県警はほかにもいずれもベトナム国籍の実行役や別の指示役ら男女6人も逮捕しています。
このグループは去年10月からことし6月までに虚偽の免許証を使用してキャッシュカード発行の申請を三十数件行い、そのうち10枚程度を受け取っていたとみられています。
県警はこのグループの拠点を捜索していて多数のキャッシュカードなどを押収しているということです。
また、一部の口座には特殊詐欺事件で利用された痕跡もあるということで県警がグループの全容解明を進めています。