25/10/21(火)21:07
高市新内閣の顔ぶれが固まり新たな船出に注目が集まっていますが、その高市内閣について神奈川大学で政治学が専門の大川千寿教授は、「他党との関係構築が課題」と指摘しています。
神奈川大学大川千寿教授「欧米との比較で日本は女性の政治参画の度合いが低い。総理大臣などの主だった地位のある政治家が少ない。という指摘をされてきたことからすると高市氏が就任したということ自体は日本の民主主義にとって重要な一歩を踏んだということ」大川教授は高市内閣の人事について保守的な理念がある議員を起用しつつも、総裁選で争った議員を取り込んだことから「挙党態勢を意識したのでは」と分析。
一方で、衆参両院ともに少数与党という厳しいスタートとなる中での課題を次のように指摘します。
神奈川大学大川千寿教授「いろいろなところに配慮しながら政党政治を進めていかなければいけない。そのなかで比較的近い政党同士が連立を組むということで、他の党とのやりとりやバランスが築けるのかどうかが1つの課題になる」また、新しいリーダーに求められる資質については。
神奈川大学大川千寿教授「この多党化・少数与党の状況なので総合力というか皆をまとめあげる包容力みたいなものも求められる。
厳しい状況かと思うが高市氏には頑張ってほしい」
25/10/21(火)18:41
連立入りした日本維新の会で県組織の代表を務める松沢成文参議院議員がtvkの取材に応じ、「強くて大きな連立政権に育てたい」などと意気込みを語りました。
(日本維新の会県組織松沢代表)「先ほど「高市早苗」と大きくはっきり書いてきた。自民党を助けるとか高市早苗さんを応援したいからという連立ではなくて自分たちが掲げた政策を確実に実現するには連立政権を組もうと」松沢さんは、今回の連立入りについて自民党とは「国家観」が近いと語り、政治家としての最も大きな目標を実現するために賛成したと語りました。
(日本維新の会県組織松沢代表)「今回の連立がホップさらに憲法改正するには3分の2の勢力を作っていかないと発議できない。それには考えが近い国民民主党と保守合同の大連立を作るのがステップ。
そしてジャンプは憲法改正に持って行く」また、連立の形が「閣外協力」になったことについて。
(日本維新の会県組織松沢代表)「もう少し自民党が本気でやるか様子を見てみようと本気じゃなかったら連立離脱もあり得るのだとプレッシャーをかける。
最初からどーんと入っていって失敗したときのダメージが大きいという判断」また、今後の自民党との選挙協力については。
(日本維新の会県組織松沢代表)「小選挙区だから自民と維新が調整してどちらかに決めるとなったら圧倒的に現職が多い自民が有利で維新は現職じゃない人が多い。
そういう人たちが悪いけど連立組んだから出られないとなったらかわいそう。
ある程度自由競争でやってもいいのかなと」連立与党となってからも日本維新の会の課題はローカル政党からの脱却であり、「国家のために自民党を動かすという迫力を見せるべき」と訴えます。
(日本維新の会県組織松沢代表)「維新が本当に全国政党に脱皮したいのであれば大阪副首都構想や大阪都構想を1番目の条件に上げてはだめだ。
今回第一歩としてこの連立ができたので次は国民民主を巻き込んで将来は憲法改正まで持っていけるような強くて大きな連立政権に育てていきたい」
25/10/21(火)18:38
インド海軍の艦艇「サヒヤードリ」が補給と休養のため、海上自衛隊横須賀基地に寄港しました。
物資の補給や乗組員の休養のため海上自衛隊横須賀基地に寄港したのは、全長およそ142メートル排水量6800トンのインド海軍フリゲート艦「サヒヤードリ」です。
インド海軍艦艇の日本への寄港は去年6月以来で、インド海軍などによりますと「サヒヤードリ」は先月26日に出港し、今月16日から17日に九州の西側で護衛艦「あさひ」補給艦「おうみ」などと日印共同訓練を実施。
21日から5日間横須賀に停泊するということです。
式典では、護衛艦「まや」の太田亮艦長が歓迎のあいさつを述べ、インド海軍のラジャット・クマール艦長と記念品を交換して友好を深めていました。
(インド海軍ラジャット・クマール艦長)「日本との協力関係が続いていくことを楽しみにしている。
日本のおもてなしに感謝するとともに訓練期間中に実りある議論と有意義な交流ができることを楽しみにしている」
25/10/21(火)18:37
自民党の高市早苗総裁が21日の臨時国会で女性初となる総理大臣に選出されました。今夜にも発足する新内閣には県内選出の議員から2人が入閣します。
(議長)「高市早苗くんを衆議院規則第18条第2項により本院において内閣総理大臣に指名することに決まりました」21日午後1時から行われた衆参両院の本会議での総理大臣指名選挙。
日本維新の会と連立を組んだ自民党総裁の高市氏が衆議院で237票の過半数を獲得、参議院では決選投票で125票を得て、女性初となる内閣総理大臣に選出されました。
午後4時すぎには官房長官に起用された木原稔前防衛大臣が閣僚名簿を発表。
県内の議員からは。
(木原稔官房長官)「防衛大臣小泉進次郎国家公安委員長領土問題担当内閣府特命担当大臣防災・海洋政策赤間二郎」新内閣では衆議院・神奈川11区選出で総裁選を戦った小泉進次郎前農林水産大臣を防衛大臣に、衆議院・神奈川14区選出で当選6回の赤間二郎元総務副大臣を国家公安委員長に抜てきしました。
なお、赤間氏を含む10人が初入閣となっています。
新内閣は皇居での親任式と閣僚の認証式を経て今夜にも発足します。
一方、定例会見中に高市総裁の総理大臣選出を知った黒岩祐治知事は。
(記者)「たったいま、高市さんが総理に指名されたが」(知事)「第一回目の投票で選ばれた?それは良かった。彼女が持っている理想とする政治を遠慮しないでしっかり実現してもらう、それがなによりも大事」このほか、黒岩知事は高市新総理が進める「未病対策」などのヘルスケアの政策に最も期待していると述べ、「県としても全面的に協力していきたい」と話しました。
25/10/21(火)18:30
20日夕方、横浜市港南区の商業施設で女性2人のスカートの中を撮影したとして、神奈川県警は21日に海上自衛隊の海曹長の男を逮捕しました。
性的姿態撮影等処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、海上自衛隊横須賀警備隊に所属する海曹長の男(51)です。
県警によりますと男はは20日午後5時15分頃、横浜市港南区上大岡の商業施設の店舗内で女性2人のスカート内の下着をスマートフォンで撮影した疑いが持たれています。
「店の中で盗撮している人がいる」などと店の関係者から110番通報があったことで事件が発覚。
県警が押収したスマートフォンには女性2人を盗撮した映像が保存されていたということです。
調べに対して男は容疑を認めています。
これを受け横須賀警備隊司令の吉田 久哉一等海佐は「当隊隊員が逮捕されたことについて大変重く受け止めております。
今後警察の捜査に協力するとともに事実関係をもとに厳正かつ適切に対応してまいります」とコメントしています。
25/10/21(火)16:51
ことし8月から9月にかけて横浜市中区の3つのマンションの敷地内に侵入したとして神奈川県警は無職の男を再逮捕しました。
神奈川県警によりますと邸宅侵入の疑いで再逮捕された住居不定・無職の男(27)はことし8月から9月にかけて、横浜市中区内にある3つのマンションの敷地内にそれぞれ1回づつ、計3回侵入した疑いが持たれています。
男はいずれも帰宅中の女子高校生の後をつけて、オートロック式のマンションの敷地内に侵入。
エレベーター内で「足とか靴下の臭いを嗅がせてくれ」などと声をかけたということです。
女子高校生が断ると男はその場を立ち去りました。
県警の調べに対して男は「足とか靴下の臭いを嗅がしてもらうために侵入した」などと容疑を認めています。
男をめぐってはことし9月に横浜市南区で女子高校生につきまといなどの行為を繰り返し行ったとして県警に逮捕されていました。
25/10/21(火)13:28
21日午前までに県内で発生している特殊詐欺の情報です。
神奈川県警によりますと21日午前11時半までに相模原市南区新磯野、横須賀市武で詐欺の電話がかかってきています。
内容は、カード会社をかたって「カードが使えなくなります」や、保健局をかたって「あなたの受診の件について情報漏えいがあるかもしれません」などです。
その電話は詐欺です。
すぐに電話を切り警察に連絡してください。
25/10/21(火)13:27
小型トラックを使った災害用の移動式トイレが神奈川トヨタらによって開発され、独自の技術がお披露目されました。
21日に報道向けに公開されたのは、神奈川トヨタ自動車とベンチャー企業の「e6s」によって開発された「完全自立型移動式水洗トイレ」です。
このトイレは、小型トラックに搭載されていて、普通免許で運転することができます。
コンパクト化された水洗トイレを小型トラックに搭載する技術は神奈川トヨタ独自のもので現在、特許を申請中ということです。
また、水洗式であることも特徴です。
流した汚物は固体と液体に分離し、再生水として循環させていて、殺菌用の塩素さえあれば水を替えずに何度でも繰り返し使用できるということです。
このトイレは来年度中の販売開始を目指していて、災害による停電時や断水時などの活用が期待されています。
(神奈川トヨタ 松本勇人部長)「災害時であっても、通常の家庭用トイレと一緒で常に同じ環境で使い方に迷いがなく普通に使ってもらえるそういう使い方をしてもらえればいい」
25/10/21(火)13:25
今月19日に神奈川県逗子市の交差点で乗用車を運転して歩行者に衝突しそのまま逃げたとして、逗子市の会社役員の男がひき逃げの疑いで逮捕されました。
神奈川県警によりますとひき逃げの疑いで逮捕されたのは、逗子市小坪の会社役員の男(43)です。
男は19日の午後9時半頃、逗子市久木の丁字路交差点で50代の歩行者の男性に衝突し頭蓋骨骨折の大ケガをさせ、そのまま逃げた疑いが持たれています。
県警が防犯カメラなどを分析した結果、男が浮上し21日午前3時頃に逮捕しました。
調べに対し男は「間違いない」などと容疑を認めているということです。