横浜・山下ふ頭再開発 市民参加型の検討会始まる 今年度中に事業計画案の策定へ
25/9/27(土)18:10
横浜市が進めている山下ふ頭の再開発で、新たな事業計画の策定に向けた市民参加型の検討会が始まりました。
1回目となった27日の検討会には、横浜市から無作為で選ばれた市民31人が参加し、マリンタワーの展望台から広さおよそ47ヘクタールの山下ふ頭の全景を眺めたり、実際に現地を見学したりしました。
また、再開発のテーマとなる『世界に誇れる「緑と海辺」空間の創造』など、3つの基本的な方向性が説明されました。
横浜市は、山下ふ頭にカジノを含む統合型リゾート=IRの誘致を計画していましたが、4年前に初当選した山中市長が撤回。
これを受けて、市は、2回の市民意見の募集や有識者による検討委員会の答申を踏まえ、ことし6月に再開発の基本的な方向性を取りまとめていました。
磯子区の参加者「山下ふ頭の広さと景観の良さを生かして、いろいろな人が訪れて横浜に近いけれども、横浜には無い何かが新たにできていけばおもしろいかなと感じた」市では、これらの意見を踏まえ、今年度中に事業計画案を作成する見通しです。
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