神奈川県鎌倉市 市庁舎移転「分割案」で市民説明会
25/8/17(日)17:03
鎌倉市役所の移転計画を巡り、市は新たに方針転換した「分割案」に対する理解を深めようと17日、市民説明会を開きました。
神奈川県鎌倉市では、市が深沢地区への市庁舎移転案を示すなか、移転に必要な条例の改正案を議会が否決するなどその計画が停滞。
市は7月、現庁舎にも機能を残し2拠点化させる「市庁舎分割」案に方針を転換しました。
この新たな方針で市民の理解を深めようと、市は8月中に4回にわたって説明会を開催するとしていて、17日は初めて市民と市側が直接向き合う機会となりました。
防災面などから移転の必要性を一貫して訴える松尾崇市長に対し、市民からは現庁舎は修繕で対応し避難所の整備に予算を充てるべきとする意見も出ました。
(参加した市民は)「機能は集中した方がいいと思っているので、以前の集約が効率的だとは思っている。ただし今までの反対する人の思いも込めて考えていくと、それぞれの機能を分けていくというのもきょうの説明で『なるほどそういう考えもあるな』ということがわかった」
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