25/12/2(火)17:16
プロ野球横浜DeNAベイスターズから埼玉西武にFA移籍する桑原将志選手が、異例の退団会見を開きファンへの感謝の思いを語りました。
(埼玉西武にFA移籍 桑原将志選手)「来シーズンより、埼玉西武ライオンズでプレーすることを決めました。環境を変えることによって成長したいという思いから今回決断に至った」桑原選手は、2011年に京都・福知山成美高校からドラフト4位でベイスターズに入団し、5年目からセンターのレギュラーに定着。
桑原選手の代名詞はダイビングキャッチで、ゴールデングラブ賞を2回受賞したほか、去年の日本シリーズではMVPを獲得して日本一に大きく貢献しました。
ファンを魅了した「ハマのガッツマン」は、FA移籍では異例の退団会見を開き、DeNA初年度から戦った14年間を振り返りファンへの感謝の思いを話しました。
(埼玉西武にFA移籍 桑原将志選手)「あの応援歌、ガッツマンというフレーズが、これまでの僕の野球人生を後押し、作り上げてきたと心の底から思う。
ファンに成長させてもらったと感謝している」近日中に埼玉西武の入団会見が行われる予定で、対戦が期待される交流戦については。
(埼玉西武にFA移籍 桑原将志選)手「交流戦はやっぱり真剣勝負したいし、グラウンドでは情けは必要ないし、お互いバチバチの勝負を。
僕は僕で精一杯プレーしたい」
25/12/2(火)16:39
インフルエンザが猛威をふるっています。流行警報が発令されている神奈川県内では、11月23日までの1週間に報告された1医療機関あたりの患者数が60を超え、早くも去年のピーク値に達しました。
11月17日から23日までに1医療機関あたりに報告されたインフルエンザの患者数は、全国が51.12人だったのに対し、神奈川県は66.25人で大きく上回っています。
県内で60人を超えたのは、過去4シーズンを振り返っても去年の年末に報告された66.30人の、1件のみ。
ことしはそのピークに5週間早く達しました。
保健所別では、厚木が最も多く122.69人、平塚・秦野センターも108.86人で100を超えています。
また、この1週間に学級閉鎖などとなった保育所や学校などは554施設に上り、患者数は今シーズン初めて1万人を超えました。
一方で厚生労働省は、今シーズン国内で流行している「A香港型」の9割が新たな変異株「サブクレードK」だったと明らかにしました。
「サブクレードK」は従来よりも感染が広がりやすい一方、重症度は変わらず、ワクチン接種によって一定の重症化予防が期待できるとして、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
25/12/2(火)15:38
去年8月、厚木市内の貴金属店で起きた強盗傷害事件。実行役の男の裁判員裁判が2日から始まり、男は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、住居不定・無職の轟祐二被告は去年8月、厚木市内の貴金属店に仲間と押し入り、時計など130点8500万円相当を奪ったうえ、取り押さえようとした男性にケガをさせたとして強盗傷害などの罪のほか、別の事件では詐欺や強盗予備などの罪に問われています。
2日の初公判で轟被告は、「間違いはありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、「動機や経緯は利欲的かつ身勝手であり、自ら3つのトクリュウ(匿名流動型犯罪グループ)に接近し短期間のうちに複数の犯罪を繰り返した」と指摘。
一方、弁護側は「どうして一度は躊躇して踏みとどまったのに犯行に及んだのか。
共犯者の行動や被告人の心情に着目してほしい」と訴えました。
この裁判は今月22日に判決が言い渡される予定です。
25/12/2(火)15:35
不正薬物や危険物などの密輸を水際で阻止しようと、横浜税関は2日から「年末特別警戒」を始め、横浜市内で出陣式を行いました。
海外からの荷物や旅行客が増える12月は、不正薬物や危険物などの密輸増加が懸念されることから、横浜税関では水際での取締り強化を行っています。2日の出陣式には税関職員56人が出席。
税関長による訓示のあと職員代表が決意表明を述べました。
横浜税関によりますと、ことし6月までに摘発した不正薬物は150件で、覚せい剤や大麻のほか、「エトミデート」や「フェンタニル」といった新たな薬物も増えてきているということです。
また、全国的に金の密輸が増えているほか、おもちゃに見せかけた拳銃が中国から入ってくる事案も増加傾向にあることから警戒を強めています。
横浜税関内野洋次郎税関長「何かおかしな話を耳にしたら気軽に税関に連絡してほしい。
これが摘発の端緒になる場合が多い。
これだけ人口密度の高い国だから、みんなの目で防あつできると非常にありがたい」年末特別警戒は、今月12日まで実施されます。
25/12/2(火)13:23
神奈川県内で発生している特殊詐欺の情報です。
神奈川県警によりますと、これまでに川崎市宮前区犬蔵、多摩区菅仙谷、平塚市東真土で詐欺の電話がかかってきています。
内容は、警察官をかたって「犯人があなたの情報を持っていた」や通信事業者をかたって「あなた名義で携帯電話が契約されている」などです。
その電話は詐欺です。
すぐに電話を切り、警察に連絡してください。
25/12/2(火)13:11
プロ野球・横浜DeNAベイスターズの佐野恵太選手と山本祐大選手が契約更改に臨み、それぞれサインしました。
佐野恵太選手「昨シーズン、その前のシーズンで、ホームランが2ケタ届かないシーズンもあったので、15本打てたのはよかった」プロ9年目の佐野選手は、今シーズン138試合に出場し、打率2割7分4厘、ホームラン15本、70打点と安定したバッティングでチームの勝利に貢献。
ケガ人が多かったチームの中で、内外野、さまざまなポジションで試合に出続け、シーズンを通して存在感を放ちました。
3年契約の2年目となる来シーズンは、現状維持となる推定年俸1億7000万円でサイン。
球団とも「優勝を目指すうえでどうしていくか」を話し合ったと明かしました。
佐野恵太選手「キャリアハイの数字を残せるように。
31歳になりましたが、まだまだやれると自分自身に期待をしてやっていきたい」一方、競争の激しいベイスターズのキャッチャー陣で、最多の86試合でスタメンマスクを被った山本祐大選手は、「ケガなくシーズンを終えられてよかった」と振り返りました。
山本祐大選手「前半戦はなかなか結果もでなかったので、手応えは去年と比べて薄かったが、後半戦でしっかり巻き返せたことが自分の中で成長したシーズン」2年連続で、キャッチャーとしてチーム最多となる104試合に出場した山本選手は、打率2割6分2厘、ホームラン3本、打点41。
中でも、得点圏打率が3割3厘という勝負強いバッティングで活躍しました。
推定年俸は、今シーズンから1900万円アップの7300万円でサインしました。
山本祐大選手「フィールド内の監督と言われるキャッチャーがしっかりするチームは強いと思うので、その1人になりたい」
25/12/2(火)13:08
秦野市の酒蔵では、地元産のコメや水を使った新酒の仕込み作業が最盛期を迎えています。
明治元年創業、秦野市で唯一の酒蔵、金井酒造店。
2日、マスコミ関係者に新酒を仕込む様子が公開されました。
蔵の中ではおよそ170キロの酒米が蒸され、炊きあがったご飯のような甘い香りが漂っていました。
「山田錦」や秦野産の「五百万石」などを使っていますが、ことしは、コメの値上がりの影響で仕込むコメの量が去年に比べて3割減ったということです。
もろみの発酵を均一にする櫂入れの作業では、全身を使ってかき混ぜていて、ミネラル分を適度に含む丹沢の伏流水で造る酒は、余韻を残さないすっきりとした飲み口になるということです。
金井酒造店 杜氏 米山和利さん「今まで地方から取り寄せていた米が手に入りにくくなったが、逆に地元の米を多めに使うことになった。
地元の皆さんが普段食べている米で仕込んだ酒など、今まで以上に地酒としての立場が明確になった」金井酒造店の新酒は1月上旬に販売される予定です。