23/5/30(火)19:17
拉致被害者横田めぐみさんの父、滋さんが亡くなってまもなく3年。母・早紀江さんが今の思いを打ち明けました。
横田めぐみさんの父・滋さんは、2020年6月5日、87歳で亡くなりました。母・早紀江さんはリビングに遺影を飾り、毎日一緒にお茶を飲んで話しかけていると言います。横田めぐみさんの母・早紀江さん「どれだけ頑張っても進歩していかないから、本当に残念だけど、どうしたらいいんだろうねって普通の話し方をして、言葉を投げかけている」1977年11月15日、横田めぐみさんは13歳の時、新潟市で下校途中、北朝鮮に拉致されました。滋さんと同じ87歳になった早紀江さんは、3月に体調不良で入院したといい、衛星と称したミサイル発射を予告する北朝鮮に対して、一日も早い交渉を求めています。横田めぐみさんの母・早紀江さん「とにかく日朝交渉をしない限り、目を見て話をしない限り、本当のことがわからないので、ぜひそれを早くしてください」
23/5/30(火)19:09
戦時中にアメリカへ渡った梵鐘。横須賀市にある浄土寺で、78年ぶりに鐘がならされました。
横須賀市の浄土寺にある梵鐘は、戦時中、金属不足を補うため寺から持ち出され、占領後はアメリカへ渡りましたが、62年前の5月30日、浄土寺に返還され、その後保管されていました。
返還から62年となる5月30日、記念式典が開催され、在日米海軍や地元の関係者などが出席しました。
在日米海軍カール・ラティ司令官「この梵鐘は、単なる歴史的・文化的に貴重な宝であるというだけではない。
この鐘は互いを尊重するということのシンボルであり、日本とアメリカの強い友好関係を象徴するものだ」式典では戦時中に持ち出されて以来、78年ぶりに、梵鐘の音が寺の中に響き渡りました。
その音は・・・・浄土寺 逸見道郎住職「本当に数多くの方々がご尽力いただいたということをお聞かせいただいた。
そうした方々の歴史と文化を大事にする、あるいはまた平和を願う気持ちを鐘の音の中に聴かせていただき、本当に感慨深いものがあった」
23/5/30(火)18:45
芸術を通して「平和への願い」を届けようという展覧会が、5月30日から、横浜市内で始まりました。
地元の子どもたちの絵が中心に展示されている、「美術ぷらす展」のテーマは、「平和祈願」と「国際交流」。
今回は、ウクライナから日本に避難してきた子どもたちや、現地の子どもたちが描いた絵、およそ40点が特別展示されていて、中にはつい先日、現地から届いたばかりの絵も含まれています。
子どもたちの絵には、「ウクライナの美しさ」や「日本との交流」などが表現されていて、主催者は、作品にふれることで、「安息や平和」を願うきっかけになってくれればと話しています。
国民みらい出版 小林 義隆社長「子どもたちの絵は素直に今を表現しているので、その辺を見ていただければと思う」展覧会は、6月4日までの開催です。
23/5/30(火)18:41
サッカー・J1の湘南ベルマーレが、5月26日に発表した新スタジアムの建設計画について、落合克宏市長は「驚いている」とその胸中を明かしました。
湘南ベルマーレは、今のホームスタジアムがある平塚市総合公園の中に、別の新しいスタジアムを建てる計画を、5月に平塚市に伝えていて、建設費の半分となるおよそ70億円の財政的な協力を、市に求めています。
30日の定例記者会見で落合市長は、以前からクラブに対し「総合公園の中での建設はできない」と伝えていたことや、クラブから「税金で何とかしてくれとは思っていない」と言われていたことなどを挙げて、「驚いている」と明かしました。
スタジアムのあり方について、落合市長は「引き続き一緒に考えていく」とした一方で、クラブ側の提案をそのまま受け入れることはできない、としました。
平塚市 落合克宏 市長「今回はかなり無理な提案を一方的に突き付けられたと感じている。「これは協議なのか」という思いもあり大変残念に思っている。
平塚市では、6月7日に始まる市議会で考え方などを共有したあとに、ベルマーレ側に返答する予定だということです。
23/5/30(火)18:35
感染力がきわめて強い「はしか」の感染者が国内の2022年1年間の数を、すでに上回っています。専門家はワクチン接種を呼びかけています。
「はしか」は高熱やせき、発疹などが出るウイルス性の感染症で、免疫がない人が感染するとほぼ間違いなく発症します。
また、肺炎や脳炎を引き起こし重症化したり、死亡したりするケースもあるということです。
国立感染症研究所によりますと、5月24日時点で、神奈川など国内で確認された「はしか」の感染者は12人。
これは2022年と2021年の1年間をすでに上回っています。
専門家は感染が増えている理由について、「新型コロナの5類移行などで、海外の行き来が活発になったため」などと分析した上で、ワクチンを接種しているか確認してほしいと呼びかけています。
神奈川県衛生研究所 多屋馨子 所長「自身の母子健康手帳の後ろにある予防接種欄を見てほしい。
そこで1歳以上で2回はしかのワクチンを受けた記録があればまず安心。
はしかに治療法はないので予防が大事」
23/5/30(火)13:10
災害につながる確率が高いとされる線状降水帯について、気象庁は「発生した」とみなして情報を伝える新しい運用を始めました。
横浜地方気象台・松井正人防災管理官「降水短時間予報という予測の雨量を加えて30分先までの予測データも加えた形で線状降水帯が発生するあるいは発生する可能性があると伝える情報」気象庁が2021年から情報提供を始めた線状降水帯は、これまで基準を満たした場合に発表され、予測情報としては半日前から呼びかけられています。
ことしはさらに精度が高まったとして、5月25日から「発生したもしくは発生する」とみなした場合に、情報を伝える新たな運用を始めました。
これまでの基準を満たした場合の発表に比べると、最大30分程度前倒しになるということです。
気象庁は「大雨の危機感を少しでも早く伝えることを目指す」としています。
横浜地方気象台・松井正人防災管理官「時間を追って段階的により危険度の高い情報を出しているので少しでも手前の情報を見聞きして防災行動を避難とかそういったものにつなげてほしい」
23/5/30(火)13:07
横浜市は2022年度の児童虐待の対応件数が過去最多になったと発表しました。
横浜市によりますと、2022年度の児童虐待の対応件数は1万3140件で前の年度から1660件増えて過去最多になりました。
市では虐待の相談を受けた場合、担当の専門職員が家庭や子どもの状況を調査し対応しています。
相談の経路では警察が前の年度に続いて最も多く4302件で、子どもの前で配偶者などに暴力をふるったり暴言をはいたりする面前DVで心理的虐待が疑われるケースが増えているといいます。
相談内容は心理的虐待が最も多く6903件、ついでネグレクトが3070件、身体的虐待が3053件などで年齢別では1歳から6歳が最も多く5294件でした。
市は「相談は虐待の早期発見のため非常に重要。
また虐待を未然に防ぐためにも子育ての相談窓口などの情報発信にも力を入れていきたい」としています。
23/5/30(火)13:05
5月30日、神奈川県内で発生している特殊詐欺の情報です。
神奈川県警によりますと、これまでに横浜市鶴見区下末吉で、現金やカードを要求する特殊詐欺の電話がかかってきています。
内容としては、息子をかたって「オレだけど会社から電話あった?」などです。
その電話は詐欺です、すぐに電話を切り警察に連絡してください。