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tvkニュース[2025年12月1日(月)]

神奈川県が認知症の早期発見に向け 鎌倉市に医療センターを設置

25/12/1(月)16:35

日本では高齢化が進み、「認知症」と診断される人が増加しています。そこで神奈川県は、地域医療機関での症状の早期発見・対応を強化するため、新たな認定施設の設置を行いました。

鎌倉脳神経MRIクリニック根本哲宏院長「認知症が認識されてきていて、早い段階で受診しようという意識がみられる」1日から、神奈川県の「認知症疾患医療センター」になった鎌倉脳神経MRIクリニックの根本哲宏院長は、「本人や家族が違和感を抱き受診するケースが増えている」と現状を語りました。 認知症とは、さまざまな要因から脳の神経細胞の働きが徐々に変化し、記憶や判断力などの認知機能が低下。 日常生活に支障が出ている状態のことをさします。 県はこれまで認知症の早期発見と対応のため、県内10カ所の病院やクリニックに「認知症疾患医療センター」を設置し、相談や診断・治療などを行ってきました。 現場で治療にあたる言語聴覚士の前田順子さんは、「早期の発見であれば、薬や環境を整えることで症状を改善する可能性もある」と語ります。 言語聴覚士 前田順子さん「認知機能だけではなくて、どういう背景で地域で生活してきて、価値観を持っている人かを理解したうえでその人にどんな治療法が合うのかを考えていくことが大事」このクリニックでは、問診や専門職による認知機能検査などを行い、症状のタイプを正確に診断。 適切な治療や必要に応じてより高度な医療機関につないでいく役割を担っています。 2040年には、認知症患者が県内で推定43万人になると見込まれるなか、医療機関の体制整備も求められています。 鎌倉脳神経MRIクリニック 根本哲宏院長「きちんと適切な治療を受けられるようにしたい。 なるべくこの地域・住み慣れた場所で家族と一緒に過ごせる時間を長くする、それが目標」

【特殊詐欺警報】12月1日午前11時半現在

25/12/1(月)12:13

12月1日午前11時半現在、県内で発生している特殊詐欺の情報です。

県警によりますと、これまでに横浜市保土ケ谷区瀬戸ケ谷町、泉区和泉中央北、逗子市池子、大和市西鶴間で詐欺の電話がかかってきています。 内容は配送業者をかたって「あなた宛てに現金の荷物が届いている」や病院をかたって「息子さんが事故にあった」などです。 その電話は詐欺です。 すぐに電話を切り、警察に連絡してください。

維新が金村議員秘書の企業に支出 交付金から約67万円

25/12/1(月)11:29

日本維新の会が、党に所属する金村龍那衆議院議員の公設秘書が役員を務める企業に「運転業務委託料」などとして計約67万円を支出していたことが、政治資金収支報告書で分かりました。

収支報告書などによりますと、日本維新の会は2022年からおととしまでのあわせて4件の業務を、金村議員の公設第1秘書が役員を務める逗子市のコンサルタント会社に発注。 「参院選での街宣車運行」などが具体的な業務で、支出には税金が原資の政党交付金が充てられていました。 維新は共同通信の取材に、「政治活動の一環として支出した」と文書で回答したということです。 維新では藤田文武共同代表が、公設第1秘書が代表のコンサル会社に、ビラ印刷などを発注していたことも問題となっています。

小田原市でマンション火災 部屋から性別不明の遺体

25/12/1(月)11:02

小田原市で1日未明、マンションの一室を全焼する火事があり、焼け跡から性別不明の遺体が見つかりました。

県警などによりますと、火事があったのは小田原市栄町の6階建てのマンションの一室で、1日午前2時頃、「炎が出ている」などと付近の住民から119番通報がありました。 火は約3時間半後に消し止められましたが、火元の3階の部屋が全焼し焼け跡から性別不明の遺体が見つかりました。 遺体は浴室の脱衣所付近で、うつ伏せに近い状態で発見されたということです。 この部屋の住人と連絡が取れておらず、県警が身元の確認を進めるとともに火が出た原因を詳しく調べています。 現場は、小田原駅から北東に約500メートルの銀行や住宅が立ち並ぶエリアです。