25/9/16(火)21:59
横浜市の山下ふ頭の再開発について、募集していた市民意見の結果が市議会で公表されました。また、市は、市民参加型の検討会を開催する予定です。
横浜市は、山下ふ頭にカジノを含む統合型リゾート=IRの誘致を計画していましたが、4年前に撤回されたことから、再開発の計画を作っています。計画をめぐり、市は、有識者から構成される検討委員会を設置。
その答申を踏まえ、世界に誇れる「緑と海辺」空間の創造など、再開発の方向性を取りまとめました。
これらをめぐり、市はIR誘致の撤回後、3回目の市民意見募集を行い、16日、その結果が市議会の常任委員会で公表されました。集まった2610件の意見では、「採算がとれるよう、負債を出さないようにしてほしい」「100年後も残ってほしいと思うような、育っていく場」などが寄せられました。
また、市は今月27日に市民参加型の検討会を開催する予定で、男女36人が参加します。
市はこれらの意見をふまえ、今年度中に事業計画案を作成する見通しです。
25/9/16(火)17:46
ことし5月から今月にかけて、相模原市の70代の男性が著名な経済評論家を装った人物らのSNS型投資詐欺の被害に遭い、現金およそ2億円をだまし取られていたことがわかりました。、
神奈川県警によりますと、相模原市緑区に住む70代の男性はことし5月、投資に関するネット動画をスマホで視聴していた際に、表示された投資広告から著名な経済評論家をかたったSNSのアカウントを登録しました。
その後、著名人の友人をかたる人物から投資に関するアドバイスを受け、「確実に利益が出る」と、偽の投資アプリのインストールを促され本物の投資サイトと信じて株の投資名目などでことし6月から今月4日まで35回にわたり、あわせておよそ2億1000万円を振り込みました。
男性は、投資アプリ上では16億円の配当金が出ているにもかかわらず入金が確認できないため、銀行に相談したところ銀行員が詐欺ではないかと疑い県警に相談したことで発覚しました。
県警は、「SNSで現金を要求するのは詐欺なのですぐ警察に通報してほしい」などと注意を呼びかけています。
25/9/16(火)17:40
川崎市は今月11日の記録的な大雨の影響で、これまでに床上・床下浸水など88件の被害の報告があったと発表しました。
今月11日、秋雨前線の影響で大気の状態が不安定となり、川崎市では高津区・中原区・宮前区に記録的短時間大雨情報が発表されるなど猛烈な雨が降りました。
なかでも中原区では、1時間雨量としては市内で過去最大となる131.5ミリを観測しました。
16日の会見では、大雨によるり災証明書の申請状況が報告され、きょう時点で▼床上浸水は60件▼床下浸水は24件▼車両浸水は4件にのぼり、区別では中原区の被害が50件と最も多くなっています。
福田紀彦市長「私どもの街づくりをやっているところでのインフラでは、これだけの雨量を受け止めることができない状況。自身の自宅や勤め先はどういう土地であるのか、こういう場合はどんなことが考えられるということ、ぜひ重要性を理解いただきたく思っている」
25/9/16(火)16:35
横浜市の山中竹春市長は16日、市の敬老月間の一環として市内と県内で最高齢となる111歳の女性の自宅を訪れ、長寿をお祝いする花束を手渡しました。
山中市長「市内最高齢おめでとうございます」京谷綾子さん「ありがとうございます」横浜市の山中市長から記念の花束を受け取ったのは大正2年生まれの京谷綾子さん111歳です。
県の発表によりますと、100歳以上の高齢者は男性が733人で女性が4653人のあわせて5386人ということです。
また、最高齢は111歳で京谷さんは県内でも最高齢となります。
昭和27年・1952年から横浜市に住んでいて、95歳頃まで生け花や茶道を教えていた京谷さん。
今月29日には112歳の誕生日を迎えます。
自宅では歩行器を使いながら自力で歩き元気な姿を見せていました。
京谷綾子さん「長生きの秘けつはそうですね、あんまり無茶苦茶しないことですね」
25/9/16(火)13:01
神奈川県内で発生している特殊詐欺の情報です。
神奈川県警によりますと、これまでに横浜市西区中央、相模原市中央区横山、藤沢市辻堂太平台、秦野市南矢名で詐欺の電話がかかってきています。
内容は、配送業者をかたって「不正な郵便物が届いている」や病院をかたって「息子さんが手術した」などです。
その電話は詐欺です。
すぐに電話を切り警察に連絡してください。
25/9/16(火)12:50
おととし、多摩川でスーツケースから男性の遺体が見つかった事件で元交際相手の女の裁判員裁判が始まり、起訴内容を認めました。
この事件は、おととし12月原唯之さん(当時46)の遺体が入ったスーツケースが川崎市の多摩川で見つかったもので、殺害に関わったとされる男女5人が殺人と死体遺棄などの罪で逮捕・起訴されていました。
16日、元交際相手の西高舞被告(33)の初公判が横浜地裁で行われ、裁判長に起訴内容に間違いがないか問われると、「はい」と答え起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、争点は量刑としたうえで、「犯行態様は悪質で計画性は高く、強固な殺意をもっていた」さらに「舞被告は重要な役割をしていた」と主張しました。
一方弁護側は、「原さんはDV加害者としてふるまっていた。
交際終了後にも毎日のように配信で舞被告らを誹謗中傷していた」などと述べ、「殺害の意思決定にどのように影響を与えたか今後の裁判で判断してほしい」と訴えました。
17日の裁判では証人尋問が行われる予定です。
25/9/16(火)12:46
おととし、横浜市港南区のラーメン店で店長で親族の男性を殺害し現金などを奪ったとして、強盗殺人の罪に問われている男の裁判員裁判。検察側は、男に無期懲役を求刑しました。
起訴状などによりますと住居不定無職の大橋昭仁被告(37)はおととし9月、従業員として勤務していた横浜市港南区の上大岡駅近くのラーメン店で、店長で親族の大橋弘輝さん(当時33)の胸などを包丁で複数回突き刺して殺害したうえ、現金およそ21万円などを奪った強盗殺人の罪に問われています。
これまでの裁判で大橋被告は「殺すことが目的で金を取ることが目的ではなかった」と起訴内容を一部否認。
弁護側も強盗殺人罪ではなく殺人と窃盗の罪にあたると主張していました。
17日の裁判で検察側は、「心臓や肺、肝臓などを貫く強固な殺意に基づく残虐な犯行」と指摘。
そのうえで、「自己中心的で厳しい非難が与えられる」などとして無期懲役を求刑しました。
一方、弁護側は「殺人は怨恨が主で財物奪取は副次的な目的である」と主張したうえで、「殺意と財物奪取に因果関係はない」「懲役15年が相当で有期懲役とするべき」などと述べました。
判決は9月24日に言い渡される予定です。