24/9/9(月)18:45
県議会の第3回定例会が、9日開会し、県は、災害時の情報システムに「AI機能」を追加することを盛り込んだ補正予算案など、16の議案を提出しました。
県議会に提出された今回の補正予算案は、一般会計がおよそ1億6400万円です。
台風や地震が相次いでいることを受け、災害時の膨大な情報を整理・分析する「AI機能」を現行のデータシステムに追加する費用、3300万円が盛り込まれています。
また、黒岩知事は、県が「災害ヘリ」を保有していないことにも触れ、「早期に導入できるよう検討を進める」と述べました。
黒岩知事「災害に弱い立場の方を含め、徹底して当事者目線で考え、地震対策の強化につなげてまいります」一方、黒岩知事は財政推計についても明らかにし、現段階では、来年度、県は「550億円の財源不足」になる見通しが示されました。
これは介護・医療・児童関係費や、公共施設の更新にかかる経費が増加することなどが要因の1つで、財源の確保と予算配分の見直しを行うとしています。
24/9/9(月)18:44
おととし10月、中古車販売会社旧「ビッグモーター」の店舗前の街路樹を伐採した罪に問われていた元店長の裁判で、横浜地裁は、罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、旧ビッグモーター川崎店の当時店長だった男性は、おととし10月、当時本社の社員だった蒲原敏之被告からの指示のもと店の前の街路樹を伐採した罪に問われています。9日の判決で、横浜地裁の吉井隆平裁判長は、「共犯者の蒲原被告の指示に背くことによって会社内で降格などの不利益な処分を受けることを懸念して指示に従ったと述べた動機は、自己保身的で身勝手なものである」と指摘。そのうえで「蒲原被告とは従属的な立場であったが、店長として部下に指示し実行行為をさせたことは、犯行において不可欠な重要なものである」などとして当時店長だった男性に、検察側の求刑通り罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。
この事件をめぐっては、当時、本社で「環境整備推進委員」を務めていた蒲原敏之被告も、元店長に伐採を指示したとして起訴されています。
24/9/9(月)13:13
8月の大雨でのり面が崩れた伊勢原市と秦野市を結ぶ国道246号は、土砂の撤去作業が完了し9日朝、通行止めが解除されました。
二本木リポート「土砂が崩れた国道246号です。のり面にブルーシートがかかり仮復旧が完了しようやく通行できるようになりました」8月30日、ドライブレコーダーが捉えた崩落の瞬間。
道路脇ののり面が大きく崩れ落ちました。
崩れたのは、国道246号の伊勢原市と秦野市にまたがる新善波トンネルの伊勢原側の入口近くで、8月30日から周辺はおよそ4キロに渡って通行できなくなっていました。
当初、復旧には2週間かかるとされていましたが、国交省横浜国道事務所によると雨天の日が少なく作業が順調に進み、崩落から10日が経った9日午前6時頃、通行止めが全面解除されました。
周辺住民は「買い物とか仕事に行くしてもすんなり通れなかったので開通したことはすごく助かる」国交省横浜国道事務所香田晃宏副所長「道路幅がいつもより若干狭くなっている引き続きドライバーは安全運転にご協力をお願いします」今後は地質調査を経て、のり面の本格的な工事に移るということです。
また通行止めの解除にともない、新東名と東名高速道路の一部区間で実施していた無料通行措置は終了しています。
24/9/9(月)13:09
2023年11月、横浜市中区の路上で男性が刃物で刺され死亡した事件で、殺人の罪に問われている男の裁判員裁判が横浜地裁で始まり男は起訴内容を認めました。起訴状などによりますと、タイ国籍の飲食店従業員クワンキサロート・ルンロー被告は2023年11月、横浜市中区若葉町の路上で、鍵聖久さんの胸や背中などをナイフで複数回突き刺し、殺害した罪に問われています。
9日行われた初公判でルンロー被告は裁判長に起訴内容について相違がないか問われると「ないです」と認めました。
弁護側は、「自分の身や同僚の身を守るための行為」と述べたうえで過剰防衛が認められると主張。
一方、検察側は、過剰防衛の成立を認めたうえで犯行時にほかの選択肢があったのではないかなどと述べ結果の重大性を指摘しました。
判決は9月17日に言い渡される予定です。
24/9/9(月)13:06
9月12日に告示される自民党総裁選について、県連は、党員や党友に投票用紙を発送するための準備作業を行いました。
自民党県連・梅沢幹事長「総裁選の大切な準備を皆さんがしてくれるということで心からお礼を申し上げます。
引き続き党勢回復のために一生懸命やります。
その第一歩だと考えてお手伝いをよろしくお願いします。」梅沢幹事長の挨拶から始まった準備作業。
横浜市内の会場では、自民党県連の女性局などに所属するあわせて約100人が投票用紙となる往復はがきに、宛先のシールを貼る作業を行いました。
9月12日に告示、27日に投票と開票が行われる自民党総裁選。
県連では、約6万5000人の党員と党友に告示日に往復はがきを発送し、開票の前日までに指定の郵便局に返信してもらうということです。
総裁選は、国会議員が1人1票を持つ「議員票」367票と、全国の党員・党友による投票で配分が決まる「党員票」367票をあわせた734票で実施され、県連では投開票日当日に開票作業を行い、党本部に結果を報告するということです。