25/6/10(火)18:43
開成町ではアジサイが見頃を迎え、あじさいまつりが開かれています。また、地元の小学生たちがお茶の販売を通じて心のつながりを学びました。
開成町では町の花にもなっているアジサイが見頃を迎え、毎年恒例のあじさいまつりが開かれています。
農道に沿って咲いたおよそ5000株のアジサイは、田園風景に彩りを添えるために町の住民らが手塩にかけて育ててきたものです。
町のオリジナル品種「開成ブルー」は、成長の過程で変化する色が町のロゴマークと同じことから名づけられました。
あじさいまつりは6月15日まで開かれていて、色とりどりのアジサイを楽しむことができます。
児童「恩送りやってみませんか」ことしのあじさいまつりでは、開成南小学校の6年生が「恩送り」のブースを出展しました。
「恩送り」とは、誰かから受けた恩を「思いやりのバトン」として自分とは別の人に渡していくことです。
ブースを訪れた人は、誰かが先払いしてくれた「恩送りカード」を使うことでお茶を入手でき、入手した人は次の誰かのためにカードの代金を先払いしていきます。
児童らは、カードに書かれたメッセージなどから見えない誰かからの優しさを感じ、「幸せの輪」がつながっていることを実感していました。
参加した人「しっかり元気に工夫してやっていることに感動したので参加した」児童「自分も相手も幸せになれるように、笑顔になれるようなことができたら」児童「あじさいまつりが終わった後、別の店とかにも協力してもらって、さらに恩送りを広めようと思っている」
25/6/10(火)18:27
原爆が投下された8月9日に長崎市で行われる平和祈念式典で、「平和への誓い」を読み上げる被爆者代表に選ばれた横浜市の男性が、地域で講演を開きました。
戦後80年のことし被爆者代表に選ばれた、横浜市緑区に住む西岡洋さん93歳。13歳の時、爆心地から3.3キロの所にあった長崎市内の中学校で被爆し、友人らを亡くしました。
西岡洋さん「全部全壊して焼けている。皆白骨になっていたお膳の周りに。今でもあの時の胸の痛さがある」記憶を後世につなごうと、30年ほど前からこうした語り部の活動をしている西岡さんの声に、参加者は熱心に耳を傾けていました。
長崎出身の参加者「姉は5歳で被爆したが、聞かせてと言っても言いたくないと聞かせてもらえなかった。
これからもお元気でいろんな方に話をしてもらいたい」「Q、公募して選ばれて気持ちは?」西岡洋さん「あら大変なことになったなと。
自分一人が声高に平和なんて言っていいものかという思いはある」被爆者代表のなかで歴代最高齢となる西岡さん。
8月9日、長崎市で行われる平和祈念式典で、「平和への誓い」を読み上げます。
25/6/10(火)18:24
3年前、川崎市の自宅で60代の母親を殺害し、遺体を遺棄した罪に問われている男(29)の裁判員裁判で、検察側は懲役16年を求刑しました。
起訴状などによりますと、川崎市高津区に住む会社役員の水野潮理被告は、2022年12月、自宅で同居する母親の美惠さんの首を絞めて殺害し、山梨県内の山林に遺体を遺棄したとして殺人と死体遺棄の罪に問われています。
これまでに水野被告は、「殺人については一切記憶がございません」と起訴内容を一部否認し、責任能力の程度と殺意の有無が争点になっています。
10日の裁判で検察側は、「父親の遺産相続や母親の金銭管理の問題で口論になり、母親に罵倒されたことに激高して殺害を決意したことは短絡的かつ乱暴」、「殺害発覚を免れるために死体遺棄を決意したもので自己中心的」と指摘し、懲役16年を求刑しました。
一方、弁護側は、「水野被告には殺意が認められないため殺人罪も認められず、無罪」、「殺意があるとしても、前頭葉てんかんで心神耗弱の状態であるから減刑するべき」と訴えました。
最後に水野被告は「支えてくれる人がいるので頑張っていこうと思う」などと述べました。
判決は6月17日に言い渡される予定です。
25/6/10(火)18:23
10日朝、川崎市中原区で住宅が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
県警などによりますと、午前7時頃、川崎市中原区上平間にある2階建ての木造住宅に住む男性から「1階から黒い煙が出てパチパチ音がする」と119番通報がありました。
火はおよそ5時間半後に消し止められましたが、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。
この家には通報した男性と80代の母親が2人で暮らしていて、息子は2階から通報して自力で脱出しましたが、1階から遺体が見つかったということです。
2階の屋根や床が1階に落ちてきて骨組みも不安定だったため消火活動に時間がかかったとみられています。
県警が、遺体の身元の確認を急ぐとともに、火の出た原因を詳しく調べています。
25/6/10(火)17:55
湯河原町に続いて箱根町でも動きです。宿泊者から徴収する宿泊税について、箱根町の勝俣浩行町長は10日の町議会本会議で、2028年4月の導入を目指すことを表明しました。
箱根町では、去年の観光客数が2000万人を超えるなど、国内有数の観光地である一方、町の人口規模を超えるゴミ処理や消防救急体制の確保などに多額の支出が生じ財政的課題となっています。これを受け町は、2019年度に財源のあり方に関する検討会議を設置。
ことし5月、中間報告書が提出され、2028年4月の「宿泊税」導入を目指すことを決めたということです。
町は今後、検討会議で税率や制度設計などを検討したうえで、条例案の作成など必要な手続きを行うとしています。
箱根町・勝俣浩行町長「観光だけの目的税という考え方は今のところ持っていない。観光施策の充実整備だけではなく、社会インフラの整備も箱根の観光を支えている重要な要素なので、そちらにも新たな財源を投入していきたい」一方、湯河原町は6月5日、宿泊税の条例案を町議会に提出していて、可決されれば県内で初めて来年4月から導入されます。
25/6/10(火)13:40
神奈川県内で発生している特殊詐欺の情報です。
神奈川県警によりますとこれまでに横浜市磯子区森、相模原市南区上鶴間本町、伊勢原市東大竹などで詐欺の電話がかかってきています。
内容は通信事業者をかたって、「生年月日を教えてください」や、「あなたの名義で不正登録されている」などです。
その電話は詐欺です。
すぐ電話を切り警察に連絡してください。
25/6/10(火)13:40
先月、横浜市南区で現金を奪おうとして男性を切りつけケガをさせたとして逮捕・送検された無職の男が「たばこを買う金が無くなったので金をぶんどろうと考えた」などと話をしていることが新たにわかりました。
強盗傷害の疑いで逮捕・送検されたのは、横浜市南区に住む無職の61歳の男です。神奈川県警によりますと、男は先月、横浜市南区にある地下駐車場の喫煙スペースで、50代の男性にナイフのようなものを突き付け「3万くらいなんとかなるだろう」などと脅し、顔を切りつけ、全治1カ月のケガをさせた疑いが持たれています。
男は犯行後、何も奪わず逃走していました。
これまでの調べで男は容疑を認めていましたが、その後の県警への取材で「たばこを吸いたくて買う金がなくなったので金をぶんどってやろうと考え果物ナイフを持って外に出た」と話をしていることが新たに分かりました。
県警が事件の経緯を詳しく調べています。
25/6/10(火)13:17
海上における密輸の取締りのために新たに作られた横浜税関の監視艇「はまかぜ」が完成し、10日お披露目されました。
「はまかぜ」は、全長37メートル、総トン数が143トンで、横浜税関の所有する3つ目の監視艇です。
横浜税関によりますと、全国では、海上における密輸が増加していて、去年5月にはコカインおよそ178キロを、11月には金およそ40キロを摘発しました。
このような背景もあり、取締りに時間がかかる密輸の摘発のために作られた「はかまぜ」は長時間の運行が可能で、船内は居住スペースに加え、調理室が設けられるなど宿泊機能も優れているほか、女性職員専用の洗面所なども設置されています。
就役式には、県警や海上保安本部の関係者などおよそ30人が出席。
山崎翼横浜税関長は、手口が巧妙化している不正薬物の密輸摘発について関係機関の連携強化を訴えました。
横浜税関 山崎翼税関長「国民生活の安全と安心を脅かす不正薬物の密輸阻止は、税関に課された使命の重要なひとつであり、よりいっそう緊密な連携・協力関係を構築しながら、全力で取り組んでいきたい」
25/6/10(火)13:13
気象庁はさきほど、関東甲信で梅雨入りしたとみられると発表しました。平年より3日遅く去年より11日早い、梅雨入りです。
記者リポート「県内でも梅雨入りが発表されました。
こちら横浜市中区ではどんよりとした曇り空が広がっていて、雨は降ったり止んだりを繰り返しています」神奈川県内では、湿った空気の影響で広く曇りや雨となりました。
この先1週間も雨の日が多くなる見込みで、気象庁はさきほど、関東甲信が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
平年より3日遅く、統計を始めた1951年以降では3番目の遅さとなった去年より11日早い梅雨入りです。
街の人は「ジメジメして、暑くて嫌だな、洗濯できない」「日本の梅雨は涼しい。
エルサルバドルの梅雨は暑い」「問題は梅雨末期にある豪雨かな。
今回も線状降水帯ができてるけど。
あのような豪雨がなければいいけど。
農業にも役立つだろうし、梅雨はある程度必要」一方近年、温暖化の影響で雨の降り方が極端に強まる現象が起こりやすくなっていて、前線の活動が活発になる梅雨入り直後や末期は注意が必要です。