25/10/31(金)22:33
横須賀市は、複数回にわたってストーカー行為をしたとして、上下水道局の男性主任を懲戒免職処分にしました。
31日付けで懲戒免職処分を受けたのは、横須賀市上下水道局の55歳の男性主任です。
横須賀市によりますと、男性はことし7月から8月にかけて、被害者の女性がいる横須賀市内の駅のホームやコンビニエンスストア付近をうろつくなどしたとして、ことし9月、神奈川県警にストーカー規制法違反の疑いで逮捕されました。
男性は、過去にもストーカー行為をしたとして、2回、停職処分を受けていて、横須賀市の聞き取りに対して、「何度も信頼を裏切る行為をして申し訳ない」と話しているということです。
25/10/31(金)21:12
神奈川県が公表していた相模川と中津川で堤防が決壊した際に被害の範囲を示すマップに誤りがあることが分かりました。想定区域が実際より過大に設定されていたということです。
神奈川県河川下水道部 竹内章裕部長「まずは正しい図面を直ちに作成し、県民の安全安心のためできるだけ早期に公表するように務めるこの度は誠に申し訳ございませんでした」県が2017年に公表した「洪水浸水想定区域図」では、堤防が決壊した際に相模川と中津川沿いで家屋が倒壊、流出する危険性が高い区域をおよそ10平方キロメートルとしていて、相模原市など7つの自治体がこのマップを活用していました。
しかし、おととし、相模原市の自治会から「設定の根拠に疑問がある」との指摘があり、ことし5月に委託業者の再調査で想定区域が実際より過大に設定されていたことが明らかになりました。
10月27日には委託業者から「ソフトの不具合」や「データ入力ミス」が原因であったと報告を受けたということです。
県は31日昼ごろ、ホームページでのマップ公開を停止。
修正版の公表は年内を目指して作業を進める一方で、ほかの河川についても確認を行い、結果は順次報告する予定です。
25/10/31(金)18:17
県内3つの政令市の消防隊が、連携強化を目的に初めて合同で訓練を行いました。
この訓練は厚木市の県消防学校で2日間行われ、横浜、川崎、相模原の3つの政令市から合わせて15隊60人が参加しました。
お互いの強みや運用の特色を学ぶほか災害時のために連携を強化しようと、川崎市消防局の発案で初めて行われました。
川崎市の消防隊が、二階建ての住宅から逃げ遅れた人を救助する訓練を披露すると、その様子を見学した横浜と相模原の隊員と意見交換。
隊独自の手信号を使って意思伝達していた方法について尋ねるなど、装備や救助方法の細かい違いについて学んでいました。
川崎市消防局警防課・吉房翼課長補佐「3政令市が集まって消防隊の横のつながりを作りたい。
最終的にはすべての消防本部と合同訓練ができれば」
25/10/31(金)18:16
湘南の海を一望できる新たな複合公園施設、「ひらつかシーテラス」がオープンしました。
「ひらつかシーテラス」は、2013年に老朽化のため閉鎖された龍城ケ丘プールの跡地に整備されたものです。
誰もが気軽に訪れて海を身近に感じられる場所をつくろうと、官民連携でアイデアを募り、市民の意見も取り入れられています。
平塚市・落合克宏市長「平塚の海を多くの方が訪れることで、また新たな交流が生まれて、平塚市の活気がますます高まることを期待している」地元の食材を使ったグルメも充実。
湘南の名物朝獲れの「しらす」をのせたどんぶりのほか、ブランド豚「やまと豚」や地元野菜を使ったサンドなど、湘南の味覚が並びます。
記者「特製キューバサンド、いただきます。
パンの香ばしさと肉の旨味、添えられた野菜の甘みがふわっと重なります。
素材の味がしっかりと生きていて、湘南らしい爽やかな一品です」公園の広さはおよそ2万4000平方メートル。
津波避難施設の機能も備えた展望テラスは、江の島から伊豆半島まで相模湾を一望できます。
地元の人「娘がいて遊ぶ場所も限られていたので、こういう場所ができるのはすごくありがたい」「平塚!海!湘南!みたいな。
人がいっぱい集まれるところができるのはありがたいし、バーベキュー場もあったので行ってみたい」
25/10/31(金)18:15
首都圏にある県や政令市などでつくる九都県市首脳会議が開かれ、水道施設の老朽化対策として予算や人材育成などを国に要望することを決めました。
これは、10月31日の会議で黒岩知事が提案したものです。
県によりますと、水道施設は高度経済成長期に整備されたものが多く老朽化が進んでいます。
ことし6月には、鎌倉市で老朽化した水道管のボルトが腐食して水が漏れ、およそ1万戸で断水が発生するなど、全国でも事故が相次ぎ対策が欠かせない状況になっています。
黒岩知事は、「対策には国庫補助の活用が欠かせないが、年度当初から必要な予算が確保されていない」などと指摘。
また、水道事業の技術職員が減少傾向だとして人材育成・確保の取り組みの重要性を訴え、出席者の同意を得られたことから国に対して要望することが決まりました。
黒岩祐治知事「地下の構造がどうなっているのかわかったうえで対応すること。これは相当大きな仕事になると思うが、これからしっかりとやっていかないとどんどん老朽化は進んでいくので、全国共通の課題としてやっていく。その中で九都県市から発信していくのは意義がある」
25/10/31(金)18:14
去年9月に横須賀市で起きたアメリカ兵による交通事故で男性が死亡した事件をめぐり、遺族が損害賠償を求める訴えを起こしました。
被害男性の妹「このような気持ちにもう誰にもなってほしくありません」この事件は去年9月、当時、アメリカ海軍横須賀基地所属の兵士の男性が、横須賀市小川町の国道で、右折禁止の交差点を車で右折した際に対向車線を直進してきたバイクと衝突し、運転していた市内に住む当時22歳の伊藤翼さんを死亡させたとして、ことし5月、横浜地裁横須賀支部が執行猶予付きの有罪判決を言い渡したものです。
アメリカ兵の男性は、判決後いまも公判で約束した遺族への損害賠償を果たさず、転勤でアメリカに帰国したということです。
10月31日、伊藤翼さんの両親と妹の3人が、アメリカ兵の男性と国などに対し、あわせておよそ1億円あまりの損害賠償を求めて横浜地裁に提訴しました。
国に対しては、日米地位協定に基づき、「アメリカ兵に対する教育監督義務を怠ったことは日本に賠償の責任がある」と訴えています。
会見には伊藤翼さんの母親と妹が出席し、制度の改善を訴えました。
伊藤翼さんの母親「制度を見直して、改善してもらいたいと思い、訴えを起こした。そして事故を起こした米軍人には、自分の言葉の通り一生その責任を背負い、賠償を果たしてほしいと思っている」
25/10/31(金)13:15
横浜市はことし7月から8月の平均気温が29度を超え、記録的猛暑だったことを発表しました。
横浜市環境科学研究所によりますと、ことし7月から8月まで市内36地点で観測した平均気温は29.1度で、過去最高を記録した去年の29.2度並みに高い気温になったということです。
平均気温が最も高かったのは、港北区新吉田東の29.9度で最低は港南区港南台の28.2度でした。
また、夜間の最低気温が25度以上の熱帯夜が最も多かったのは、鶴見区生麦と磯子区杉田などの59日で、これは観測を開始した2004年以来、過去最多日数だということです。
市環境科学研究所は、沿岸部を中心に気温上昇の傾向がみられるとし、「これだけ暑い環境になっているので、暑さをしのぐライフスタイルを確立してほしい」と呼びかけています。
25/10/31(金)13:14
相模原市立博物館で30日、人気ゲームのキャラクターを通して宇宙の謎を楽しく学べる「ポケモン天文台」のオープニングセレモニーが行われました。
この企画展は自然科学研究機構国立天文台と株式会社ポケモンが連携し全国の博物館を巡回して行われるもので、相模原市が国内で初めての開催になります。
展示室は、宇宙にまつわるポケモンたちの模型が展示され、地球から宇宙へ、そして隕石とともに地球に帰ってくる構成になっています。
式典では(株)ポケモンの石原恒和社長が「宇宙とポケモンの共通点を生かして子どもたちに未知なるものを探求するワクワクを感じてほしい」などとあいさつしました。
その後、会場にピカチュウが登場し相模原市の本村賢太郎市長らとテープカットを行いました。
(相模原市 本村市長)「これを見た子どもが将来国立天文台で働きたいとか宇宙飛行士やポケモンになってみたいとかいろいろ夢が膨らむと思う。
ぜひ多くの人に相模原に来場してほしい」「ポケモン天文台」は11月1日から来年1月12日まで相模原市立博物館で開かれ、混雑が予想される初日から3日間は事前予約が必要だということです。