25/8/31(日)19:53
8月30日、横浜市金沢区の県道で男性が車にひかれて死亡した事故。男性は、この事故の数秒前、同じ交差点でひき逃げされていたことがわかりました。県警は、ひき逃げの疑いで、タクシー運転手の男(60)を逮捕しました。
ひき逃げの疑いで逮捕されたのは、藤沢市辻堂東海岸のタクシー運転手の男(60)です。
県警によりますと、男は、30日午前4時過ぎ、横浜市金沢区六浦の県道でタクシーを運転し、歩いていた近くに住む男性(85)をはねてそのまま逃げた疑いが持たれています。
男性はその直後、横断歩道上に横たわったところを別の車にはねられ、病院に搬送されましたが死亡しました。
県警は、2件目の事故で車を運転していた別の容疑者(58)を現行犯逮捕していました。
その後の捜査で、防犯カメラやドライブレコーダーの映像などから1件目の事故を確認し、31日午後、男を逮捕しました。
男は当時、タクシーの営業で運転していて、乗客を乗せていたかどうかはわかっていません。
県警の調べに対し、「確かにそこを通りましたが、車を人にぶつけた認識はありません」と容疑を否認しているということです。
県警は、男の容疑を過失運転致死とひき逃げに切り替えて、当時の状況を詳しく調べています。
25/8/31(日)18:12
8月30日夜、横浜市中区野毛町で建物4棟が焼けた火事。ケガをした人はいませんでしたが、週末の繁華街は一時騒然となりました。
県警や消防によりますと、8月30日午後9時頃、横浜市中区野毛町で、通行人から「建物から火が出ている」と119番通報がありました。
この火事で、火元の木造2階建ての元ふぐ料理店と、隣接する元飲食店の空き家など合わせて3棟を全焼し、さらに3階建てのビルの一部を焼き、午後11時半頃に消し止められました。
この火事によるケガ人はいませんでしたが、飲食店などが立ち並ぶ繁華街は煙が充満するなど騒然となりました。
25/8/31(日)18:11
9月1日の防災の日を前に、川崎市では総合防災訓練が行われ、トイレ対策などが重点的に確認されました。
訓練には、市民や自主防災組織、関係機関などからおよそ500人が参加しました。
このうち、避難所の開設や運営の訓練では、まず、下水道の破損や水洗トイレが使えるかなどが確認されました。
トイレの対策は、去年元日の能登半島地震の際にも避難所生活を大きく左右する課題に挙げられ、運営側にも利用側にも理解を深めてもらう狙いがあります。
参加者は、携帯トイレやビニール袋を使った簡易トイレを作り、避難時の対策に取り組んでいました。
参加者「1回分がコンパクトになるのが分かったので、3日分用意しなければと思った」川崎市危機管理本部・小田裕士訓練担当課長「災害時にトイレが使えなくなったらどうしたらいいかという声がすごく多い。トイレ対策は、こういうことをやっていかなくてはいけないと、しっかり知ってもらおうと重点的に取り組んだ」