24/7/24(水)19:50
入札が不調で3年以上空きが続いている神奈川県庁東庁舎のレストランスペースについて、4度目の募集で事業者が決定したことがわかりました。
決定した事業者は兵庫県西宮市に本社を置き、伊勢海老料理のレストランなどを展開する「中納言」で、決定額は年間の賃料が約1062万円、15年契約で計1億5939万円となっています。
2021年に建て替えられた県庁東庁舎の12階にあるこのレストランスペースは広さ約377平方メートルで、横浜港を一望でき富士山を望むことができる眺望が売りのひとつでしたが、事業者との契約がまとまらず。
3回目の募集では入札額を半額ほどまで引き下げたものの、入札をした事業者はありませんでした。
今回は条件面で初期投資の負担を軽減するため、防火シャッターや空調・換気設備の設置費用を県が負担するほか、年間賃料を約1188万円から約1059万円に減額し、これまで原則・年中無休としていた定休日の要件を緩和しました。
今後は事業者が店舗設置工事を行った後に開業を予定していて、現時点で時期は未定だということです。
24/7/24(水)19:06
平塚市でことし9月から開始の中学校完全給食に向けて、新たな学校給食センターが完成し、24日、初公開されました。
新たな学校給食センターは市内の中学校15校と合わせ小学校21校の給食を配送する「共同調理場方式」で運営するため、平塚市田村に開設されました。
施設は、広さがおよそ1万6000平方メートルで提供量は川崎市の施設と並び県内最大級の1日1万5000食を予定しています。
一階の調理エリアにある「和え物室」では、食材を加熱したあとに10度以下に急速冷却できる設備を導入するなど衛生管理面に配慮しています。
また、2階では料理教室が開催できたり1階の調理エリアを見学できたりするほか汁物を作る釜を展示するなどして、食育の推進を目指しています。
落合克宏市長「中学生というのは育ち盛りですし、栄養価の高いしっかりとした食事を昼食でとってもらうことは子ども子育ての力になっているんですね。
将来に向けて、大きく言えばこの平塚市を支えてもらう子どもたちの大きな力になるという風に思っているのでその辺の効果を期待しています。」中学校完全給食は、9月2日から市内の中学校15校で開始されます。
24/7/24(水)19:03
全国高校野球選手権神奈川大会の決勝が24日、横浜スタジアムで行われ、東海大相模が横浜を破り5年ぶり12回目の優勝を果たしました。
2年ぶりに決勝での顔合わせとなった、横浜と東海大相模。
1回に先制した横浜は、3回に3番椎木!低めの球をライトスタンドへ運び追加点をあげます。
一方、東海大相模は4回に一点を返し続く5回には4番金本!ライトスタンドへのホームランで試合を振り出しに戻します。
しかし横浜も意地を見せます。
6回、1年生の小野がランナー2人を返すタイムリーヒットで再び突き放します。
粘る東海大相模は8回、1番三浦のセンターへのヒットで同点にすると、満塁のチャンスで3番中村!タイムリーツーベースヒットで2点を追加しこの試合初めて逆転に成功。
東海大相模が5年ぶり12回目の優勝を果たし、夏の甲子園への切符をつかみました。
東海大相模木村海達主将「絶対に甲子園に行こうって3年生で話しあってきてここでその結果が掴めたのでよかったもう一度日本一のあの旗を持って帰ってきたい」
24/7/24(水)18:58
みなとみらいを運行するロープウエー「ヨコハマ・エア・キャビン」が開業から乗客500万人に達し、記念のセレモニーが開かれました。
500万人目の乗客となったのは、夏休みの思い出作りにと相模原市から訪れた平野友麻さんと母・綾恵さんの親子。
運営会社から記念品として、花束と10万円分の旅行券が贈られました。
平野 友麻さん(8)「びっくりしている」母 綾恵さん「お水を直前に飲んで前のお客さんと順番が変わっちゃったら500万人目になったのですごくラッキーだった)」「ヨコハマ・エア・キャビン」は、桜木町駅前から赤レンガ倉庫などがあるエリアを結ぶ、国内初の「都市型循環式ロープウエー」として2021年4月に開業。
コロナ禍もあり、年間200万人の当初目標には届いていないものの、港町の景色を空中から一望できる観光施設として人気を集めてきました。
ヨコハマエアキャビン事業所舩田昌宏所長「先行き不透明の中の船出だったが徐々に増えてきたので我々も今後とも頑張りたい」
24/7/24(水)12:14
7月27日に開幕するパリオリンピックのビーチバレーボール日本代表・石井美樹選手が、大会を前に地元・藤沢市で意気込みを語りました。
神奈川県藤沢市出身の石井選手は、バレーボールの強豪大和南高校を卒業後、国内の実業団チームを経て2021年にビーチバレーボール日本代表として東京オリンピックに出場。
6月行われたアジア大陸予選では、ペアの長谷川暁子選手とともにチームを優勝へ導き、2大会連続となるオリンピック出場を掴みとりました。
公式服を身にまとった石井選手は「日々成長メダル」と書いたボールを鈴木恒夫市長に手渡し、「メダルの色は金」と意気込みを語りました。
鈴木市長は「市民のみんなが期待している。
プレッシャーに負けることなくメダルを獲って帰ってきてほしい」とエールを贈りました。
パリオリンピックビーチバレーボール日本代表石井美樹選手「決勝トーナメントに行ってベスト4に入ってメダルを獲れるように3年間やってきたので、チームとして1球1球全力で戦っていきたい。」石井選手は、7月28日にブラジルペアを相手に初戦を迎えます。
24/7/24(水)11:05
23日午前相模原市の北里大学病院で女性が夫に切りつけられケガをした事件で神奈川県警は48歳の夫を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
殺人未遂の疑いで逮捕された無職の藤沢晃容疑者(48)は、23日午前、相模原市南区の北里大学病院で、通院していた妻の左腕を包丁のようなもので切りつけ殺害しようとした疑いが持たれています。
妻は全治1週間の軽傷です。
藤沢容疑者は現場から車で逃走していましたが約1時間後、相模原市内で県警の追跡を受けていた際に、反対車線にはみ出し走行したとして、道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕されていていました。
その後の捜査で藤沢容疑者が事件に関与した疑いが強まったとして殺人未遂の疑いで逮捕したということです。
妻は「夫に待ち伏せされて切られた」といった趣旨の説明をしていて、調べに対し藤沢容疑者は「包丁で妻を切りつけたが、殺そうとは思っていない」と容疑を一部否認しているということです。
県警は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて事件の詳しい経緯を調べています。