25/12/25(木)16:57
川崎大師の大本堂では、新年を迎える準備、「すす払い」が行われました。
川崎大師では、毎年この時期に本尊がまつられている大本堂で、清らかな気持ちで新年を迎えるための伝統行事「すす払い」が行われています。
25日は、僧侶およそ30人が長さおよそ5メートルの竹笹を使って大本堂の天井やすだれ、吊り灯ろうなどに溜まった1年分のすすやほこりを丁寧に払っていました。
川崎大師 僧侶 小勝将裕さん「『すす払い』は1年間のすすを払って堂を清める行事であると同時に、新年の装いを整えて信徒を迎えるための行事。
『すす払い』を行って清らかになった堂にぜひみなさんがそろって初詣に来てもらい、清々しい気持ちで新年を迎えてもらえたら」川崎大師の初詣は全国有数の参拝者の多さで知られ、特に三が日は混雑が見込まれています。
25/12/25(木)16:47
川崎市は、ことし2月に酒気帯び運転で物損事故を起こし、罰金の略式命令を受けた交通局の男性係長を、25日付で懲戒免職処分にしました。
懲戒免職になったのは、川崎市交通局に勤務する事務職員の男性係長です。
市によりますと、男性係長はことし2月、仕事終わりに川崎区内のビアバーに立ち寄り、およそ2時間、1人でビール中ジョッキ4杯を飲みました。
そのまま近くの駐車場に停めていた車を運転し、区内の自宅に帰宅する途中、街路樹に衝突する事故を起こしましたが、警察に通報しなかったということです。
事故の後すぐに男性係長の自宅に警察官が駆けつけ、呼気検査をしたところ基準値を超えるアルコールが検出されたとして、7月、酒気帯び運転などの罪で川崎簡易裁判所から罰金55万円の略式命令を受けました。
男性係長は「酒が飲みたくなった」と話し、警察へ通報しなかった理由については、「気が動転してどうしていいか分からなくなった」と説明しているということです。
市交通局の水澤邦紀局長は、「交通事業に携わる者としてあってはならない行為であり、市民の皆様やお客様の信頼を損なう状況になりましたことを、心よりおわび申し上げます」とコメントを発表しました。
25/12/25(木)15:38
横浜市旭区にある神奈川県立がんセンターは、がん治療後の経過観察をしていた70代の男性の再発の所見を見落とし、治療の開始時期が遅れる「医療事故」があったとして、会見を開きました。
県立がんセンターによりますと、男性は2016年と2020年にそれぞれ別のがんの治療をして以来、6カ月ごとに経過観察のための検査を受けていたということです。
去年3月のCT検査でも「再発なし」として経過観察が続けられていましたが、ことし6月に体調の変化などがあったため、前年のCT画像を見直したところ、肺に小さな丸い影が見つかりました。
男性はその後、肺がんと診断され、現在センターで治療を受けています。
センターは、放射線診断医による「見落とし」を認めたうえで、治療の開始時期が遅れたことを男性や家族に謝罪したということです。
県立がんセンター 酒井リカ病院長「家族らは診断が1年以上遅れたことに、非常に精神的な不安を感じている。
心からおわびするとともに、病院として患者・家族に寄り添って全力をあげて治療を継続する」センターは、再発防止に向け、AIの導入を含めた複数の医師によるチェック体制の強化などを行っていくとしています。
25/12/25(木)14:56
25日未明、横浜市鶴見区の環状2号線で、乗用車が横断歩道を渡っていた33歳の女性をはねて逃走するひき逃げ事件がありました。県警が逃走した車の行方を追っています。
神奈川県警によりますと、25日午前5時半頃、横浜市鶴見区梶山の信号機のある交差点で、直進の乗用車が横断歩道を歩いて渡っていた近くに住む33歳の女性をはねて逃走しました。
女性は意識がない状態で病院に搬送され、その後死亡が確認されました。
乗用車はセダンタイプで、川崎方面に逃走したということで、県警がひき逃げ事件として付近の防犯カメラの確認や目撃者に話を聞くなどして車の行方を追っています。
現場は、横浜市の中央部を南北に通る環状2号線で、JR鶴見駅から北西におよそ2.5キロの場所です。
25/12/25(木)14:30
25日未明、横浜市旭区の国道の交差点で、横断歩道を自転車で渡っていた高齢女性が、直進していたトラックにはねられ死亡する事故がありました。
神奈川県警によりますと、事故があったのは横浜市旭区上川井町の信号機のある交差点で、25日午前0時頃、自転車で横断歩道を渡っていた71歳の女性が、直進していたトラックにはねられました。
女性は頭から血を流し、意識がない状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
県警は、トラックを運転していた東京都の会社員の男を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
男は容疑を認めているということです。
県警は、容疑を過失運転致死に切り替え、事故の原因を詳しく調べています。
現場は、東名高速道路、横浜町田IC近くの国道16号線です。
25/12/25(木)13:52
女子高校生を盗撮した容疑です。神奈川県警が、40代の弁護士ら男性4人を性的姿態撮影処罰法違反などの疑いで任意で捜査していることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。
現場の横浜市営地下鉄ブルーライン、片倉町駅では、女子高校生が狙われる盗撮被害が相次ぎ、県警が警戒を強化していました。
県警によりますと、2025年1月から11月までに、片倉町駅では特定の県立高校の女子生徒が狙われる盗撮被害が13件確認されていました。
こうした被害を受け、県警は、12月に入ってから、朝の通学時間帯を中心に駅での警戒を強化。
捜査関係者によりますと、12月1日~22日までに、40代の弁護士の男性と20代から30代の会社員の男性3人の、あわせて4人を確保したということです。
このうち40代の弁護士は、22日朝、駅のエスカレーターで、女子高校生のスカート内をスマートフォンで動画撮影しようとしたとして、性的姿態撮影処罰法違反の疑いで任意の調べを受けていて、調べに対し容疑を認めているということです。
また、20代から30代の会社員3人についても、性的姿態撮影処罰法違反などの疑いで任意の捜査が進められていて、「この高校の制服がかわいかったから撮りにきた」などと説明し、いずれも容疑を認めているということです。
県警は、来年にもこの4人について書類送検する方針です。
25/12/25(木)04:17
25日夜、横浜市中区の雑居ビルの非常階段で、ほぼ全裸の状態の男性の遺体が見つかりました。神奈川県警が事件と事故の両面で調べを進めています。
県警によりますと横浜市中区長者町の雑居ビルで25日午後9時45分頃、「全裸の男が倒れている」などと110番通報がありました。
ビルの店舗にメンテナンスに訪れた業者がビル3階の非常階段の廊下部分で、ほぼ全裸の状態で仰向けに倒れている男性の遺体を発見。
遺体の右の腹部には打撲痕があったということです。
県警は遺体の身元や死因の特定を進めるとともに、事件と事故の両面で調べを進めています。
現場は横浜市営地下鉄・「伊勢佐木長者町駅」から北西に約500メートル先の繁華街にある、飲食店などが多く入るビルです。