25/12/17(水)19:40
5年前、横浜市金沢区の旧アメリカ軍の施設跡地で男性作業員が重機ごと転落し死亡した事故。神奈川県警が横浜市の当時の担当課長と職員の2人を17日付けで書類送検したことが捜査関係者への取材でわかりました。
この事故は2020年8月、横浜市金沢区にある旧アメリカ軍の小柴貯油施設の跡地で工事に当たっていた男性作業員(当時62歳)が、乗っていた重機ごと地下タンクに転落し死亡したものです。
捜査関係者によりますと、タンクの存在を知らせていなかったとして、県警が横浜市の当時の担当課長と職員のあわせて2人を17日付けで業務上過失致死の疑いで書類送検したということです。
一方、職員の書類送検を受け横浜市は、「今回の書類送検の事態を重く受け止めている。
検察への捜査にも全面的に協力し、進捗を見守ります」とコメントしています。
25/12/17(水)17:41
ことし8月、平塚市立中学校の部活動中に女子生徒が海で溺れ死亡した事故をめぐり、市教育委員会が事故のいきさつを説明しました。
この事故は、ことし8月、平塚市高浜台の湘南ベルマーレひらつかビーチパーク海水浴場で、市立中学校の陸上部での活動中に、複数の女子生徒が沖へ流され、1年生の女子生徒1人が死亡したものです。
当時、市立中学校の陸上部は砂浜で練習していて、体を冷やす目的で、顧問の許可のもと、生徒14人が練習着を着たまま遊泳などをしていました。
17日の会見で市教育委員会は、顧問の教諭は、海に入る活動について事前に校長に報告しておらず、学校として当日の活動内容を十分に把握していなかったと説明しました。
校長や顧問の危機管理に対する意識が不十分であったことを事故の要因とし、再発防止策を述べました。
平塚市教育委員会 教育指導課 斗澤正幸担当課長「各学校の安全管理体制を再構築するとともに、管理職からの指導、助言が適切に行われるよう、周知を図ってまいりたいというふうに考えております」
25/12/17(水)17:40
飯泉観音の名で知られる小田原市の勝福寺で、関東で一番早い「だるま市」が始まりました。
掛け声「よいよいよい、よいよいよい、よいよいよいよい」400年以上続く飯泉観音だるま市は、「七転び八起き」で縁起がいいとして、毎年12月17日と18日の2日間、関東で一番早く開かれているものです。
17日は、110軒の出店が立ち並ぶなか、それぞれのお店でだるまを購入した人に威勢のいい声がかけられ、境内はにぎわっていました。
買っただるまの目には、家の中を明るくしようと「太陽の光」という意味の梵字が書かれました。
このだるま市を50年以上見守ってきた住職の峯孝雅さんは、「景気が良い年はそれでよく、景気が悪い年もこのだるま市でよくなっていく」と話していました。
だるまを買った人「景気ものだと思っているから、あの声を聞かないとだるま市に来た感じが出ない」「来年もいい年になるように。
温かい家庭にしていきたい」飯泉観音だるま市は18日も開かれます。
25/12/17(水)17:39
藤沢市は、来年4月から市立小学校全35校の児童を対象に、位置情報を活用した登下校見守りサービスを開始します。
藤沢市では、子どもの安全についてこれまで地域ボランティアやスクールガードリーダーの配置などを進めて対応していましたが、担い手不足や時間的な制約といった課題が挙げられていました。
これを受けて市は、IoT技術を活用した見守りサービスを展開するotta、チェンジホールディングスの民間企業2社と登下校時の児童の安全確保に向けた協定を締結。
来年4月からottaが提供する見守り端末を市立小学校全35校の児童で希望者全員に無償で配布するということです。
児童が市内各所に設置された見守りスポットを通過すると位置情報が記録されるため、児童の居場所が不明になった時には警察による捜索の助けにもなるということです。
市は、ボランティアなどによる地域の「人の目」と、「デジタル技術」が融合した新しい見守りの形を創出し、「安心して通えるまち・藤沢」の実現を目指すとしています。
25/12/17(水)17:38
プロ野球横浜DeNAベイスターズの選手2人が、横浜市内の高校で交通安全教室に参加し、自転車に乗る時にヘルメットを着用する大切さを訴えました。
市立横浜商業高校の生徒およそ80人が参加した交通安全教室に登場したのは、ベイスターズの佐野恵太選手と山本祐大選手です。
教室は、自転車を利用する際にヘルメットを着用してもらおうと、横浜市と三井住友海上火災保険が連携し、南警察署などと開催。
佐野選手と山本選手は、ヘルメットの安全性を豆腐を使って確かめました。
豆腐を使って実験した生徒「ヘルメットのおかげで豆腐が助けられました」オージーケーカブト「自転車のヘルメットが衝撃を吸収してくれて、豆腐を守ってくれています」また、生徒たちは、「自転車は車の仲間で車道通行が原則」という交通ルールを確認していました。
山本選手が最後に、野球での経験を交えてヘルメットの重要性を訴えました。
横浜DeNAベイスターズ 山本祐大選手「僕も以前、デッドボールが頭に当たったことがあったが、その時にヘルメットをしっかり被っていて、割れた。
その衝撃で脳の後遺症はなく、縫うだけで済んだが、その時にヘルメットの大切さを感じた」
25/12/17(水)17:36
コメ価格の高止まりが続くなか、川崎信用金庫から市内の子ども食堂に100キロのコメが贈られました。
川崎信用金庫本店で行われた寄贈式には、川崎区と幸区の子ども食堂の代表らが出席。
この春、入行したかわしんの新入職員から県のブランド米「はるみ」100キロが贈られました。
このコメは、ことし6月に57人の新入職員が、麻生区の田んぼで1本1本丁寧に苗植えしたもの。
かわしんでは毎年、SDGsの一環として地域の子どもたちに貢献する活動を企画していますが、「農業研修」は初めての試みだということです。
式のあとには、収穫したコメの一部がおにぎりでふるまわれ、一粒一粒味わいながら交流を深めていました。
幸区の子ども食堂運営法人 木村満里子副理事長「とてもおいしかった。コメを食べて子どもたちの心が育まれてほしいと思うので、本当にすばらしい活動」川崎信用金庫 新入職員 大箭咲空さん「私自身田植えをするのが初めてだった。おいしく出来上がりますようにという思いを込めて田植えをした。
おいしく楽しく食べていただけたらいいな」寄贈されたコメは、市内7つの子ども食堂に配布されます。
農林水産省によりますと、スーパーでのコメの販売価格は、秋以降、5キロ当たり4000円台で推移し、高止まりが続いています。
25/12/17(水)11:58
神奈川県内で発生している特殊詐欺の情報です。
神奈川県警によりますと、これまでに横浜市鶴見区駒岡南区六ツ川逗子市山の根で詐欺の電話がかかってきています。
内容は、カード会社をかたって「あなたのカードが海外で使われています」や警察官をかたって「料金の未納があります」などです。
その電話は詐欺です。
すぐに電話を切り、警察に連絡してください。
25/12/17(水)10:35
神奈川県藤沢市は16日、HPVワクチン予防接種の案内はがきを、すでに接種が完了しているおよそ1400人に対し誤って送付していたと発表しました。
藤沢市によりますと、HPVワクチンが不足したことが原因で接種が受けられなかった人を対象に行われている公費による接種の期限が来年3月末までとなっていることから、市は必要な3回の接種を完了していないなど、対象となる人に向けて12月3日に予防接種の案内はがきを送付しました。
しかし、5日以降に問い合わせが相次いだことを受け市が調査したところ、はがきが送られた3065人のなかに、すでに接種が完了している1441人も含まれていたことが判明したということです。
市によりますとはがきを送る対象者データの抽出条件に誤りがあったことが原因で、医療機関に対し接種履歴の確認徹底の依頼や案内を送る必要がなかった人に個別に通知するなどして対応したということです。
市は抽出条件の設定やデータ内容を複数の職員で確認することを徹底し、再発防止に努めるとしています。
25/12/17(水)10:33
16日の夕方、神奈川県平塚市で横断歩道を歩行中の男性が車にはねられ重傷を負う事故があり、車を運転していた67歳の女が現行犯逮捕されました。
神奈川県警によりますと事故があったのは平塚市明石町の信号機のない交差点で16日の午後6時過ぎ、横断歩道を渡っていた男性が67歳の女が運転する車にはねられました。
男性は救急搬送され命に別状はないとみられていますが、重傷だということです。
県警は女を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕していて、女は容疑を認めているということです。
県警は事故の原因を詳しく調べるとともに男性の身元の特定を急いでいます。