- 第1話
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【第1話】
独り立ち宣言:
33歳バツイチ、一人暮らし3年目のイ・スギョン。彼女の趣味はグルメブログのチェックと美味しいゴハンの食べ歩き。気ままなシングルライフを謳歌しているものの、大皿で出される料理を目の前に取り分ける相手もなく、少し寂しい気持ちを感じていた。ある日、スギョンの隣の部屋に明るい女の子ユン・ジニが引っ越してきた。一方、もう一人の隣人ク・デヨンは、口を開けば嘘ばかりの怪しい男で…。
【第2話】
汝の隣人を知れ:
教えたことのない自分の名前を呼び、あっという間にジニと親しくなっている正体不明のデヨンに、スギョンは混乱していた。デヨンの正体を探ろうとジニに聞いてみたものの、すっかりデヨンの魅力に心を奪われているジニ。世間知らずで人懐っこいジニに、普段はクールなスギョンもすっかりペースを乱されてしまう。そんなジニの友人がギャラリーをオープンすると聞いたデヨンは…。
【第3話】
1人でいたい みんな出ていって:
大親友のパク・ギョンミが夫婦喧嘩を理由にスギョンの部屋に押しかけてきた。録り溜めていたドラマを観ようとしていたスギョンは、一人の時間を邪魔され不満顔。ある日、スギョンの務める法律事務所に同窓会の知らせが2通届く。宛名は代表弁護士のキム・ハンムンとスギョン。2人が同じ大学だったことを知ったオ・ドヨン弁護士は、以前から知り合いだったのかハンムンに問いかけるが…。
【第4話】
応答せよ 周りの人たち:
気楽で自由なだけに危険も多い一人暮らし。スギョン達の住むマンションの近くで起こる、女性を狙った通り魔事件が世間を賑わせていた。その頃、ジニの身のまわりでも不可解な現象が起こる。何もないところを見て吠えるバラに、勝手に動き出すカップやインターフォン。ジニの恐怖心は次第に増していく。一方、ハンムンは、スギョンと食事をしながら彼女への復讐を決意した過去を思い返し…。
【第5話】
ドン・ウォーリー ドン・クライ:
ある日突然、空から1億ウォンが舞い降りてきたデヨン。自分も知らないうちに、昔の顧客が死亡保険金の受取人にデヨンを指名していたのだ。しかし、デヨンはこのことで“保険金詐欺師”と悪口まで言われるようになってしまう。デヨンを疑うのをやめて、温かく人間的な姿に目を向けようとしていたスギョンだったが、その夜、デヨンを再び疑う衝撃的な証拠を見つけてしまい…。
【第6話】
高慢と偏見:
804号室で亡くなった女性の保険金の受取人までもデヨンになっていた。それを見たスギョンは、ますますデヨンを疑うようになる。その夜、バラの散歩へ出掛けたスギョンは、通り魔事件の犯行現場を偶然目撃。犯人がデヨンにそっくりだったことを警察に通報するスギョン。デヨンは警察に捕まり、スギョンは彼が犯人に間違いないと怯える。さらに、1億ウォンをめぐる攻防までも勃発し…。
【第7話】
人生は1人で食べる夕飯のごとし:
デヨンを暴行犯として通報した後、その代償で一人ぼっちになるスギョン。デヨンと顔を合わせないように、彼を避けるのに忙しい。軽率だった自分の行為を反省し、自己嫌悪に陥ったスギョンは、酔った勢いでデヨンに本音を打ち明ける。みんながスギョンを冷たい目で見る中、表面上は冷たく接していてもスギョンを心配していたハンムンは、スギョンとデヨンの衝撃的な場面を目撃してしまい…。
【第8話】
やめて初めて分かること:
デヨンにおんぶされたスギョンを見た上に、朝一緒に出勤する姿まで見てしまったハンムン。怒りが爆発したハンムンは、スギョンにさらに冷たく当たる。耐えかねたスギョンは、ついに会社に辞職願を提出。突然訪ねてきた母親のせいで自宅にも帰れないスギョンは、街をさまよっていたところデヨンに会う。スギョンが会社を辞めたことを知ったデヨンは、憂鬱な気分の彼女を温かくなぐさめ…。
【第9話】
マンマ・ミーア:
会社を辞めてからというもの、将来を考えると不安でため息しか出てこないスギョン。そこに、何かにつけて「結婚しなさい」と言ってくる母親に半日も耐えられず、母娘は大ゲンカをしてしまう。娘とケンカをして家を出てきたスギョンの母は、隣人のデヨンの部屋にお邪魔することに。一方、ハンムンは、デヨンの紹介で知り合った女性とデートをするうちに、スギョンへの本当の気持ちに気付き…。
【第10話】
花よりブログ:
スギョンへの復讐心が実は恋だったということにようやく気付いたハンムン。スギョンを会社に呼び戻したハンムンは、正月を一人で過ごすであろうスギョンとの甘いデートを計画していた。静かになったファンシルマンションで、ジニは知らない人に追われる。得体の知れない恐怖に駆られ助けを求めるが、彼女の声は誰にも届かなかった。そんな中、デヨンが夢に見た“ブログの人”だと知ったスギョンは…。
【第11話】
今 恋せざる者 全員有罪:
スギョンに恋する自分の気持ちに正直になろうと決めたハンムン。冷や汗を流してまでスギョンの趣向に合わせようと奮闘するが、いざスギョンの胸を躍らせるのは、他でもなくデヨンだった。スギョンはドキドキする自分の気持ちを“ファンの気持ち”と結論付ける。ドヨンと顔を合わせたジニは、デヨンをめぐり女同士の神経戦を繰り広げる。ある日、スギョンの家の前には謎の足跡が残されていて…。
【第12話】
甘くほろ苦い恋の味:
やっとデヨンへの自分の気持ちに気付いたスギョン。しかし、バツイチで34歳になったスギョンにとって、恋はほろ苦いものだった。季節はバレンタインデーを迎え、スギョンにかっこよく告白しようと決めたハンムン。しかし、これまでスギョンに隠してきた犬恐怖症がばれる危機にさらされ大ピンチ。一方、デヨンへの告白を決意したジニとドヨンは、火花散る告白合戦を繰り広げるのだった…。
【第13話】
私だけを見ていた男:
長きに渡る片思いの末、ついにスギョンに告白したハンムン。彼は胸を焦がしながらスギョンの答えを待つことに。このまま孤独なお一人様から脱出するのか、デヨンへの密かな思いを胸に悩むスギョン。そんなスギョンのもとに、以前助けた暴行事件の被害者の兄から連絡が入る。一方、ジニは、アメリカにいる母親から届いた宅配便に、何者かが荷物を開けた痕跡があるのを見つけ…。
【第14話】
彼女が消えた:
スギョンを呼び出した相手が、暴行事件の被害者の兄ではないことを知ったデヨン。いくら電話をしても出ないスギョンに、デヨンは不吉な予感がする。ハンムンは、自分がスギョンを危ない目に合わせたような罪悪感に気落ちする。スギョンとデヨンが無事に帰ってくることだけを一途に願っていたジニは、2人を驚かそうとプレゼントを手に外に出る。しかし、そこで衝撃的な場面を目の当たりにして…。
【第15話】
あなたの沈黙:
キスについて何も言わないデヨンの姿に混乱するスギョン。そんなスギョンの気持ちも知らないで、彼女が自分とのキスをなかったことにしようとしていると誤解するデヨン。2人のキスを目撃し衝撃を受けたジニは、実の姉のように思い慕ったスギョンの行為にひどく裏切られた気持ちになる。スギョンに交際を断られたハンムンは、挫折もつかの間、もう一度元気を出して最善を尽くすことを決めるが…。
【第16話】
それでもゴハン行こうよ:
ジニの父親が建てたビルの屋上で、正体を現したヒョン・グァンソク。ジニは衝撃と恐怖に怯えた姿を最後に、行方をくらましてしまう。何日も帰ってこないジニを捜していたデヨンは、ジニと仲良くしていたグァンソクを捜し歩いていた。一方、スギョンを捜していたハンムンは、偶然スギョンとデヨンが仲良く手をつないでいる姿を見て、彼女が話していた好きな人がデヨンであると直感する…。