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刺客請負人2

刺客請負人2

刺客請負人2

放送時間

毎週土曜 12:00~

番組内容

「人間の証明」等の作家・森村誠一の連作短編時代小説「刺客請負人2」のドラマ化。 時は赤穂浪士討ち入り事件後の頃。浪人松葉刑部は行雲流剣術の使い手だが、日頃は大道芸で暮らしを立てていた。そこに目を付けたのが、江戸の裏社会で「助っ人屋」を取り仕切る徳松。徳松は刑部に、金を貰って人を殺す、刺客仕事を依頼する。ところが武士の魂を捨てきれない刑部は、一度は請けたはずの仕事でも、依頼先に「義」がないとわかれば、相手方に寝返ることさえ許さない男だった。


各話紹介
  • 第1話
  • 第2話
  • 第3話
  • 第4話
  • 第5話
  • 第6話
  • 第7話
  • 第8話
  • 第9話
  • 第10話
  • 第11話
(第1回)< 第1話:孤臣、再び (前編)>
刺客稼業から足を洗った刑部はある日、数人の男に襲われていた侍・右京介を助ける。右京介は刑部が主従関係を結んだ吉松藩の菊姫の婿候補だった。が、吉松藩江戸家老の源五兵衛によると旗本の三男・隼人が婿候補に浮上し、藩の重臣たちも対立しているという。刑部は放っておけず、“助っ人屋”の徳松に隼人のことを調べさせる。
(第2回)< 第1話:孤臣、再び (後編)>
右京介を菊姫の婿候補から外すため画策する旗本の三男・隼人から守るために、徳松と刑部は隼人を押し込みの罠にはめ、奉行所に捕わせた。その後、刑部は主犯格が吉松藩家老・源五兵衛の仕業と見抜き、取り押さえた。すべての憂いが無くなった今、刑部は菊姫の家臣をやめ、去って行く事に。
(第3回)< 第2話:大奥からの刺客 >
美形の男児ばかりを狙った辻斬り“源氏斬り”が出没。刑部は徳松から、しょうゆ問屋・鍵屋清右衛門の美形で知られる一人息子・清吉の用心棒を依頼される。引き受けた刑部は習い事に追われる清吉に付き添う。清吉は刑部を邪魔者扱いするが、次第に絆を深めていく。そんな折、刑部はお吉から、手を引かなければ公儀を敵に回すと警告される。
(第4回)< 第3話:妻の武士道 >
刑部は徳松から、江戸で一番の名医と評判の良玄を付け狙う浪人・中沢を斬るよう依頼される。中沢は妻・琴枝を老中・堀に奪われ、2人を引き合わせた良玄を逆恨みしているらしい。引き受けた刑部は中沢の元を訪れるが、彼は重病に侵されており、程なく病死する。刑部は琴枝から、中沢が良玄を憎んでいた本当の理由を明かされる。
(第5回)< 第4話:吉原悲恋 (前編) >
徳松の元に、借金をめぐってもめている金貸しの縁台屋と有明藩の江戸次席家老・山沢の双方から、相手を殺してほしいとの依頼が届く。程なく、縁台屋と山沢が相次いで謎の一団に襲われる。山沢が襲われた所に通りかかり、割って入った刑部は、礼がしたいという山沢から屋敷へ招かれる。刑部はそこで、亡き妻と同じ名前の女性・ゆいと出会う。
(第6回)< 第4話:吉原悲恋 (後編) >
刑部は助けた女のゆいから好きな男がいたが、有明藩の殿様に手籠めにされ、身ごもったことを聞いた。裏で次席家老の山沢が、後継ぎのいない殿を案じて企てたことだった。愛するわが子を奪われたゆいに、闇法師が襲いかかる。一方、公儀も有明藩のおとり潰しを考え、天領地にともくろんでいた。
(第7回)< 第5話:狙われた軍用金 (前編)>
刑部は献残屋・鳴海屋の暗殺を依頼される。鳴海屋は赤穂藩士だったが、妻子を捨てて鳴海屋に婿入りしたという。暗殺の依頼主は捨てられた妻・お依里だった。刑部はお依里が待っていると鳴海屋を諭すが、鳴海屋は三くだり半を刑部に託す。刑部と徳松がお依里の住む長屋を訪れると、そこには大坂の問屋の隠居を名乗る庄之助がいた。お依里と息子は何者かに連れ去られたらしい。庄之助が赤穂の隠し軍用金を探していると知った徳松は強い興味を示す。
(第8回)< 第5話:狙われた軍用金 (後編)>
鳴海屋は大石内蔵助からある地図を守るように密命を受けていた。その地図は噂の隠し軍用金のありかを記した場所だと察した刑部たち。刑部は自らをえさにお依里を連れ去った人物を探そうと、徳松と庄之助とともにその地図に記された京の山科を目指す。しかし、隠し軍用金を手にしようと、多くの人間が刑部たちを襲う。
(第9回)< 第6話:闇の正体 >
「叩かれ屋」をする刑部は客の武士・藤崎と立ち合う。決着はつかず、2人は互いの腕を認め合って別れる。翌日、刑部は藤崎の妹・おしまから、藤崎が切腹したと聞く。越前新村藩士だった藤崎は江戸家老・酒井から妻・おみやを殿に差し出すよう命じられたものの、拒否したらしい。おしまは、藤崎が遺言で刑部に意趣返しを頼んだと明かす。
(第10回)< 第7話:抹殺指令 >
刑部の元に武家の隠居・半蔵の暗殺依頼が舞い込む。依頼主は呉服商の烏丸屋で、半蔵に脅されているらしい。が、半蔵は同心・伊十郎の育ての親と分かる。一方、お吉は闇法師の頭・嘉助から刑部の殺害を命じられる。
(第11回)< 第8話:明るい方へ >
刑部の元に女郎・お染からの殺害依頼が舞い込む。お染は20年前に父を殺して金を奪った男を江戸で見かけたらしい。その男とは嘉助だった。が、嘉助が過去の行いを悔いていると知った刑部は斬ることをためらう。程なく、お染が殺される。お染は血文字で刑部の名を書き残しており、刑部は追われる身となる。刑部は嘉助こそ闇法師だと悟り、怒りに燃える。
キャスト・スタッフ
スタッフ 制 作:松竹(株)
キー局:TX
監 督:石原 興・山下智彦 他
脚 本:金子成人・石原武龍 他
出演 村上弘明 若村麻由美 小沢真珠 中山忍 西村和彦 柄本明 永島敏行