デジタル3ch テレビ神奈川

放送時間

毎週土曜 12:00～

番組内容

北町奉行所与力の神谷右京は、悪人の罠によって半身不随の身体になってしまい職を辞すが、悪人退治の仕事を請け負う「下請け与力」となり、妻はなの押す手押し車に乗りながら江戸市中をかけまわって、悪の追求を続ける。
神谷右京……（中村敦夫）
元北町奉行所の与力。秋山左之介と並んで奉行所与力の竜虎とうたわれ人々に恐れられていた。 ある事件の渦中で、敵の卑劣な罠に落ち、生涯下半身不随の身体になってしまう。その彼を勇気づけ再び憎むべき悪のために立ち上がらせたのは、彼の妻・はなの優しい童女のような愛であった。不自由な身体のため、右京は奉行所与力をお役御免になる。そして役宅にも居られなくなる。江戸を離れた右京は、旅の間に的確無比の手裏剣技と必殺の鞭術を習得し、はなの押す手押し車に乗って再び江戸に戻ってくる。
神谷はな………（ジュディ・オング）
右京の妻。底抜けの明るさと童女のような無心の心の持ち主。事件の渦中で身ごもった子供を流産してしまう。それと同時に夫は下半身不随になってしまう。しかし、この不幸にもめげず、はなの右京に対する愛と性格は変わらない。以後、右京の足となり手押し車を押して、事件の中に飛び込んでゆくのである。右京とともに絶えず身の危険にさらされながらも、夫を信ずる心一筋に手押し車を押し続けてゆくはなである。夫婦車はまわる・・・。
秋山左之介……（前田　吟）
北町奉行所の与力。右京の竜と並んで、北町の虎と称される人物。右京とは考え方もやり方も正反対の人物であるが、二人は親友同士である。右京が不自由な身体になったあとも、妻の志津ともども、右京とはなを暖かく見守り続ける。右京に対する事件の依頼はすべて左之介を通して行われる。それが奉行所の意志か左之介の好意かは話によって異なる。
観念………（下条アトム）
江戸市中にある常念寺の僧。和尚の念海の言葉を借りると、「経のひとつも覚えられんくせに、大工仕事とおなごの扱いだけは一人前」という人物である。はなが右京を乗せてゆく手押し車の考案者であると共に製作者でもある。第二話以降、常念寺が右京の住まいとなるに従って、音三と共に、右京・はなの助力者となる。
音三………（太田博之）
組紐屋「花菱」の女房おむらの弟。悪人一味の嫌がらせで、おむらが右京の妻はなの内職を断ったのに義憤を感じて「花菱」を飛び出し、右京たちの後を追って二人の力になろうとする。

キャスト・スタッフ